見出し画像

未経験からWebディレクターへ 2年目社員の挑戦と成長ストーリー

・・・

はじめに

こんにちは! 株式会社エムハンドの広報チームです📢 弊社ではディレクター育成と採用に力を入れており、現在も継続して活動中です。今回は未経験で入社し、現在2年目ディレクターとして日々成長を遂げている、ディレクターKさんにインタビューを実施しました🎤 匿名Kさんがメインディレクターとして担当したサイトはこちら👇

学生時代のお話から、採用時のこと、またディレクター業務に携わる現在までのお話を伺いましたので、皆様にご紹介いたします!

<今回の主役🎤>
・ディレクター 🤾🏻‍♀️匿名K(https://x.com/_SYC99D
北陸地方出身、東京都在住。大学で社会学を専攻した後、専門学校でコミュニケーションデザインを専攻。デザインの基礎を学び2022年卒業。その後、エムハンドにディレクター職で入社。 趣味は音楽・ラジオを聴きながら、手作業、家事をすること。三軒茶屋にあるジュウニブンベーカリーの風船パンが好き。


・・・



01.自己紹介

<質問>
簡単に自己紹介をお願いします。

🤾🏻‍♀️匿名K:
2023年6月にエムハンドにディレクター職で入社し、現在2年目の匿名Kです! 北陸地方出身で、現在は東京都に住んでいます。

📢広報チーム:
よろしくお願いします! 北陸地方ご出身とのことで…2024年元旦に地震が起こったと思いますが、確か帰省されていましたよね? Xでポストしているのをお見かけしました👀

🤾🏻‍♀️匿名K:
はい、そうなんです。帰省している時に震度5の地震が起こったのですが、実家の地域は、地震の影響より津波警報がでてしまったことで避難することになりました。家に被害はあまりなかったのですが、母が大事にしていたこけしのオブジェ(推定)は真っ二つに割れましたね。

📢広報チーム:
大変でしたね…。やはり、体育館などの施設に避難したのでしょうか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
高台に避難する必要があったので、古墳の上に避難しました。

📢広報チーム:
こ、古墳…ですか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
はい。古墳の上がちょうど海抜30~40m程度の高い位置にあたるので、そこに家族で避難しました。

📢広報チーム:
なるほど、確かに古墳は高台になっていることも多いので、避難場所になりますよね…参考になりました。ありがとうございます。(地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます)


02.努力と行動力で突き進んだ学生時代

<質問>
エムハンド入社前について、教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
大学で上京するまでは、地元富山で過ごしていました。小学3年生の頃からハンドボールを始めて、高校で引退するまで、ずっとハンドボール漬けの日々でしたね。

📢広報チーム:
青春ですね…(あの頃を思い出したい、遠い目) 体育会系の部活だと、やはり朝練、夕練など、結構時間の拘束が多かったのではないでしょうか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
そうですね、富山県自体がハンドボールが盛んな地域なので、熱中しやすい環境でした。大学受験もハンドボールを引退してから取り組んだので、間に合うかどうかが心配なところはありましたが、無事に合格しました。

📢広報チーム:
短時間で成果を出すとは、努力家ですね! 大学に通うために上京されたかと思います。大学ではどんなことを学びましたか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
社会学を専攻していました。そのなかでも、当時は、都市政策や環境デザイン、コミュニティデザインに興味があったので、コミュニティデザインや都市政策に特化した専攻科目が多い、社会政策学科を選びました。

📢広報チーム:
そうなんですね! 大学卒業後は専門学校に進まれていますが、どういったことを勉強する学科だったのでしょうか? 選んだ理由を教えてください!

