安松

罪悪感を原動力にうさぎを描き続けている画家

安松

罪悪感を原動力にうさぎを描き続けている画家

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遺骨等であなたの大切な存在の絵を描きます

概要私自身が自責の念やペットロスでの苦しさを絵画制作に充ててきました。 飼っていたペットを埋めた場所の土や石、そこから生えた植物を燃やした灰、遺骨そういったものを絵具にして絵を描きました。またある時はお墓の植物を紙にしたり、土を焼き物にしたりと様々な方法で向き合ってきました。 そういった経験が、他人が苦しさや悲しさと向き合う助けの一部になるのならと、受注制作をしています。 私の作品テーマや作品の核について詳しく書いた記事はこちら 制作事例ご注文の流れ①依頼があることを伝

    • 3人展の感謝と記録

      まずは我々3人を支えてくださった皆様、来場者の方、DMを置いてくださった方、情報の拡散をしてくれた方、ギャラリーのオーナーに心よりのお礼を申し上げます。 展示は予想のずっと上をいく素敵な空間になりました。展示の様子が少し分かる動画はこちら⬇︎ 安松の作品解説はこちら⬇︎ 私たちなかなか頑張ったのでは?! そもそも3人展で来場者が193人(数え忘れた人もいるから200認識超えたかもしれない)はかなりすごくて、私が過去に展示した大規模な展示も16人でやって500人超、普段田

      • 3人展に出した作品等の解説

        3人展の様子↓ 3人展が無事終わりました。 想像以上にお客さんが入り、キャプションとは別で作った解説が読めなかった人もいるかと思います。 そのため、興味はあったけど遠慮してしまって…という方に届け、また記録に残そうと思い新作たちの解説文を投稿いたします。 作品解説土地の記憶 ペット達も植物も、描かれたものたちはみんななくなった。 令和4年6月、台風2号により実家の畑が崖崩れで流れ、ペットの墓も一緒に流れていった。いつまでも私はそこでお墓参りできるわけではなかった。こんな

        • 3人展「むげんのはこにわ」開催告知

          展示概要mizoregumo×安松美由紀×鈴木麻友 3人展「むげんのはこにわ」 期間:2024年3月19日(火)~24日(日) 時間:11:00~19:00(最終日のみ17:00まで) 入場料:無料 場所:キチジョウジギャラリー 住所:〒181−0001 東京都三鷹市井の頭3−32−16セブンスターマンション105 アクセス:JR中央線/吉祥寺駅徒歩9分 京王井の頭線/井の頭公園駅徒歩1分 ジャンル:ミニチュア、絵画、切り絵 無限、夢幻。制作を続ける私たちは世界や自身に怒り

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        遺骨等であなたの大切な存在の絵を描きます

          DMを置いてくださったギャラリーやお店

          私は田舎でずっと展示をしてきたが、東京の展示は初めて。 遠くからわざわざ来てくれる人も限られるだろう。だからこそ今回の展示会場付近での広報も頑張らなければと、DMをあちこちに置いていただけないか交渉をしてきた。(2024年2月) ただ置いてもらうだけではお店になんのメリットもなくて申し訳ないので、こちらに設置を許して下さったギャラリーやお店をまとめて、少しでも宣伝になればと思います。 吉祥寺順不同で紹介させていただきます。ギャラリーは展示開催中の期間のみ開いてる場所が多い

          DMを置いてくださったギャラリーやお店

          私の描くうさぎの話

          今回は7,8匹目に迎えたうさぎのこと 今まで(↓)より内容は軽めの 作品だけ見たい人は作品紹介に飛んでください 記憶ある日学校から帰ると、2匹のこうさぎがいた。 ペットロスから、先代のふわふわのうさぎに似た子を親が迎えたと伝えられた。 久しぶりに家にうさぎがいる 嬉しさと同時にまたいつか看取るのかという悲しさが押し寄せたのを覚えている。愛着が過剰にわかないよう、すぐ死んでも後悔しないよう適当な名前を付けた。近くにあったポテチの袋を見て、音もかわいいし名前はこれでいいでし

          私の描くうさぎの話

          私の作品の核にいるうさぎの話2

          私が絵を描き続けたいと思ったきっかけや、作品の核になるうさぎが描かれた作品の解説をしてみる試み第2弾。 前回の記事を読んだ方がわかりやすいと思う。 第1弾はこちら 私の作品の核にいるうさぎの話|安松 (note.com) 第1弾を大まかに言うと、大事なうさぎの子どもが見たいという好奇心によりオスうさぎとメスうさぎを同じ部屋にいるよう仕向けたのが私。 そのメスうさぎは高齢出産に体が耐えられず、生まれたばかりの子ども共々死んだ。私が殺してしまったんだという罪悪感とこのメスうさ

          私の作品の核にいるうさぎの話2

          私の作品の核にいるうさぎの話1

          私が絵を描き続けたいと思ったきっかけや、生い立ち、作品の核になるうさぎが描かれた作品の解説をしてみようかと思う。 というのも、だんだん自分の作品が展示に出しても社会的に無価値ではないんだと思えてきたから。小骨がのどに刺さったような不快感を、かさぶたをめくるような痛みを、人間のエゴも、浪漫も来場者に感じてもらえたから。 自分の生きた跡をネットにまとめてみようかなと、思った次第。 絵にはかつて飼っていたペットたちが描かれているのだけど、まずは中心を話さないと分かりづらいので、

          私の作品の核にいるうさぎの話1

          絵画依頼募集

          絵画の参考価格2024年現在こんな感じです だいたい1号1万+オプション料金+税+郵送料 1号というのは絵画のサイズです 以下注釈 ※オプションの「寸法指定」は縦横何㎝の絵にしてということです 私が木を切り出し、ご希望のサイズの絵にいたします どうせ買うなら一緒に暮らしやすいサイズの絵にしたいよね ※オプションの「○○を絵具にする」は思い入れのあるものを郵送していただき私が粉砕し、その粉末を絵具として使います それらの郵送料はお客様持ちとなります 参考事例 依頼の手

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