#4 服屋は億劫になるのさ!

だいぶ遅れに遅れましたが明けましておめでとうございます。本当なら新しいものを年末にあげようと思ったのですが予定が思いの外多くてバタついてしまい、結果中途半端な時期に新作を書いているのです。さぁ何を書こう。いや、話題のなさに困ってる訳ではなくて多すぎて何にしようかなーの方ですよ!んーー。あ、じゃあ正月になると高い割合で初売りセールを目的に服屋さんに行くと思うんですけど僕は少し服屋さんというものが苦手なんです。理由が3つほどありましてねー多分2個目の理由まではなんとなく共感してくれるかもしれないのですが残り1個が絶対に共感されない自信しかないですが、、、まぁ話してみましょうか!!

まず1つ目は服屋に行くための服をあまり持っていないのです。ユニクロとかGUといったファストファッションのお店だと“まぁわりかしダサくても良いっか!!”という少し失礼ではあるが凄いラフなスタンスで店内に入る事ができるけれど古着屋さんやちゃんとしたブランドのお店に入る時って僕が勝手に思っているだけなのかもしれないけれどある程度のオシャレな服で入店しなくちゃいけないという暗黙のルールがあるような感じがして、僕が今着ている服は大丈夫かなーとか、この組み合わせをしてるのは果たして大丈夫なんだろうかとか色々考えた挙句、一度お店の前を素通りしてしまう事がまあまあの頻度である。そんで数十分後とかにまた出直して“きっと大丈夫!!多分ダサくないぞ!!”と自分を最大限に鼓舞して店内にはいるのだ。店内に入るだけでもこんだけ怯えているのだから店内に入っても“このアイテムを気になっているのってダサいのかな?”とか“その程度の服着てる奴がその服気になってるん?w”という謎の自意識過剰がみるみるうちに湧き上がるので入ったとしても長居が出来なくて持って2分程度で出たくなるのだ。もちろんたった2分で満足など出来るわけないので出た数分後にまた来店しては2分で出て、来店しては2分で出てというまぁ気色の悪いリピーターが完成するのである。なので毎回服屋さんを見たいという目的で出かける時はなるべく万人が着ている黒や白をベースにした服にして店員さんに覚えてもらえないような服を着ることが多いけど、ごく稀に派手な原色の服を着てる事を忘れて気色の悪いリピーターを発動させてしまう時があって、しかもそんな時に限って何回もリピートしていて1人頭の中でぐわあぁぁーーと項垂れる時がある。きっと店員さんは数時間の間に沢山のお客さんが来ているので多分僕のことなんてきっと覚えていないと思うけどでも何故か“変なリピートの仕方してるなこいつ”と思っている店員さんがいるのでは無いかとまた謎の自意識過剰が現れてしまうので項垂れてしまう。そんなんだから大抵1人の時は新しい服を買えた試しが殆ど無くて、付き添いの人が居ないと買えないのだ。うん、書いていて自分が不甲斐なく感じる。

で、これも共感する人が居るであろう2個目の理由が店員さんに話しかけられるのが凄く苦手なのだ。店員さんは善意で話しかけてくれているだろう“もし試着するならお声掛けください”とか“この商品とても人気ですよ!”という声掛けが恐怖で仕方ない。出来るだけ話しかけられないように一応入店する際は店員さんが遠くの方に行ったのを見計らって入るようにしていて、店員さんが近づいてきたら離れ、近づいたら離れの超狭い空間の逃走中を勝手に繰り広げてしまうのだ。なんで逃げるのよ!なんて言う方が居るかもしれないが、僕自身極度の人見知りというのもあるけれど主な理由は前に述べたと思うが僕は気色の悪いリピーターに変貌してしまうので出来るだけ店員さんに認識されたくないのだ。だから店員さんに声を掛けられたらどんなに気になっている商品があっても今日のところは断念!!となってまた後日となる。誰かが面倒くさい性格だな!!って言ってるだろうな。これに関しては我ながら面倒くさいと思うよ。

んで、多分理解されないであろう最後の理由がマネキンが怖いのだ。“えっ!?”ってなったと思う。これ他にも共感してくれる人は居ないかなぁと思って「マネキン 恐怖症」ググってみたけどマネキンにまつわる怪談話とか謎に不気味の谷現象が出てきたりするのであぁこれはあまり理解者が居ないのだなと痛感した。知らないだけで人形恐怖症なのかと思ったけれど手のひらサイズの物とか日本人形などには全く怖さは感じなくて何故かマネキンだけ怖い。人間と同じ等身大だからなのか表情が怖いからなのか分からないけれど見たり横を通るとゾワッと鳥肌がたってしまう。だからなるべくマネキンが居るルートは通らないようにしているけどごく稀に曲がり角のすぐそばにマネキンが立っている事があってその時は他のお客さんや店員さんが周りにいるのでリアクションこそ薄いけれど内心では心臓が2〜3秒止まる程びっくりしている。そして誰がこんな所に置いたんだよ!という理不尽極まりない怒りが込み上げてくるのだ。それで不思議なのが思い返せば幼少期の時はマネキンの事を怖いと思った記憶が全く無くて、勝手にマネキンの腕の角度を変えたり、手の指まで動かせるマネキンがあったらキツネの形にしたりチョキにしたり遊んでいたのだ。むしろ“マネキン=楽しい物”という認識だったのにふと前触れもなく気づいたらマネキンに怯えてしまっていたのだ。子供の頃に怖かったものが大人になって克服するケースはあるけどその逆のパターンもあるなんて思いもしなかった。皆さんはそんな経験ありますでしょうか?

以上3つの理由から服屋さんが少し苦手なのです。そんだけ生身の服屋さんが苦手なら今の時代ネットショッピングという手もあるけれど、以前ネットショッピングをした時に気に入ったTシャツを買ったらスケスケのメッシュ生地みたいなTシャツが届いて絶句したトラウマがあるのでネットショッピングする気にもなれない。だからちゃんと生地感とか服の雰囲気を見るにはどうしても生身の服屋さんに行かなければいけないのだ。まぁ僕の異常なまでの自意識過剰と極度の人見知りを直せば8割型解決する問題だなこれ。よし!今年は服屋さんを好きになる事を1つの目標にしよう!そうと決まれば近いうちに服屋さんに行こう!!それで苦手克服の第一歩にしなきゃだ!目標も決まったのでここら辺で今回はどろんとしようかなっ!ではまた次回で!!

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