🤾🏻‍♀️匿名K:
デザインを勉強したいと思ったきっかけにもなるんですが、大学在学中に広告系の雑誌を読んでいたんです。ブレーンとか宣伝会議とか。読んでいるうちに広告系の販促物、PRなどに使用されているビジュアルコミュニケーションというのがすごくおもしろいなと感じました。自分もそういったデザインに携わりつつ、アウトプットができる仕事に就きたいなと思って。今挙げた項目を幅広く学べるのが、専門学校のデジタルコミュニケーション学科だったので選びました。

📢広報チーム:
なるほど! 就職ではなく、専門学校への進学を選ばれた理由はなんだったのでしょうか? 

🤾🏻‍♀️匿名K:
知識を入れる時間が欲しかったのと、就職する時に道を決めきれなかったというのがあります。一回就職も考えていて、大学3、4年生のタイミングで迷ったんですよね。興味あるけど、就職するかどうしようかって。デザインと関係のない、一般企業の就職を考えることもありましたが、もう一回学ぶ時間を作ってみようと決断して、専門学校に入りました。

📢広報チーム:
しっかりと自分のことを考えられていて、素晴らしいです👏 大学在学中にアルバイトに奮闘していたとの話を小耳に挟みました👂 どんなアルバイトをしていたのでしょうか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
大学4年生の時に、ちょうどコロナ禍になってしまって。大学は休校になってしまい、休校後も授業はオンラインに切り替わりました。なので、東京の大学に在籍しながら地元に帰ったんですよね。

📢広報チーム:
うわー! コロナ禍の入口が大学4年生の時だったんですね! つ、つらい、つらすぎる…。

🤾🏻‍♀️匿名K:
そうなんですよ! 東京の家も解約して実家に戻ったのですが、友達とも遊べなくて暇だったので、バイトをしました。地元で新しいバイトを始めて…そこで、アパレルやファーストフード2店舗、ドラッグストアとあわせて4つ掛け持ちしたんですよ。

📢広報チーム:
4つ…ですか?(真顔)

🤾🏻‍♀️匿名K:
はい(とびきりの笑顔) 母よりも父よりも、労働時間は長かったですね。

📢広報チーム:
…えぇ(困惑) 4つ掛け持ちをしようと思った理由はなんですか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
必要な時のために「時間とお金」を残したいと思いました。コロナ禍だと何もできないので、動けない時間を利用して未来の選択肢を増やしたいなと。

📢広報チーム:
さすがすぎて、私の中の架空母が号泣しています。専門学校時代はアパレルや鮮魚店で勤務されていたとのことですが。

🤾🏻‍♀️匿名K:
はい。専門学校に入るタイミングで東京に戻ったので、アパレル、鮮魚店でバイトをしていました。アパレルでは服を畳んだり、レジ、あとは商品の入れ替え作業を行っていました。原宿店で規模の大きいところに勤めていたこともあり、タスクに対する時間管理が徹底していたので、時間の感覚を鍛えられたと思っています。

📢広報チーム:
某有名アパレル店だと、そういう管理が徹底されているんですね。鮮魚店ではデザインの作業をしていたんですか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
はい。実はこの鮮魚店との出会いは運命的なんですよ! 大学時代は都内に住んでいたんですけど、住んでいた場所の目の前にその鮮魚店があったんです。しかも「富山県●●市直送」と私の地元の名前が書いてあって。もう気になるじゃないですか。

📢広報チーム:
うわー! 既に運命🫶

🤾🏻‍♀️匿名K:
大学生の頃は、魚の説明や商品のお会計などをしていました。1度富山に帰る時に辞めるんですが、再度東京に戻ってきた時に「またバイトさせてもらえませんか? 今デザインの勉強をしてるんです」って自分から交渉しにいきました。「オンライン販売とかで使う、ご挨拶用の営業のチラシを作ってみない?」とか「お店で置くPOPをデザインしてみない?」などのお話をもらって、お手伝いしていました。

📢広報チーム:
すごいご縁! さすがKさん、持ってますね💪


03.就職活動で優先した「3つの軸」

<質問>
制作会社に就職しようと思ったきっかけを教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
専門学校卒業後は就職する予定でした。当時はデザイナー志望だったこともあり、ポートフォリオを作成しながら事業会社、デザイン事務所などを見て検討していて。どのような方の教えを乞いたいか、働く環境、制作にたずさわれるもの、この3つを軸に就職活動をしました。

