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【ドラえもん 宇宙小戦争を観て】四次元ポケットの中の武田鉄矢


どうも、えごです。


先日、映画ドラえもんの宇宙小戦争2021を観てきました!

 
私は元々、1985年に公開された旧劇場版が大好きで、10回は観たと思います。何と言っても、最後に独裁者が大衆を前に崩れ落ちるシーンが鳥肌モノです。


そんな旧作が好きなので、リメイク版にあたる本作を受け入れられるか?と半分不安な気持ちで映画館へ。 


結果、本作はとっても良いリメイクでした。旧作の本筋とメッセージ性を踏襲しつつ、新たなメッセージを自然に加えた素晴らしい内容でした!


とても良い映画を観たぞ!とホクホク気分が上がっておりますので、記念にドラえもんと武田鉄矢さんの関係についてまとめちゃいます!


武田鉄矢さんが、今回の作品である宇宙小戦争の旧作も含め、藤子・F・不二雄さんが逝去されるまでの殆どのドラえもん作品のテーマソングの作詞をご担当されているのはご存知でしょうか?


何でも、マンネリ化を防ぐためにスタッフが一度「武田鉄矢降板案」を出したところ、普段温厚な藤子・F・不二雄さんが烈火のごとく激怒して猛反発されたこともあるそうで、それほどに彼らの信頼関係は厚いものだったそうです。


中でも、旧作の宇宙小戦争で採用された「少年期」という曲は、武田鉄矢さんご自身もドラえもん作品に係る楽曲の中では一番のお気に入りであり、藤子・F・不二雄さんも大変お気に召されていたとのことです。



ああ僕は どうして大人になるんだろう
ああ僕は いつごろおとなになるんだろう


こちらがサビの歌詞ですが、子供の頃に誰もが感じる、大人になることへの僅かなの期待と後戻りできない哀愁を歌っている楽曲です。


子供心を歌っているはずなのに、大人になってからの方が沁みますよね…。


ちなみに、武田鉄矢さん作詞のドラえもん映画の主題歌の中では、私は一作品目の「のび太と恐竜」の「ポケットの中に」がお気に入りです!


ポケットの中にも 空が広がり
ポケットの中にも 雲が流れる
こんな素敵な 世界があるんだよ
ボクと君が 旅する世界


こちらはサビの歌詞ですが、人間の想像力が無限に広がっていることを、ドラえもんの四次元ポケットと絡めて歌われている何とも素敵な歌詞なのです。


しかし、子供の頃は「のび太はいつも道具出してもらえて良いな…」と思っていたのですが、今は「いつものび太に泣きつかれて大変だなドラえもん…」という気持ちになります。


少なくとも、私は大人になったようです 笑。嬉しいやら切ないやら…。



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