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【本解説】エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

今回解説するのはベストセラー&電子累計50万部突破のロングセラーである『エッセンシャル思考〜最少の時間で成果を最大にする〜です。

ビジネスで成果を出せない、もっと効率よく仕事をしたいという悩みを持っているあなたには是非最後まで読んでいただきたいです。 タイトルにもあるようにエッセンシャル思考を使って問題解決へ繋がりますので楽しみにしてください!

著者のグレッグ・マキューン氏はシリコンバレーのコンサルティング会社のCEOです。Apple・Google・Faceboo・X(Twitter)など有名企業のアドバイザーを務めている人物です。

結論

今回の重要ポイントは5つです。

  1. エッセンシャル思考とはやり方を変えるためのもの

  2. エッセンシャル思考の基礎は3つ

  3. エッセンシャル思考に必要なのは見極め方

  4. エッセンシャル思考を行うには捨てなければならない

  5. エッセンシャル思考になるには仕組みをつくる

この5つのポイントを具体例を交えながらしっかりと解説していきます。

エッセンシャル思考とはやり方を変えるためのもの

1つ目はエッセンシャル思考とはやり方を変えるためのものについて。そもそもエッセンシャル思考とはどんな思考法なのか。エッセンシャルを直訳すると欠くことのできない必須・本質・重要という意味ですが、本書では『やり方を変えるためのもの』とされています。

目の前に大量の仕事があったとしたらその仕事をこなす方法を考えるのではなく質の高いやり方に変えていく方法を考えます。この質の高いやり方に変えていくには次のような思い込みを克服しなければなりません。
1、やらなくては⇨やると決める
2、どれも大事⇨大事なものは滅多にない
3、全部できる⇨何でもできるが全部はやらない

これらをことを無意識で行えるようにすることで最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。これを踏まえると『より少なく、しかしより良く』を追求するのがエッセンシャル思考と言えます。

エッセンシャル思考の基礎は3つ

2つ目はエッセンシャル思考の基礎は3つについて。エッセンシャル思考が追求するのは『より少なく、しかしより良く』でした。次はエッセンシャル思考の基礎についてです。エッセンシャル思考の基礎は次の3つになります。

1、選択
時間とエネルギーの使い方を自分で選ぶことです。人間には学習性無力感という何をしても無駄だと思ってしまう性質があります。この性質によって人は選ぶ力を放棄し、他人の言いなりになってしまうのです。自分で選べる・これをやろうと絶えず自覚しておくことが必要です。

2、ノイズ
世の中の大半はノイズである。つまり無駄なことでありこのノイズを見極めることが重要です。ビルフレッドパレートが提唱した80対20の法則です。世の中の重要なことは20%ほどであり、残り80%はそれほど重要ではありません。この20%を見極めることが必要です。

3、トレードオフ
時間や資源は有限なのであらゆるものに力を注ぐことはできません。『どうすれば全部できる』と考えるのではなく、『何を取り、何をするのか』を考えながら選ぶことが必要です。

以上の3つがエッセンシャル思考の土台となりますのでチェックしておいてください。

エッセンシャル思考に必要なのは見極め方

3つ目はエッセンシャル思考に必要なのは見極め方についてです。エッセンシャル思考の基本となる選択・ノイズ・トレードオフが理解できましたので、次に理解しておきたいことがエッセンシャル思考です。必ずと言っていいほど必要な見極め方です。

見極め方とはあらゆる選択肢を検討した上で重要なことを引き受けることです。どうしたら見極めることができるようになるのか。それは『じっくりと考える余裕と厳密な基準』です。

じっくりと考える余裕とは孤独になれる時間を作ることです。忙しいと集中することができず何も考えることができません。一人の時間を作り、孤独になれる時間を設けることで集中せざるを得ない状況を作ることで本質を見極めることができます。

厳密な基準とは最も厳しい基準を設けることです。上司の命令だから頼まれたからといった基準ではなく、上位10%の重要なことだけ『Yes』と言うだったり自分の求めていることだから『やる』決めて行動するといったように明確で厳しい基準を設けることで本質を見極めることができます。

