池田の1人喋り第四回

気付いたらチケット買ってたし、
気付いたらお金払ってたし、
気付いたら収録乗り越えてたし、
気付いたら前日だったし、
気付いたら当日だったし、
気付いたら会場にいたし、
気付いたら出囃子なってたし、
気付いたら終わってた。

時間があっという間だった。
私の知ってる60分ではなかった。
本当に楽しかった。

私の仕事を晒しているここでだから本音の、本気の感想だけ書きたい。

池田さんの凄さは幅の広さと端正なルックスだけで勝負しない芸人らしさだと思う。

今回、このライブの乗っけで披露していたピンネタは池田さんの顔芸と、リアクションの反応のわざと過ぎず大袈裟にするうまさが乗らないと面白くないと思う。
そういった表現の仕方が丁寧で、しつこくないので面白いのゾーンに入った私にとっては全部がツボになってしまった。

トークの幅も広過ぎるし、上手いのか下手なのかわからない絶妙なモノマネもアクセントになっていて、飲まれるし、この人の話ならずっと聞いていられると思った。

関西で平場に強い芸人さんは知っているし、
相方のジャンボさんが絶妙に空気の読めるガヤ担当になりそうな面白い人なのも知っていた。
ただ、池田さんは申し訳ないがノーマークだった。
それ故に、バラエティのスタジオトークとか回してくれそう。という今回の発見は物凄く大きかった。

発見で言えば、
池田さん自身の視野が広い。
ライブ中も、お客さんみんなのことを見てるのかなっていうくらい周りを見ている。
そして会話をしてくれる。
持って生まれた性格も大きい気はするが、アイドル精神、サービス精神が凄い。

今後、色んな現場で「人たらし」でいいので、
誰にも臆せずグイグイいってほしいし、
その感じの池田さんが1番輝く気がする。

池田さんファンお馴染みの舞台監督は今回も雑めに「平次です！」と紹介されていて、女の子達が「あぁ！」と声にならない小さい悲鳴をあげていたのもすごいなぁと思ったし、
池田さんからの「彼女できた？」の問いかけに中々の声量で「できてない！」と断言していたのも笑ってしまった。

5回目もチケットがあるなら拝見したい。

素敵な60分をありがとうございました！