見出し画像

冷えのぼせ

冷えのぼせって知っていますか?
最近は冷えてきて手足が寒く感じる方も多いですよね。
元々は50代が多かった冷えのぼせ。
今では食生活の乱れやファッションなどが原因により20代が冷えのぼせになっている方が増えています。


★冷えのぼせとは

身体全体に感じる冷え症に異なり手足は冷たいのに、上半身にカッと暑さを感じるのが「冷えのぼせ」です。
よく似た症状が更年期の症状です。冷えのぼせは年齢関係なく起こります。

・冷えのぼせチェック
①上半身には冷えを感じないが下半身は冷える。
②手足は冷たいのに頭はボーとする。
③暖房の部屋にいるとカーッと暑くなり汗をかく。
④手の平や足に汗をかきやすい。


★冷えのぼせの原因

冷えのぼせは冷えの一種で温度調節がなかなか出来なくなってしまうものです。
筋肉や食事の量が少なく身体がうまく作れない状態にあることです。
自律神経のバランスが乱れ血管の収縮や拡張のコントロールができず、上半身に熱が集中してしまうのが原因です。
身体が熱いと感じると脳は高温になるのを防ぐため頭や胸まわりから汗を出し熱を放出しようとします。
冷えのぼせを放っておくと疲れや肩こりの原因にもなってきます。
自律神経のバランスと下半身の冷えを改善することがポイントです。


★対策

①お風呂に浸かる。
38〜40度のお湯にゆっくりつかり外から温めてみてください。
冷えを感じている方はのぼせやすく、お風呂に長時間入るのが苦手です。
靴下を履いていても汗をかいて暑くなって脱いでしまいます。


②食べ物などで体の内から温める。なるべく常温または温めたものを食べ、食材も体を冷やすものは避ける。

③適度な運動を心がける。少し息がきれるくらいを目安にする。

④ほてりを感じやすい「顔」「脇」「手先」「足先」は、一時的に冷やして、熱を逃がし、「首の後ろ」「お腹」「お尻」「足首」は、部分的に温めるとよいそうです。

⑤室温と外気温の差は7度までにする。
エアコンの普及により室内の温度の差があまりなく、温度変化に対する適応能力が低下していると言われています。
寒暖差の激しい環境にいるとその気温差に対応しようとして、体は必要以上にエネルギーを消費します。そうすると自律神経が乱れて冷えが進行すると考えられています。
温度変化に対応するには、服装などで室内と屋外の温度差を7度以内にして、体温調節が可能な範囲にとどめるようにするのが望ましいとされています。

⑥下半身の冷えはお尻がポイント
特に梨状筋の筋肉をほぐしていきます。
1.椅子に座り左足首を右の膝に乗せます。
2.そのまま背中をまっすぐの状態で上半身を前へ倒します。
1回30秒を2回。

画像1



1.床に左足を90度に倒します。
2.上半身を倒していきます。
1回30秒を2回。

画像2


これは坐骨神経痛や腰痛にも良いとされています。
続けてやらないと意味がないのでぜひ毎日続けてやってみてください。

#冷えのぼせ #ストレッチ #マッサージ

健康な身体をいつも維持できるようにサポートしていきたいので応援していただけると有難いです。