📢広報チーム:
3つの軸について、詳しく教えてください。まずは「どのような方に教えを」についてお願いします。

🤾🏻‍♀️匿名K:
私の場合、初めて正社員として働くことになるので、1からのスタートになると思ったんですよね。基本的に誰から教えてもらいたいか、働くスタンスであったり、制作するものへの向き合い方であったり…そういった自分の「これからの基本」となる、社会人として参考にさせていただきたいと思える方のもとで働きたいという気持ちがありました。

📢広報チーム:
なるほど! 続いて「働く環境」についてお願いします。

🤾🏻‍♀️匿名K:
当初応募を検討していた企業は、少数精鋭の制作会社や、事業会社のデザインの部署でした。次に、どちらかというと規模の大きい制作会社などを見ていくうちに、私自身が大きな組織に属して働くっていう経験をしたいなと思ったんです。そうして次第に、少数の会社よりは組織の規模感が大きいところにしようという結論に至りました。

📢広報チーム:
環境によって、守備範囲や働くスタイルもかなり変わりますもんね…。当時、譲れない条件などはありましたか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
副業NGやリモート不可の環境は合わないと感じていたので、社風や制度は重視しました。

📢広報チーム:
最後に「制作に携われる環境」についてお願いします。

🤾🏻‍♀️匿名K:
企業の制作物を見てました。実際にそこの会社に入った時に何を作れるのかの指標を見るためです。

📢広報チーム:
エムハンドの制作物で気に入ったサイトは何ですか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
エムハンドのコーポレートサイトや採用サイト、File Teacher、味の素様の採用サイトも当時見ていました!

📢広報チーム:
わかります🤝


▼Kさんが見ていたサイト



04.デザイナー志望の求職者がディレクターに転向したワケ

<質問>
エムハンドに応募しようと思った理由を教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
当時はデザイナー志望だったこともあり、デザインなどの情報を主にSNSやYouTubeなどから取得していました。応募しようと思ったきっかけは、Xで見ていた岩松さんのチェックバックです。

📢広報チーム:
おお、今まで何人かのインタビューをしていますが、チェックバックからの回答率が高いです! 当初はデザイナー志望だったとお伺いしましたが、ディレクターに変更するきっかけを教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
1次面接を終えた後に、「ディレクターどうですか?」っていう連絡があったからです。

📢広報チーム:
その時の気持ちはどうでしたか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
デザイナー志望だったので「なんでディレクターなんだろう?」と思った記憶があります。ただ、私自身、デザイナーとして就職できたとしても、いつかはディレクターになりたいという気持ちはありました。でも、今の自分で「ディレクションができるのかな…?」と不安があって…なので「まずはデザイナーとして1人前を目指して、それからアートディレクターになれたらいいな」と、当時考えていました。

📢広報チーム:
デザイナーの先にディレクターを目指していたから、ディレクターになる道を選ばれたのですね。

🤾🏻‍♀️匿名K:
組織に属する意義を考えた時に、ディレクターの方が所属するメリットが大きいのかなと考えました。ひとりの力ではディレクションのスキルを学ぶには限度があると思ったので。…そう考えて、納得感を持たせました(笑)

📢広報チーム:
職種を変更することに抵抗ある方が多いと思いますが、ご自身のなかで整理して糧にしていこうとする姿勢はさすがですね。

<質問>
採用面接はどうでしたか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
一次面接では採用担当の方との、二次面接では岩松さんと所属予定チームリーダーとの面接でした。和やかな雰囲気で、過去から現在に至るまでの物を紐解いてくださる感じを受けました。

📢広報チーム:
他の企業をいくつか応募されていたと思いますが、面接の違いなどがありましたら教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
当時はデザイナー志望だったので、他の企業でもデザイナー、もしくはアートディレクターアシスタントのようなポジションを受けていました。Web制作会社に限定していたわけではなく、ブランディング系の会社を検討していたんですよね。他の企業ではポートフォリオを中心にした面接でしたが、エムハンドの面接では私自身についてよく聞かれたような気がします。

📢広報チーム:
人物重視の面接だったってことですね!

