見出し画像

【本解説】金儲けのレシピ

今回解説する本は金儲けのレシピです。

ビジネス書を読みまくっているが成功できないと悩むビジネスパーソンに向けて、お金儲けの極意をわかりやすくお伝えします。著者の事業家bot氏は年商10億円の起業家で有名Xのアカウント運営社です。

結論

本書の結論は以下の4つです。

  1. 普通の商売は儲からない

  2. 『お客様に働いてもらう』を考える

  3. 権威になれ

  4. 『根源』のニーズを満たせ

具体例を交えながら深掘りして解説していきます。
そもそもなぜビジネス書を読んでも成功できないのかについて触れていきます。まずビジネス書を読んでも成功できない要因として挙げられるのが、『コストを見直しましょう』『社員のモチベーションを上げましょう』といった精神論です。

また特定の事例でしか通用しないような体験談では万人には通用しないという事です。成功者のノウハウはその事業のドメインに詳しいだけであって再現性がありません。なので既存のビジネス書では汎用性がないので誰が読んでも成功する可能性が低いのです。

そこで著者である事業化botさんは誰もが成功できるために、儲けの原理原則をつくってあげようと生まれたのが今回ご紹介する本『金儲けのレシピ』というわけです。

ということで著者の意図を理解できたところで本題です。

普通の商売は儲からない

一つ目は普通の商売は儲からないについて
質問です。

商売において安ければ売れるといった考えは正解でしょうか




答えは正解であり不正解でもあります。意地悪な答えですみません。
その理由は完全競争市場において低価格販売を行うと最終的に利益は自分の働いた分しか残らないからです。完全競争市場とは経済学の減速で売り手と買い手が無数に存在し、地上の全情報を全参加者が持っているということを仮定に置いた経済学における概念的なモデルのことを指します。

結論から言ってしまうと『安売りすると最終的にほとんど利益が出ない』ということです。著者が例として挙げているのが、かつて日本を代表する企業だったダイエーです。

巨大流通帝国を築き上げたにもかかわらず、あえなく産業再生機構。事実上の倒産となりました。ダイエーが倒産した原因がまさにや安売りでした。ダイエーは価格統制権を消費者に渡すことをビジョンに掲げ、自社の持つ流通力で価格をコントロールし良い商品をどんどん安くしました。

そのビジョンが達成されてしまうとはにほとんど利益は残らず倒産となったのです。一般的に商品は売れば儲かると思いがちですが完全競争市場においては普通に商売をしていると最終的に自分の取り分くらいしか残らなくなるのです。

ではどうしたらいいのか。著者は特殊な理由で完全競争市場にならない市場を発見、または作り出せと述べています。一言で言えば普通でないやり方で、特殊な構造を作り上げることで儲けることができるということです。

以上を踏まえて普通に商売するのではなく特殊な構造を作ることで儲けることができるのです。

お客様に働いてもらうを考えよう

2つ目はお客様に働いてもらうを考えようについて
特殊な構造を作ることが金儲けの原理原則でした。気になるのは特殊な構造とは一体どんな構造なのかです。

というわけでご紹介するのがお客様に作業をさせるといった特殊な構造です。普通に考えればお客様はサービスを受ける側です。しかし普通はダメとお伝えしました。なのでお客様にサービスしてもらおうと思います。

お客様にサービスしてもらうなんて意味がわからないという声が聞こえてきます。わかりやすい例を挙げていきます。

それが焼肉屋です。焼肉屋はお客様に調理させることでそのコストをお客様側に転嫁できます。一般的に飲食業はお店側が作った料理をお客様が食べるといったものです。しかし焼肉屋はお客様に作ってもらい食べるというものです。さらに焼肉屋は家で作りにくい、仕入れの優位性がある、酒の売り上げがあるといったメリットも積み重なって商売のモデルとしては優秀と言えます。

しかしお客様に作ってもらうというのは飲食に限ったものではありません。他にも家具のIKEAはDIYを謳い文句にお客様に作ってもらうビジネスモデルです。普通の家具屋さんは材料を仕入れ、組み立てて、販売するといったモデルですがIKEAは材料を仕入れ、販売するだけです。お店側としては組み立ての労働コストをカットできるので材料のコストのみです。また自分で作ることが好きという人もいるので実は安定した商売なのです。

このように逆転思考でお客様に作ってもらうことで本来掛かるコストを削減し、利益を出すことができるのです。

権威になれ

3つ目は権威になれについて
お客様に作ってもらうことで儲かることが分かりました。次に紹介する特殊な構造とは権威という二文字がキーワードです。

あなたは風邪をひいたとき病院に行きますか?


風邪くらいではほとんど病院には行かず市販の薬で済ませてしまうでしょう。しかし不思議なのが病院に行った方が治りが早い気がしませんか。薬の違いもあるでしょうが、なによりお医者さんの処置によってそう感じると思います。これを心理学的に言うと権威効果と言います。 権威のある人に言われるとなぜか信じてしまうといったものです。これを商売に使うと良いです。

著者が紹介する特殊な構造、それが勝手に権威になるです。
勝手に権威になるとは資格を作ったり、格付けしたり講師になったりすることです。資格で言えば資格を取るのではなく、資格を作る側になります。

例えば〇〇検定という資格取得を促し、教材料、資格取得料などで儲けます。

格付けとは自分が勝手に格付けをすることであたかもお墨付きがあるように思わせることです。
例えば口コミサイトです。口コミサイトは店舗などを勝手に掲載しユーザーに評価させるものですが、その影響力は甚大です。

講師になるとは、資格なり格付けなどで自分が優位になったあと自分が教える側になることです。講師業・スクール業を通してこのスキルを身に付ければ稼ぐことができます。と謳うことで儲けることができます。

このように勝手に権威になることで自分にお金が流れてくるシステムを構築することができるのです。

『根源』のニーズを満たせ

4つ目は根源のニーズを満たせについて
勝手に権威になることで儲かることが分かりました。
最後は究極のレシピについてお伝えしていきます。著者の唱える『究極のレシピ』それが『金儲けレシピ』を売ることです。

そもそもですが、どんなやり方にせよ人間の一番根源的な欲求は『もっと効率的に、楽して儲けたい』といったものです。従ってそのニーズを満たすもの、そして自分だけのオリジナルのレシピを作ることができれば究極に儲けることができます。

著者が例として挙げているのがセブンイレブンのフランチャイズシステムです。
セブンイレブンはセブンイレブンの看板を貸してあげるから儲かりますよとうたい、その代わりにロイヤリティを徴収しますといったルールで体制を果たしたのです。これこそ最強のレシピであり、たくさん効率良く、楽して儲けられるレシピを売っています。

ここを押さえた上で自分なりの究極のレシピを作ることでお金を儲けることができます。

まとめ

金儲けのレシピのまとめ
1、普通の商売では儲からないと心得よう
2、自分ではなく相手に行ってもらえることを探そう
3、自分が権威になる方法を考えよう
4、究極は儲かるレシピ自体を売ること

この動画では金儲けのレシピの超重要なポイントのみに絞って解説してきました。まだまだ紹介できていない部分が多いです。おすすめの本ですのでぜひ読んでみてください。リンクを下記に貼っておきます。

今回の知識が何か少しでもあなたの人生の役に立てれば幸いです。
本の解説と人生の役に立つ知識の紹介をしています
少しでもいいな!と思った方は❤️マークのタップをお願いします。
私の励みになります。

これまでの解説で人気記事は以下です!こちらも是非読んでください!

ではまた次の投稿でお会いしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?