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2021 やわらか日記 過去ログ4

2021/05/07 小説の校正の話

 こんにちは。白です。
 今回は小説の校正のお話です。

 三月からちょいちょいKindleにする原稿の校正をしています。
 校正を三月から行い、原稿を人にも見ていただいているので誤字が減りそうなものですが、いまだにあります。恐ろしいです。
 私は校正が苦手なのですが、その理由はつい読みふけってしまうからです。それでは駄目だ、と思った私は、プリントアウトしたページをバラバラにして校正することにしました。じわじわと文章が直せました。
 それでもまだ不安だったので、バラバラにしたページの後ろから読んで文字を校正することで、文章の意味が取れないようにしてみました。すると、先ほどよりもさらに文章の粗が見えるようになりました。
 これは最近読んだ小説の書き方本に書いてあった方法です。プロはすごいと思いました。

 その前段階で一太郎校正とWord校正が入っているので、ある程度の間違いと表記揺れ、頻出語の直しなどを行っています。が、校正するとまた表記揺れが出てくるので、その都度文章を検索して漢字やひらがなを直しています。面倒です。
 以前の文豪の文章は表記揺れがけっこうあります。原稿用紙に書いているから当然ですね。表記の統一は、文章の直しが容易になった現在固有の現象なのかなあとも思います。

 文章の語尾も弄ると現在形と過去形のバランスが崩れることがあるので大変です。しかし読みやすい文章のためにはやらなければならない。ぶつぶつ言いながら直しています。
 Kindleは五月末くらいに出せればいいなと思っております。全年齢のBL小説のWeb再録集です。

2021/05/09 車のステッカーの話

 こんにちは。白です。
 今回は車のステッカーのお話です。

 車のステッカーに「主張系」のステッカーが張ってあることがあります。「I Love ○○」とか「Baby In Car」などです。
 ドライブレコーダーで録画中とか、実用系のステッカーもありますが、なかには違う用途のものもあります。

 家は観光地で、県外の車が多いです。新型コロナが流行ったさいには、県外から来た車はいやがらせをされるという噂が立ちました。なので、県外ナンバーの車に「○○県在住です」とか「県内在住です」というステッカーや張り紙が張ってあることがあります。

 「家に猫がいます」というステッカーを最初に見たとき、「なぜ家の猫の主張をする」と私は笑いながら思いました。が、あれは自分が事故を起こしたときに、家に猫がいるから助けてほしいというサインなのだそうです。

 職場の二十代の男性が「特に誰も乗ってません」「乗ってくれる人がいません」ステッカーを並べて張っていたときは、心の闇があるのね……とひっそり忖度しました。誰か乗ってくれる人がいればいいなと思います。

 アーティスト系のステッカーを張ってあることもありますね。矢沢さんとか浜崎あゆみとか、どちらかというとヤンキーの方々が好みそうなアーティストのステッカーが多いような気がします。
 あと私が遭遇する確率が高いのは「水曜どうでしょう」の番組ロゴのステッカーです。家は北海道から遠く離れているのですが、水どうを愛してやまない方がいらっしゃるんだなあと感慨に耽ります。

2021/05/12 猫歩きを観る猫

 こんにちは。白です。
 今回は家の猫のお話です。

 家の猫はBSの世界猫歩きを観ます。ぼうっとした性格の猫です。だいたい機嫌がよく、尻尾をぴんと上げて家のなかを歩いています。
 昼食のときに猫歩きの再放送があるのですが、猫がテレビの前に座ってふしぎそうに画面を眺めています。最初はテレビの後ろに回り込んで何があるか確かめていましたが、最近はテレビの映像をガン見しています。
 ドラマとかドキュメンタリーには反応しません。鳥やスポーツなど、激しく動くものに反応することはありますが、基本的には無視しています。
 猫歩きでは最初、猫の鳴き声に反応していましたが、じきに「仲間がいるな」という感じで観るようになりました。実家にいる猫は忙しい性格なのですが、猫歩きをやっていても観ないそうです。

 家の猫はおっとりした家猫なので、庭に野良猫がいても無視しています。実家の猫のように喧嘩するようなことはありません。
 以前飼っていた老猫は神経質だったので、野良猫にいちいち威嚇していましたが、今の猫は縁側でのんびりひなたぼっこをしています。そのせいか家の庭では野良猫が昼寝をしています。