このようにじっくりと考え選ぶ基準を明確にすることで見極める力が身についていきます。


エッセンシャル思考を行うには捨てなければならない

4つ目はエッセンシャル思考を行うには捨てなければならないについてです。エッセンシャル思考には見極める力が必要不可欠でしたが、これだけではエッセンシャル思考は完成しません。次に知るべきは捨てる技術です。ここで言う捨てるとは断ることを意味します。実のところ成果を上げるには断ることが重要であり、それも相手を傷つけずうまく断ることが重要です。

ではどうしたら上手く断ることができるのか。そのコツとして2つあります。
1、判断を関係性から切り離す
頼みごとを断ることと他人を拒絶することの関係性を切り離すことです。 頼みごとを断るのは相手を拒絶することにはなりません。仕事の業務量的に限界だった場合は断っても関係性が崩れることはありませんよね。他には時間的に向かうことができない待ち合わせ場所を指定された場合もことわりますよね。日常的に断ることをみんなしています。そのため他人を拒絶する行為でなければ相手を傷つけることなく断ることはできます。

2、直接的でない表現を使う
キッパリ『No』と言わなくても断ることはできます。『声をかけてくれて嬉しいのですが、あいにく手が一杯で』とやんわり断ることで相手を不快にさせません。断るワードの前に声をかけてくれて嬉しいことや、頼りにしてくれて嬉しい旨を伝えることで相手の気持ちに気がついていることを伝えることができます。そうすることで表現は柔らかくなり、断りやすくなります。

このことから相手の頼みごとをうまく断ることでエッセンシャル思考に近づくことができます。


エッセンシャル思考になるには仕組みをつくる

最後の5つ目はエッセンシャル思考になるには仕組みをつくるについてです。エッセンシャル思考は見極める・捨てるが大きな部分を占めていました。実はもう一つエッセンシャル思考にとって重要な要素があります。

それは仕組み化です。スムーズに実現できる仕組みです。これがあれば努力や根性は入りません。ではどのようにして仕組み化するのか。ここでは仕組み化の1つである『習慣』について解説します。

習慣とは本質的な行動を無意識化することで重要なことをやるのが普通の状態にすることです。日頃から正しい習慣を無意識に行い自然に達成することを目指します。つまり悪い癖を正しい習慣にすることを意味します。そのコツは次の2つです。

1、新しいトリガーを作る
トリガーとはきっかけのことですがきっかけとセットにすることで習慣化することができるというものです。著者は毎日日記をつけるために毎晩『携帯を充電するときに日記を書く』というきっかけと セットにしたことで日記を習慣化できたそうです。

2、難しいことから手をつける
人は難しいことを後回しにしてしまう性質があります。しかし後回しにしてしまうとさらにモチベーションが下がってしまい未達となります。これを防ぐに難しいことから手をつけると決めてしまいましょう。難しいこともタスク化することで習慣にすることができます。

このことから習慣化することでそれが無意識に行えるようになり、放っておいても目標を達成することができます。

まとめ

エッセンシャル思考のまとめ
1、エッセンシャル思考が目指すのはより少なく、より良く
2、エッセンシャル思考の基本は選び方
3、見極める力を身につけよう
4、捨てる力で無駄を省こう
5、仕組化してすんなり実現しよう

この動画ではエッセンシャル志向の超重要なポイントに絞って解説してきましたがこれを機会に手にとって読んでみるのもオススメですよ このチャンネルでは毎週月曜日と土曜日の週2回配信していますので参考になったと いう方はチャンネル登録と高評価をお願いします では次の動画でお会いしましょう

今回のnoteでは重要なポイントに絞って解説してきましたが、まだまだ紹介できていない部分が多いです。おすすめの本ですのでぜひ読んでみてください。リンクを下記に貼っておきます。

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ではまた次の投稿でお会いしましょう!


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