＃15秒ランウェイ

これをみて頂きたい。

これは #15秒ランウェイ というハッシュタグで
毎日二階堂ふみと金子ノブアキがinstaにあげていた動画である。

私はこの動画をみた時、何が何だかわからなかった。

最初はおふざけの私生活の動画？とも思ったが、

毎日毎日 #15秒ランウェイ のハッシュタグで動画が投稿される度、
何を意味しているのか、最終的には何になるのか、
気になって気になって仕方がなかった。

何気なく捉えていた動画を、毎回投稿されるもんだから
余計に気になってしまったのだと思う。

そしてよく見ると毎回Tommy Hilfigerの服を着ていることがわかった。
そして最終的にはTommyのお店でランウェイしている動画が映されて、
初めてこの動画はTommy Hilfigerの広告だとわかったのである。

instaを利用した広告としては、一般的な写真広告や
インフルエンサーの口コミなどをよく見かける。
そういった広告は初めみた時は「広告ぽくなくて良いなー」と思っていた。しかし今はインフルエンサー等が溢れてしまっており、
正直広告の投稿に疲れている自分がいた。

そんな中、この広告はまた「広告ぽくなくて良い！」
と思わせてくれる広告だった。

具体的にどんな点が良かったというと
・毎日投稿される割に何を表しているかわからない不確実性がある
・見ている人が答え探しに参加できる余白がある
・動画に遊びココロが含まれている

というところが良かった。

この広告を見た時私は、
田端さんの「ブランド人になれ！」
の売り方を思い出した。

”発売するまで本に関することは何も公表しないこと”
それが一般的な本の売り方である。

その中で田端さんは本の内容を公表したり、
本の表紙の色をファンに選ばせる余白を残したり、
発売までに少しずつpromotionをしていくことで、

発売前に本に関する期待をあげ、
発売前に本を売り切るという

斬新なpromotionを行った。

”常識と思われているPromotion方法をぶっ壊す”

ネットビジネスの繁栄と共に、四六時中広告に触れている現代で
求められている広告って
こういう広告なのでは？と思った動画でした。