<質問>
エムハンドに決めた理由はなんでしたか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
業務範囲の広さや働く環境、あとはすぐにやらせて欲しいと思っていたので、それがエムハンドでは叶うのでは?…と感じたので決めました。誰かの下についてアシスタントをして、徐々に徐々に…というよりかは「すぐに現場にでたい!」と思ってたので、そういう環境を優先していました。

📢広報チーム:
(生まれながらの戦闘民族かな?🤔)未経験でディレクターになることへの不安はありましたか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
デザイナーになる方が不安はあったような気がします。スキル勝負の世界なので。ディレクターになる方が、私としては不安は少なかったです。

📢広報チーム:
あまり不安を感じなかった理由はなんですか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
ディレクターに関してはコミュニケーションを取るだとか、何かを進行していくとか、そういった能力は自分が培ってきたことの先にあるような気がして。なので、イメージがつきやすかったのと、あとは自分の得意不得意を理解していたので、向き合いやすい印象はありました。できないなりのトライのしやすさはディレクターの方が想像できたので、不安は少なかったです。


05.ディレクターとしての日々~研修や実案件から学んだこと~

<質問>
研修のカリキュラムについて教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
アシスタントディレクターとして動けるような基礎を教わったと思います。

📢広報チーム:
具体的にはどのようなことをされましたか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
研修のゴールには以下が設定されていて、これが学べるようなカリキュラムになっていたと思います。

▼研修のゴール
・アシスタントディレクターとして、WFを作成できること
・見積もりやサイトマップが作成できること
・社内のスケジュール調整ができること
----------
▼カリキュラム
・WFの模写
・トップページや下層ページのWF化
・サイトマップ作製
・見積もり作成

上記のカリキュラムを経て、最終課題に取り組みました。あとは、ディレクターは一定期間クオリティ会議に参加して勉強する必要があるので、あわせて参加していました。私が入社した後にディレクターのカリキュラムに変更があったと聞いているので、現在の内容とは異なっているかもしれません。

📢広報チーム:
私が入社したのはKさんの3ヵ月後なのですが、その間にディレクターのカリキュラムが更新されていたのですね…。

<質問>
ディレクター職の担当範囲を教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
ヒアリングやご提案、見積り発行、契約手続き、サイト設計、制作進行など、クライアント様と関わるほとんどのことに対応しています。

📢広報チーム:
やってみて楽しいところ、難しいところがありましたら教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
クライアント様の求めている要望を聞きだすのが難しいと感じています。要望を聞きだし、差異を極限までない状態にして、私自身が解釈したうえでデザイナーに指示をだすことが、本当に難しいです…。

📢広報チーム:
今まで様々な経験をされていると思いますが、経験が活きた具体的なエピソードがあったら教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
一番活きているのは、大学生の時に部活動のマネージャーをしていた時の経験ですね。部員の様子を伺って必要な声かけをするとか、大会への手続き、宿舎の手配、そういった事務的な作業、各所属大学とのスケジュール調整だとか、そういう作業はディレクター職と近いところにあると感じています。

📢広報チーム:
大学でマネージャーをやられていたんですね? ちなみに何の部活ですか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
ハンドボールです!

