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住宅ローンの審査が通らない!原因はもしかして、、

こんばんは、めぐみです。

今日は、住宅ローンが通りにくい属性について説明します。

「せっかく気に入った住宅が見つかったけど、ローン通るのかな」
「ローンの審査基準って何?」
「審査通したけど通らなかった!!なんで!!」

そんな悩みや疑問が少しでも解消できればと思います。

今日の記事を読んでいただいて分かることは、以下の2つ

①審査が通りにくい属性
②フラット35という選択肢があります

①審査が通りにくい属性

住宅ローンの審査では、今後何十年にもわたって滞りなくローンの返済ができるか、という観点で審査を行います。

なので、下記の要素があると「この人はローンを滞りなく払っていけないのでは?」と思われてしまう可能性があります。

・年齢が高め
・勤続年数が短い、最近転職した
・他の借り入れが多い、住宅ローンの借入金額が多すぎる
・滞納がある、または過去に滞納していた
・自営業、パート、アルバイト

・年齢が高め
ローンを組む年齢が20代や30代であれば、働き盛りで会社から安定して給料が入ってくるだろう、と予想されます。
しかし仮に50歳でローンを組むとなれば、満80歳までにローンを払うと仮定して(満80歳までに完済することが条件)、定年が65歳だとして残りの年数はちゃんと払っていけるのか?となります。現在の年収が高いことや、自己資金(頭金)をある程度支払うことで審査が通りやすくなると思います。

・勤続年数が短い、最近転職した
金融機関によりますが、正社員で勤続年数3年以上でないと融資条件に該当しないなどの条件があります。勤続1年未満だと民間の金融機関の融資はかなり難しいと思います。
また、最近転職されて勤続年数が短い場合も注意です。ですが、前職の給与明細や源泉徴収票があれば、それを元に概算の年収を計算してくれます。前職のものだし捨ててしまったという方は、前の職場に連絡すれば時間はかかると思いますが再発行してもらえますよ。

・他の借り入れが多い、住宅ローンの借入金額が多すぎる
審査の際に返済比率というものを重要視されます。これは、年間の借入の支払額が年収の何割であるか、というものです。
例えば年収100万の人が年間50万円借金の返済をしていたら、返済比率は50%となります。

この返済比率は25%以下におさえる(不動産屋によっては20%以下が望ましいと言われる)ことで、比較的どの金融機関でも融資の土台に乗ると言われています。
なので、年収に対する年間の借金支払額が多いと審査に通りにくくなります。

・滞納がある、または過去に滞納していた
3か月(61日)以上の滞納がある人は、ブラックリストに載ってしまう
(難しく言うと、個人信用情報に「異動」と記載される)ため、
こうなると5年間経過するまではローンを組むことができません。
(=5年後に異動情報が消えるということです。)
3回連続で支払いをしない、支払いをうっかり忘れていた場合は要注意です。

・自営業、パート、アルバイト
まず自営業の人に関してですが、確定申告を行うことが絶対条件です。
してないと、ローンを組めません。
また収入から色々な出費を「経費」として差し引くため、実際の収入よりも低い金額で確定申告されている方がほとんどです。
審査の際は確定申告の年収を見ますので、あまりに記載されている収入が低いと、ローンを組める金額が少なくなります。ご注意を。

次にパート、アルバイトに関しては、
正社員でない=安定して収入を得られない可能性が高い、と見なされるためです。
正社員もリストラされてしまえば意味ないですが、パート、アルバイトの方の方が解雇されやすいと思いますので、その点が通りにくくなる要素となります。

※補足※
住宅ローンの審査条件の厳しさは、金融機関によって異なります。


②フラット35という選択肢があります
上記の内容を読んだ方の中には「私ローン通らないんじゃないか」と不安に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方にお勧めするのは、民間の金融機関の審査と合わせてフラット35の審査もかけてみることです。

フラット35は、最長35年間の固定金利でお金を貸してくれるものです。
(民間の金融機関で提案されるのは変動金利のプランがほとんどです。)
フラット35は、パート、アルバイトの方や勤続1か月以上の方であれば融資の土台に乗ります。
また、返済比率も30%程度(他の属性にもよりますが)までなら融資が通ったりします。

デメリットとしては、金利が高いことです。
2020年8月の金利は1.31%と、他の金融機関だと1%を切ってくるところがほとんどなので比較すると金利が高いです。
低金利時代でもあるので低いうちに固定しておくのも一つアリなのかなと思います。
また、フラットが適用できない住宅もありますので、事前に確認しておいた方がいいかもしれません。


今回は、ローン審査の通りにくい属性についてお話ししました。
ざっくりと入門編という形で書いています。今後はもう少し話を掘り下げて説明する記事も出していこうと思いますので、質問等ありましたらコメントに書いてもらえると嬉しいです。

本日もありがとうございました。