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田舎暮らしビギナー4年目の今

おはようございます。
兵庫県の北部に位置する豊岡市日高町でフリーランスフォトグラファーをしているトガシです。
すっかり更新を忘れてしまいましたが、タイトルにあるよう、但馬での生活をはじめて約4年が経とうとしています。

本格的に2拠点を始めた2020年。約1年ちょっと東京と豊岡を行き来して、その後2021年の秋に完全移住をしました。
2拠点生活を含めて4年の田舎暮らしを経験し、少しずつ環境にも慣れてきましたが、どんどん知らなかった村のことが見えてきて、相変わらずあたふたすることばかりです。
あまりに前回の記事から時間が空いてしまったので、今回はざっと近況報告をしようと思います。

36歳になりました

30代前半というくくりはいつの間にか去り、あっという間にアラフォーに。
自分が30代になるのも想像ついていなかったのに、もう40歳がチラついている。時が流れるのは都会にいても田舎にいても変わらず早いですね。
そしてご存知かと思いますが、2024年の36歳というのは本厄です。
来ました、ついに。30代後半の厄は体力勝負な気がして、本当に気をつけようと思っています。

写真業を始めてもうすぐ10年

2015年に写真部をやめて、完全にフリーランスとなったので、来年でまるまる10年となります。
東京で約6年写真の仕事をして、2021年に拠点を但馬に。
今でも東京に出張することもありますが、だいぶ減りました。
写真業をやりながら、日用品のセレクトショップを運営していることもあり、今仕事の割合はお店が7割、写真は3割ぐらいです。

自分のスタジオ

前々から小さくていいから自分の撮影する空間があったらいいなと思っていて、去年ついに完成しました。
名前は「冨樫写真室」。今後だしフォトから少しずつこの屋号にしていく予定です。
真っ白な空間で自分なりに写真と向き合い、制作していきたいと思っています。

真っ白な空間にしました

隣保に入りました

田舎ぐらしの方は隣保長になったんです、と言ったら「おつかれさまです」と言ってくれるかもしれません。
田舎は都会と違って人が少ないので、行政のサービスとの兼ね合いが難しいところがあります。そのため、昔から村の人同士が助け合い、そして安否確認の意味を含めご近所さんとお付き合いをする、隣保(りんぽ)というものがあります。都会にもある町内会のようなものですね。
そして、その隣保の長がうちの村では毎年順番に回ってきます。うちは10軒家があるので、10年に一度。しかし、マニュアルなども存在しないので、10年後に順番が回ってきたらパニックになりそう、ということで、1年目の今年夫と一緒に隣保長になりました。
ですが、これが結構たいへんで毎月バタバタなんです。


朝に霧が出るとその日はよく晴れる

家族がふえる

2023年10月に娘を出産しました。
妊娠から出産、そして現在育児奮闘中の毎日を過ごしています。
去年は人生で一番濃い年になりました。
移住して、田舎で妊娠、出産、子育てはとにかく知らないことばかりで、なぜこの知識をもっと義務教育に組み込んでくれなかったのか、など他にもしっておくべきで
少し新しい世界に触れられたような気がしています。

生後4日目

おわりに


4年目がビギナーと言えるのかと疑問もありますが、
30年、40年この地で暮らしている人に比べたらまだまだひよっこです。
そして、私がこの先ずっとここで暮らすのかどうかはわかりません。
でも、少し先を考えたらきっと但馬で暮らしているだろうなと思います。

この4年で暮らしも考え方も立場もだいぶ変化しました。
その中でも、移住して田舎で子育てしながら働くというのは想像以上に大変でした。
たくさんの人に相談して、話を聞いてもらって助けてもらいながら今暮らしています。なので、田舎で仕事をすること、子育てのこと、年齢のことなど少しでも誰かの参考になるといいかなと思い、今回あげた大きなできごとを今後記事にしていこうと思っています。

時間はかかるかもしれませんが、よかったらまたご覧くださいね。


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