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オフライン、濃すぎる。想像以上の収穫。【初の対面インターンで営業体験】

3月にアメリカから帰国し、それ以降の就活は全て全部オールオンライン。移動がなくて時間の融通がきいて便利だけど、やっぱりわかりにくい部分も多いし部屋とパソコンの景色に飽きてしまったー。

昨日、初めて"オフラインの"インターンシップに参加。オフラインを第一条件に、物理的に行ける距離で、興味がある会社から探して、見つけた1dayインターンシップ。

総括すると思ったよりも得たことがあって、思ったよりも会社のことを知れて、思ったよりも良かった。その分疲れた。

忘れたくないこと厳選まとめレッツゴー👇

アポとり電話のかけ方

①名乗る
②今お電話よろしいですか?
③アポの用件・目的を伝える
④アポに何分ほしいのか
⑤いつがご都合よろしいですか?
⑥決めた日程を復唱して確認
⑦お礼

プレゼンのコツ

いろいろあるけど、私が言われるまで気づかなかったもの

オーディエンス参加型
「これ知ってる人いますか~?」「○○さん、何だと思います?」等、問いかけで巻き込む。オーディエンスに、"自分"に話されてる感を与える。

②結論3回言う+アウトラインも大事!
プレゼン本体に結論はあるけど、プレゼン本体を結論でサンドイッチする。Intro→Body→Conclusion。さらに、プレゼンの最初に今からどういう話がどういう順で始まるのかをお伝えする。オーディエンスが迷子にならんように。

伝え方は内容並みに大事

声のボリューム・テンション・表情・ジェスチャーは大事。とは言っても内容の方が大事でしょ、と思ってたけど、もはや半々かもしれない。伝え方は、内容並みに大事。すごい良いこと思いついてるのに声小さすぎてよくわかんないとか文字が薄くて見えないとかテンションが低くて何となく印象が悪いとか、もったいなすぎる。逆に言えば、中身ぺらっぺらでも、元気が良くて声が通って熱意があれば心は動かされてしまう。話す方も聞く方も人間だからなあ。あくまで人と人のコミュニケーションであることを忘れてはいかんな。

戦略の先の戦術

提案の肝は「具体」。私たちが3チーム中1位を取れなかった要因は、抽象度が高いまま終わってしまったこと。抽象的な方針が定まったところで、その先の具体的なプランまで落とし込めなかった。戦略止まりで、戦術までいけなかった。

フィードバックをいただいて、「具体的であればあるほど良いの?いつでもどこでも絶対そうなの?」とか思ったのだけど。他チームの提案も聞いて、リアルな営業シーンで考えてみると腑に落ちた。広く網羅してるけど抽象度が高い提案と、ピンポイントだけど具体度の高い提案、自分がクライアントだったらどっちとるかって考えたら当たり前に後者。そういうことだ。結局は何かせんなんわけだから、理論とか方針だけ提案されてその先はご自分で!と丸投げされても困る。

ヒアリングで聞くべき項目

課題の現状
課題の原因
顧客のうち、どの層をターゲットにするか
強み(売り)
競合・ライバル
今後のビジョン
相手の出身・経歴

ヒアリングのコツ

定性と定量が偏らないように。どっちかだけではダメで、どっちも必要で、だからこそバランスに注意。定性的情報だけでは抽象的なふわっとしたマインド強めな提案しかできなくなるし、定量的情報だけでは数字を追いかけるばっかりになって思いや願いを無視しがちになる。どっちも必要。

営業とは何か

「お金を生み出せるのは営業だけ」。いやバックオフィスの総務だって人事だって価値提供してるから、お金生み出してないは言い過ぎでは?とか思ったんだけど。お客さんと直接やり取りして、契約をとりつけて、お金を生み出すのは営業だけ。確かに、営業がいないと、ビジネスは成立しない。

ちなみに営業職の定義(何をするのか、誰を相手にするのか)は会社によって若干ズレがあると思うけどどうですか?と質問したところ、答えはYESっぽかった。マーケティング(データ分析)を含む営業もあれば、手に火傷を負うような製造を含む営業もあれば、編集者業務を含む営業もある。一概に営業と言ってもそれぞれ違うから、ひとつひとつの企業をちゃんと知らんなんなと思う。

100万分の1の人材になる方法

リアルに100万分の1ってオリンピック選手とかしかいないけど、正攻法の他にもうひとつ方法がある。100×100×100は100万。すなわち、100分の1を3つ身につければ、あなたは100万分の1。3分野でプロになれ。

ちな、10,000時間(9:00-18:00で働くと約3年)あればプロになれるらしい。「石の上にも三年」は真実。

オフラインのすごさ

オンラインに慣れきって、かつオンラインに飽ききっていたので、対面のイベントが新鮮で懐かしくて非常に疲れた。オフラインの方が情報量が多い。与えられる情報量というよりか、盗める情報量が、多い。オフラインって移動大変だし時間かかるし疲れるし大変だけど良いなあと思うと同時に、普段やってるオンラインのイベントって楽と引き換えにかなりの情報量失ってるんだな。なんとも。不思議な気持ち。

オンラインとの違い:
移動が伴う
拘束時間が長い
人の雰囲気がわかりやすい
社員同士の距離感から、会社の雰囲気がなんとなくわかる
休憩時間の社員さんの距離感とか意外と大事な判断材料
雑談しやすい
「こんなこと聞いていいのかな」が聞きやすい
オンラインより砕けた感じでフランク
より記憶に残る
覚えてもらいやすい

感想

自分、緩すぎかな?大人に対して。今回は5億年ぶりの対面だったことと、「みほは大人と話せる」って言われるようになったことと、すごくフランクな社員さん揃いだったことから、ちょっと砕け過ぎてしまったかなと反省している。大人と話したい・もっと聞き出したが先行するあまり、距離の詰め方ミスったかもしらん。何が正解かわからん。

換気と休憩増やしてほしかった。しょーみ終盤疲れすぎてもう頭回らんかった。社会人になったらそんなこと言ってられないんだろうか。だとしたら気が重い。

「オンライン飽きたから何かオフライン行きたい」だけの動機だったけど、結局、インターンシップとしての収穫は思ったよりもあったから行って良かったし、会社自体も知ったらいいなと思ったから行って良かった。


どうしてもそりゃあオフラインの方が良いので、これからもっとオフライン行きたいと思う反面、東京まで「今」足を運ぶのはまだ躊躇う。ジレンマ。

2021.01.24 みほりーぬ

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