 以前の老猫は神経質で執念深く、一ヶ月前に喧嘩したことをしつこく覚えていて私に威嚇するような奴でした。頭が良かったです。
 今の猫が家に来てから、私は猫が怒っているところを見たことがなかったのですが、私が仕事で遅くなる日がつづいたとき、カリカリがぶちまけられていたのを見て「こいつ一応怒るんだな」と思いました。
 同じ猫でも性格はいろいろです。

2021/05/15 狩猟本能の話

 こんにちは。白です。
 今回は自分の狩猟本能を感じたお話です。

 私が狩猟本能を発揮するのはたいてい趣味の分野です。読書と音楽鑑賞と手芸が趣味なので、狩猟本能は本、音楽、布に偏っています。
 もう煩悩はこれだけで十分なのですが、最近自分に新たな狩猟本能があることに気づきました。

 友人数名で山菜を採ろうということになりました。ターゲットはふきのとうとアシタバです。
 友人の友人が山菜ハンターで、頭のなかに近所の山菜マップがある方でした。私たちはスーパーのビニール袋片手に、山菜を採りに行きました。
 アシタバとは私の住んでいる地域に自生している野草です。若葉を天ぷらやごまあえ、おひたしなどにして食べます。くせのある青野菜です。若葉を採っても明日にはまた生えてくるのでこういう名前がついたそうです。
 私はざくざく林に分け入ってアシタバの若葉を採りました。気分が高揚してきて、私はアシタバに狩猟本能を感じるんだなあと思いました。そしてもっと危険なものに狩猟本能を感じなくてよかったと思いました。

 私は山菜ではタラの芽が好きなのですが、タラの芽も近所に自生しています。が、おいしいのと数が少ないのとで、タラの芽には山菜ハンターたちがしっかりチェックを入れています。
 タラの芽はひょろっとしたトゲトゲの木の突端に生える芽なのですが、採れるのは一年に二回までです。それ以上採るとタラの木が枯れてしまうので、山菜ハンターはタラの木を守りつつタラの芽を狙っているのです。
 なので私のような素人がおいそれとタラの芽を採ってはいけないわけです。別の友人がタラの芽を見つけて採っていましたが、何の準備もしていなかったのでトゲで血まみれになっていました。

 今年採った山菜はそれだけですが、車を運転しているときにコゴミがある空き地を見つけました。
 コゴミはシダのくるっと丸くなった先端部分です。くせがないため、茹でてサラダなどにして食べます。
 今年はもう山菜のシーズンが終わってしまったので、コゴミは来年採りに行きたいです。

2021/05/18 突発的に仕事を入れた話

 こんにちは。白です。
 今回は自分のお仕事のお話です。

 私のお仕事は美術関連です。それだけでは食べていけないので副業したりハンドクラフトの内職をしたりしていますが、本当のお仕事はそちらです。
 最近何も考えずに本業の個展の予定を入れ、ハンクラの委託販売をお願いしました。
 個展は、会場が「このころなら空いていますよ~」と言われ、即決でお願いしました。そして内職で販売しているハンドクラフトの委託先も決まりました。
 「品物を作り溜めておいてくださいね」と言われ、予定が年内までびっしり埋まったことに自分でハッとしました。

 美術のお仕事は、コロナの影響で美術展が開けず、個展の予定だけが延び延びで存在しています。今回は箱が小さいため、小品をたくさん作らねばならず、また新たに計画を立て直さなければならない状態です。
 現在頭がいっぱいいっぱいになっているので、きちんと計画を立てようと思います。

 小説は、五月か六月にWeb再録集のKindleを出します。全年齢のBL小説です。素敵な表紙を描いていただき、Twitterでお披露目させていただきました。六万字の短編集で、約一万字が書き下ろしです。
 あと七月くらいにR-18のWeb再録集を出します。現在書き下ろしを執筆中です。
 小説もうまく予定を組み込んで書きたいと思っています。

 委託販売先で素敵なバッグを買ったのですが、家族に「いいね」と言われたのでバッグは家族に渡しました。
 そろそろ自分のバッグを変えたいと思っています。布は買ってあるのですが、作るところまで至らずに放置しています。
 欲望の荒ぶるままに「すみっコぐらし」の帆布を買ってしまったのですが、おばちゃんがすみっコのバッグを持っているのもどうかな……と思い作っていません。いつか自分の理性を何とかしたいです。

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