📢広報チーム:
やはりハンドボール👏 小学生の頃からKさんを引きつける、魅力的な要素が気になります。

🤾🏻‍♀️匿名K:
奥深いスポーツなんですよね。チームで戦う要素に魅力を感じますし、あと意外とすごい頭も使うスポーツなんですよ。人に合わせて戦略を変えるだとか…そういうところが好きですね。

<質問>
ディレクターの勤務形態を教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
今は週2出社、残り3日がリモート勤務です。研修の時は週5で東京オフィスに通っていました。

📢広報チーム:
初めてリモート勤務をすることになったと思いますが、実際どうでしたか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
すごく良いです! 「待ってた!」と思いました(笑)1人の方が集中して作業できるので、助かっています。

📢広報チーム:
わかります! 私も集中して1人で作業したいタイプなので、今のリモート環境に満足しています。ちなみにディレクターさんに支給されている端末は、ノートパソコンですか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
はい、そうです。持ち運べて便利ですし、出社した際はモニターに繋げて作業しています。

<質問>
チームの雰囲気はどうですか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
建設的で優しい方が多く、和やかなチームです。私が所属しているAチームは、建築と製造に関するサイトをメインに制作しています。チームメンバーは5人で、リーダーは民野さんです。

📢広報チーム:
メンバーは同じ拠点に出社しているんですか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
いえ、大阪に1人、京都に1人、東京に3人です。関西チームがベテラン組で、東京チームに新人が固まっています(笑)

📢広報チーム:
そうだったんですね! 3拠点に分かれていることで感じるやりにくさってありますか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
特にないです! 強いて挙げれば「会いたいな」くらいですね。物理的距離が遠いので、なかなか会う機会がなくて…。

📢広報チーム:
チームの仲が良いんですね!

<質問>
エムハンドのシクミの活用方法を教えてください。

📢広報チーム:
まずシクミのひとつである、クオリティ会議についてお願いします。

🤾🏻‍♀️匿名K:
クオリティ会議は、誰が担当しても、一定水準の品質を担保するための会議なのですが、ディレクターだけでもそれぞれ得意なことや視点が違いますし、デザイナーやマーケターの視点からも意見がもらえるので、非常に有益な場になっているなと思っています。

📢広報チーム:
会議でアドバイスをもらうことについて、どう感じていますか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
会議を開く際、自分で整理して着地したものを会議に持ち込んでいるんですね。なので、着地した後に皆様からアドバイスをいただくと、1から再構築する必要がでてきて…正直頭がこんがらがりますね(笑)会議が終わった直後は特にそう感じます。

📢広報チーム:
具体的にどういったアドバイスなのか教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
例えば岩松さんは、Webサイトに訪れた人のことだけではなく、企業がどういう風に見られるべきかだとか、1つ上の視座から意見をくださいます。クライアント様に提案する際、私だけでは理解がおよんでいなかった点を意識すると、私も1つ踏み込んだ状態での提案ができるんです。クライアント様に「わかっているな」と思ってもらいやすいと感じているので、皆様のアドバイスに助かっています。

📢広報チーム:
クオリティ会議以外では、エムハンドのシクミをどう活用していますか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
クライアント様の要望が多岐にわたるため、契約締結、請求書発行など、 各フェーズで異なる対応が求められます。 特に未経験者にとっては不安な状況かなと思いますが、 エムハンドでは対応手順や相談先を明確にしているので、迅速な行動が取れると感じています。 具体的には各資料やチャットの概要欄に、状況に応じた相談手順や対応フローがルールとして記載されているので、迷う時間が少なく、効率的に次のアクションを取ることが可能です。 また、社内のデータに簡単にアクセスできる仕組みがあるため、 先輩方の過去の事例や対応方法を参考にすることができます。 能動的に必要な情報をすぐに取得できる環境は、業務を進めるうえで大変心強いです。

▼エムハンドのシクミについてはこちら

<質問>
入社当時と比べて、成長している点を教えてください

🤾🏻‍♀️匿名K:
論理的に話を組み立てることです。

📢広報チーム:
成長するためにしたことはありますか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
仕事を通して「論理的に話すことができないな」って自分で分かったので、意識するようにしました。普段友達と話をしている時も、話の流れをすごく意識してみたり。実際の案件や仲間とのやり取りを通して、成長したんだと感じています。

📢広報チーム:
実際に提案するときは、上長の方と壁打ちをしたり、練習を行ったりするのでしょうか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
慣れていなかった1~3回目くらいまでは上長の方に確認していただきましたが、最近はもういきなり本番ですね!

