終日雑事を洗い流し透き通った風を食べる@三永水源地
最近良くないことが多く、気が滅入っていた。
新しく始めたアルバイトに馴染めず、もともとしていた方でもミスを起こした。
大学では新歓が終わったかと思えば、試験があり、終われば文化祭である。充実感があり非常に満足している反面、やはり疲れてしまったようだ。
お昼を外食で済ませた。そのまま当てもなく田口へと向かった。田口に至るまで誰にも鉢合わせなかった。(田口は大学の南に広がる地域である。特に何もない)
田口に来たはいいものの、特にすることもなくただ道を進むだけである。坂を登るのには十分でなく、山の外周の道を進んでいった。
ある程度進んだところで地図を開いた。
地図をよく見ると三永水源地の近くにいることがわかった。三永水源地とは近代水道百選にも選ばれる有名な水源地であるが、私が何度も行くと言って行かなかった場所だ。ちょうどいい機会だ、そう思いそこへ向かった。
とりあえず進むと吾妻子の滝があった。源頼政の妻、菖蒲の前が息子である種若丸の死を弔う際呼んだ「吾妻子や千尋の滝のあればこそ広き野原の末を見るらん」による。この和歌にあるように元の正式名称は、千尋の滝である。
アルバイトを終え、三永水源地に向かう。時間があれば菖蒲の前伝説の地を回ってもよかったかもしれない。
水源地に到着後、三永の藤棚に向かった。春には桜が非常に綺麗である。
残念ながら、開いてなかった。時期がずれているし、雨の中来るとは誰も思っていないだろう。
近くに金原家住宅があるらしいので行ってみた。非公開なので見れず、ブロンズ像だけ撮ってきた。
結局時間がなかったのでこのままアルバイトに行くことにした。残念ながら途中路肩で跳ねた水を浴び一時帰宅を余儀なくされた。
その他参考にしたもの
撮影:自分
機材:iPhone SE(2世代)
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