”相手が成長していない”のは、”自分が成長していない”ということ。

こんにちは。
教育に携わっていく中で”成長”いう言葉をよく聞きますし、自分自身も使っていきました。


そんな中『教えている人が成長しない』だったり『成長してくれない』と言った言葉もよく聞くんですよね。
以前に色々な人の話や本を読んでいく中で、ふと自分にしっくりきた考えが出てきました。そんなお話を今回はしていきたいと思います。

それがタイトルの『相手が成長してないのは、自分が成長していないということ』でした。
人を教える立場になった人からきく言葉で
『成長意欲がない』
『何回言っても変わらない』
『自分から勉強をしない』
などと言った、声を聞くんですよね。

確かにわかるんです。
『何度も言ってんだけどなぁ…』
と言った気持ちになるのもわかるんです。

しかし、そう言っても”現状は変わらない”というのも事実で、どうしたらそんな現状を打破できるのかと考えた時にこの言葉をふっと思い出しました。

『相手の行動を変えるなら、まず自分の行動を変える』
よく言われることなんですが、単純にこれを”成長”に置き換えても全く同じことなんですよね。

「当たり前じゃん』と思う方も沢山いるかもしれませんが僕としてはとてもしっくりきてスッと腑に落ちました(笑)

ということは、
『相手が”成長”する前に』
『自分が成長する必要がある』
ということになります。

きっと自分が”成長”することで、相手に対してのアプローチの仕方や、説明に当たっての自分自身の理解の深度、そして相手側の気持ちに立った話し方といった”引き出しの多さ”と”引き出しの深さ”が変わってくるんだと思います。

そうしたらきっと相手にフィットする手段が見つかるわけですね。
これがないと『とにかく、やってみて』と言った内容になってしまい、相手の成長に繋がらない結果になってしまう…
これだけは自分としても避けたいんです。
なのでとてもいいことに気付けたと思います。

そうした教育に携わっていく中で、逆にみなさんに”成長”させてもらっているんだな思えるようにもなりました。自分が”成長”するきっかけをくれるのは、上司だけでなく、成長のサポートをするその相手からももらえるんですね。

『要は自分がどう捉えるか?』
これで内容は大きく変わるんでしょう。

そこに気づけてなかった時期もありました。その時期の後輩達には大変申し訳ないことをしてしまったな…と思います…

ただ、正直本当に何をやってもダメな場合もあるとは思うのです。
なので僕が後輩に何か教えることがあれば『そんな時は自分に矢印を向けすぎないようにだけ注意してほしい』とだけは伝えておきます。
そんな時は一旦休憩してからもう一度進んでいければと思います。

そうしたら新たな発見があるかもなんで。

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