📢広報チーム:
なるほど! 逆に失敗したエピソードはありますか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
そうですね…先輩と一緒に進めていたコンペで負けてしまったことがありました。当時の私は、自分で考えることから逃げていて…。クライアント様を見ていたつもりだったのですが、先輩の中にある正解にたどり着くことが私のゴールになってしまっていたんです。要するに向き合う対象がずれていたんですよね。2人で進めているはずなのに、議論もできなかった。2人体制でコンペに向かう進め方がわからなくて…これが失敗と言えば失敗ですね。

📢広報チーム:
確かに2人で進めるのは難しいと感じる部分もあるかもしれませんね。このことを、今後仕事にどう活かしていきたいですか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
この時に「自分の考えを放棄してしまう」という、私の課題が明確に見えました。絶対に言わなければならない重要なことは言えるのですが、伝えなくてもいいことに関しては、言わない、もしくは相手の意見を飲み込んでしまっていました。ですが、より良い物を作るのであれば、自分の考えを伝えてブラッシュアップする必要があると思うんです。議論することは「対立」ではない、ということを失敗を通して学んだので、今後に活かしていきます。

📢広報チーム:
仕事の向き合い方に変化はありましたでしょうか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
コンペが取れなくて、初めて悔しいと感じました。デザインを作ってもらっていましたし、何度も会議に参加してくださった方々に申し訳なくて…。コンペを取れなかったら制作は進行しないわけで、時間を割いて協力してもらったのに、結果取れなかった。これはディレクターの責任以外の何物でもないと思うんですよ。この経験を通して、初めて責任感が芽生えました。

<質問>
印象に残っている案件があれば教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
9月に公開した、アリスト様の案件です! 初めて、提案受注して進行した案件でした。


▼実際にKさんが担当されたサイト


📢広報チーム:
おめでとうございます! アリスト様のサイト、様々なギャラリーサイトで見かけました👏 ギャラリーサイトに掲載された感想はありますか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
どのサイトも同じくらい大切なので、他のサイトを公開した時と気持ちはあまり変わりません。ですが、ギャラリーサイトに掲載されることで普段より人の目に触れられることになるので、そういう部分では嬉しく感じました。

📢広報チーム:
案件を進めるうえで、先輩方のサポートはありましたか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
クオリティ会議でご意見をいただく以外では、先輩方の存在自体がサポートになっていたかと思います。先輩方からアクションがあるわけではなく、質問をすれば回答をしてくれる…といった、温かく見守ってくださるスタイルでいたので、安心してディレクションができたと思っています。


06. エムハンドで実現したい「私」。

<質問>
今後成長させたいスキルはありますか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
コミュニケーションスキル、特に社内外で議論する力を成長させたいです。

📢広報チーム:
Kさんのなかで、成長させるためにどうしていこうとか、具体的なビジョンはありますか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
上長である民野さんにも相談したんですけど、まずは場数を踏むことだと考えています。あとは伝える力や聞き取る力、ゴール設定を見誤らないことが大事だと考えています。

<質問>
具体的な目標を教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
今携わっているサイトをより良い形で公開したいと考えています!

📢広報チーム:
現在携わっているサイト数は何件ですか👀

🤾🏻‍♀️匿名K:
制作が進行しているものは6件、改修などを合わせますと、10件です。

📢広報チーム:
うわぁ、大変ですね! これだけのサイト数を並行して制作するとなると、頭がこんがらがる印象を受けますが…。

🤾🏻‍♀️匿名K:
記憶は完全に無理ですね! なので、エビデンスを残すようにしています。

📢広報チーム:
確かに、人間の記憶がいかに不確かな物かは、年齢を重ねるごとに実感しています…。より良い形で公開したいとのことですが、Kさんの言う「より良い形」とは、具体的にはどういった状態の物でしょうか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
サイトはあくまで手段だと思っています。なぜそれを作るのか、作った先で何をしたいのか、は制作を始める前にゴールとして設定しますが、ゴールに向けて適切なアプローチをすることが「より良い形」だと考えています。

