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Sonos Port導入

Sonos Port(写真)という,日本ではあまり普及していない小箱型のDAC内蔵コントローラを使うと,パソコンを経由せずに,ハイレゾ・ストリーミングもCDから取ったデータも聞けてスッキリ,という話.

AmazonHDやAppleMusicはいまや超過料金なしでハイレゾ対応しているのですが,わずか半年前のオーディオ専門誌にはそうしたストリーミングサービスをパソコン無しで既存のオーディオシステムに繋ぐにはマランツかTEAC等のネットワークプレーヤーを買うしかないと断言する老オーディオ評論家がいました.しかしあちこち情報を探してみるとSonos Portを使うとこれらストリーミングサービスをルータから直でアンプに送り込めることが分かりました.早速導入してみると,まさに「一枚ヴェイルをはいだ」鮮烈で自然な音.パソコンがノイズの塊である説が正しいような気がしてきます.操作や選曲はスマートフォンのアプリからでもパソコン上のアプリからでも可能です.

ただ,ストリーミングとは別に,手持ちの数百枚のCDからせっせとリッピングして.wavファイルで貯めた500GB超のソースもあり,そっちは相変わらずmac > DAC> アンプ> スピーカで聞いていました.これもパソコンを経由せず,Sonos Portで聞けないものかとさらに情報を探すと,Sonosのユーザフォーラムで「パソコンもDACもredundantである」とコメントをもらって我が意を得たり.そこでNAS導入に踏み切ったわけです.そこからがやや難航していましたが,同じSonosのユーザフォーラムで,バッファローのNASの設定が「SMBv1とSMBv2両方」になっているとダメで「SMBv1」か「SMBv2」のどちらか片方に限定してあれば大丈夫,という耳寄り情報を得て,ようやく昨日開通しました.これで当分,上流方面には悩まずに音楽を楽しめる環境になりました.

Sonos Portはアマゾンでも売っていますが,ベスト10レビューワーであるという人がSonos PortをよりによってAmazon Echoと比べて,優位性を見出すのが極めて難しいという見当違いのレビューをしているくらい,真価が知られていない製品です.ハイレゾのストリーミングを楽しむだけなら簡単なのですが,NASを設置するとなると私のように設定でいろいろトラブるからなのでしょうか.

底面は万年筆サイズのほぼ正方形

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