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6.占星術を勉強したら風の時代をスイスイ進めるのだろうか

『占星術が好きなのに、なかなかホロスコープを読み解く事ができない!
でも、本気で勉強して読めるようになったら、風の時代をスイスイ進められるのだろうか。』

その問いに、真っ向からぶつかってみるこのnote。
その主人公はこちら。

名前:しゃなえ
誕生日:1月1日
星座:山羊座
年齢:30代
性別:女
居住地:東京都
職業:社長秘書

これまでのあらすじはこちらからどうぞ
《プロローグ》→
《第一話》自分のホロスコープを見た瞬間、思わず口から出た言葉→
《第二話》全身の細胞がバンザイしながら喜んでいる→
《第三話》まさかの!?→
《第四話》星の巡礼→
《第五話》私が地球に来た理由→

★☆★

《第六話》ニセ全知全能


星の巡礼という瞑想のグループワークで、地球と繋がる瞑想、いわゆるグラウンディングを初体験。どうせ言葉やビジョンなんて降りてこないだろうと思ってたのに、いきなり体がザザザと浮き上がり気づいたら宇宙へ、そしてそこから鉄腕アトムのように急降下して地球へ、さらにそこから私の両親の元へ。わずか10分程度の瞑想で、まだこの世に生を受けていない、誕生前のエネルギー体な私が、広い地球の日本という国にいる私の両親の元へと、一直線に突入していく瞬間を追体験してしまった。


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気づけば先生が音叉を鳴らしながら「さぁ、そろそろ地球にさよならをつげて、こちら側に戻ってきましょう」と瞑想の終わりを告げていた。



ハッと我にかえり涙を拭いた。ちょうどPCの画面越しに映るグループワークメンバー6名の姿が目に入った。皆瞑想前と変わらない様子で、泣いているのは私だけだった。
グラウンディングって、宇宙から地球にやってくるあの強烈な瞬間を体感できるものなんじゃないのか?なのにどうして皆そんなに冷静でいられるんだろう?と不思議に思った。


その後、先生から「地球と繋がってどんなビジョンや景色、感覚を味わいましたか?皆でシェアしてみましょう」と話があり、それぞれ体験をシェアする時間が設けられた。


その時に、あっ!と思った。そういえば瞑想時に地球に質問した「何のために地球に来たのですか」に対する答えって、たしか



「楽しみたい!地球に来たい!」って事だったんだよね?
そんな事を思い出して思わず笑ってしまった。私ってお気楽人間だなと。



6名が順々に、瞑想中に感じた事やビジョンなどを話し始めた。けれど皆の話を聞いて驚いた。なぜならグラウンディングとは、宇宙から地球への鉄腕アトムのような突入劇を体験するものではなく、地球からの言葉やビジョンをフワリと受け取るものだったからだ。



じゃあ、さっきの私のアレはなんだったんだ?



そう思いつつ、6名の体験シェアが終わり、最後、私が話す番になった。
恐る恐る「宇宙から地球へ、鉄腕アトムのように一直線にドビューンと急降下して、私の両親の元へと突入~」という話を始めると、6名は親身になって聞いてくれたのだが、唯一先生だけが一瞬目を丸くしていた。そして私が話し終えると先生は「恐らくあなたの瞑想は、地球以上に深い所に繋がったのでしょう。それによって前世を癒した、つまりご自身で前世療法を行ったんじゃないかしら」そうおっしゃった。


前世療法??"なぜ地球に来たのですか"と聞いたのに、どこがどうなって前世を癒しちゃったんだろう。いまいちよく分からなかったし、どうやら今回は地球に繋がれなかったようだ。とはいえ瞑想ってとにかく嬉しくて愛しくて幸せな時間なんだという事だけはわかった。


その日以降、あの恍惚感、幸福感に包まれたくて瞑想に明け暮れた。


にも関わらず、どんなに瞑想を続けても、ただただ真っ暗闇に一人ポツンといるような感覚にしかならなかった。



初回の瞑想から2週間置きに、第二回、第三回と計3ヶ月に渡って、10天体に繋がる瞑想ワークが行われたのだが、そのいずれにおいても初回のあの強烈な感覚を味わう事はできなかった。もちろん先生のサポートのおかげで、なんとなく天体と繋がっているような感覚はあったけれど、とはいえそれは私の力ではなかった。


おかしい。あれだけ深い所に繋がれたんだから、他の天体だって絶対に深く繋がれるはず。何かやり方が間違っているのかもと思って、ある時先生にこう尋ねてみた。
「初回はあんなに深く深く繋がって、恍惚感幸福感で満たされていたのに、今は何をやってもダメなんです。ビジョンが全く見えません。」
すると先生は「それでいいんです。あなたの魂があなたに見せたがっていたものを、ただただ見せてくれただけなんですから。」そうおっしゃった。



という事は、今の私には何も見せたくないって事なのか?いや、そもそもあの体験はビギナーズラックだったのかもしれない。それに、元々私は占星術を勉強しに来たのだ。初めての瞑想があんなに気持ち良かったからって、それに固執するのはやめよう。


こうして、星の巡礼という瞑想ワークから気持ちをスパッと切り替えて、占星術講座初級を受講する事になった。




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瞑想に重きを置かなかったその時の私に教えてあげたい。
自分のホロスコープにおける土星と12ハウスの関係性について、本当の意味で理解する日がそのうち来るよと。

【土星】
人生の課題、苦手意識、試練の星
【12ハウス】
スピリチュアル、見えないお部屋




つづく





《相性について》
知人友人の生年月日を聞いては、自分との相性を調べて勝手にほくそ笑んでいる私。
といっても、相性の良し悪しについて、詳しく勉強した訳でも解読方法を知っている訳でもありません。でもなぜか楽しいんです。(変態か)
その具体的な方法を今日はご紹介。


『シナストリー(相性診断)』
自分と相手のホロスコープを重ねて、相性が良いか、ご縁があるかなどを見るもの。私は、自分の天体と相手の天体が重なってるか、私のアセンダントに相手の天体が重なっているか、ぐらいしかチェックしないのですが、プロの方は細かなアスペクトまで見て判断されます。(やっぱりプロってすごい!)

ちなみに、今まで付き合ってきた元彼数人と、自分のホロスコープを重ねてみた所、たいてい私のドラゴンテイル(過去世でさんざんやってきた事)と、元彼の天体のいずれかがコンジャンクションしており、爆笑しました。過去世でご縁があったんだなと。(そろそろ新しいご縁が欲しい所。笑)

このシナストリー、相手の出生時間が分からずとも、なんとなく雰囲気で感じ取れる気もする(それはお前が適当なだけだ)ので、よければ皆さまお試しあれ☆

私がシナストリー(相性診断)で使っているサイトはこちら→



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