<質問>
今後エムハンドで実現したいことはなんですか?~エムハンドは、私だ~

🤾🏻‍♀️匿名K:
リアルと想いを組んだサイト制作をしていきたいと思っています。

📢広報チーム:
どういった意味でしょうか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
Webサイトは生き物だなと思っていて。雑誌とかのように発刊して終わりではなく、修正や更新、サイト自体をリニューアルすることもあります。だから時間を含んだコミュニケーション表現だなと思っていて、それが「リアル」に込められた私の考えです。

🤾🏻‍♀️匿名K:
「想いを組んだ」という部分については、携わった人が普段どのような視点で物を見ているのかが、サイトを制作する上でコンセプトだったり、キャッチコピーを考えるところに反映されると私は思っていて。なので、その時々のムードと自分が見ている物差しみたいなものを大事にして、より良い制作をしていきたい…というのがエムハンドでしたいことです。

<質問>
今の「私」で、「エムハンドは、私だ」を更新するなら、どうしますか?

🤾🏻‍♀️匿名K:
元々やりたいと思っていたビジュアル表現を含んだアウトプットは実際できているので、次の段階として、ビジュアルの提案に入る前の段階…コンセプトメイクやキャッチコピーなど、サイトの戦略的な部分を考えるのにロジカルな部分とフィーリング的な部分のバランスをいい塩梅で表現する力を鍛えていけたらと思っています。


07. ディレクターは「これまでの経験」と「社会の見方」が活かせる、面白い仕事!

<質問>
ディレクター志望の方に向けて、一言お願いいたします🎤

🤾🏻‍♀️匿名K:
ディレクターという職種は、これまでの経験や社会の見方が制作物に反映される面白い仕事だと思うので、興味がある人は是非ディレクターを目指してください。

📢広報チーム:
ディレクターとして活かせる「これまでの経験」「社会の見方」について教えてください! 経験に関してはお話いただいたので、社会の見方ですね。

🤾🏻‍♀️匿名K:
私は「人に優しければ優しいほどいい社会」だと思うので、どちらかというと資本主義というよりかは、人の感情、人にとって優しいかどうかっていうのを優先しています。そういう「社会の見方」が根底にあると、サイトの表現も変わると思っています。

📢広報チーム:
なるほど! 制作会社のディレクターだと作業量が多いイメージがあるのですが、乗り切るコツがあったら教えてください。

🤾🏻‍♀️匿名K:
抱える案件数が増えれば増えるほど、全ての案件、全てのフェーズで120%のチカラを注ぐことは難しくなってくると感じています。なので、案件の核を掴み、そこだけでも100%を超えるものを提示することを目指しています。もちろんどのフェーズに注力すべきかは、クライアント様が求める物によって変わるので一概には言えません。この「核を掴む」ことができる方は、他の職種からディレクターになったとしても、楽しむことができるのではないかと思っています!

📢広報チーム:
Kさん、ありがとうございました👏

・・・

おわりに

ここまで、未経験ディレクター2年目のKさんのお話をご紹介いたしました。
ディレクターという職種は、日常生活の延長線上にあるコミュニケーションスキルやマネジメントスキルが活かせる物だと聞いて、なるほど~と思いました。今回の記事を書くにあたり、Kさんの研修期間中のチャットにお邪魔させていただきましたが、前のめりに成長しようとする姿勢が随所にあり、成長スピードの速さに納得しました。もしディレクターを視野に考えている求職者の方がいらっしゃいましたら、今後の参考になれば幸いです🙏 

最後までお読みいただきありがとうございました。


採用募集📢

現在ディレクター採用強化中です! また、マーケティングディレクター・ライターも募集しておりますので、ご応募を心よりお待ちしております。