「SDGsキッズ海岸防災未来の森づくり事業」
9月17日(土)に仙台市若林区荒浜の「荒浜潮除須賀松の森」やその周辺にて、ボーイスカウト名取第一団から57名の方々とナイス株式会社から社員2名が参加し、宮城県森林インストラクター協会の指導のもと、海岸防災林の保育活動を実施しました。今回の活動は「ファミリーマート夢の掛け橋募金」による緑の募金の助成を受け開催されました。
参加者は植樹地内の除草作業を行いました。植樹地内はクロマツの苗木にだけではなく、防風柵にもクズやツルマメの蔓(つる)が絡みついていて蔓取りが主な作業となりました。防風柵の蔓はグリーンカーテンのようでキレイですが、伸びてくると苗木に絡みつき、成長を阻害してしまうので、丁寧に除去していきます。
地面に根を張っているクズは根も掘り出してみました!子ども達の想像以上に根が深かったようで、あっという間に大きな穴になっていました。
クロマツにして見れば迷惑な存在かもしれないクズですが、子ども達からすればリースにしたり、輪投げにしたりと楽しい遊び道具になったみたいです。
作業後は防潮堤を越えて海へ!砂浜に落ちているマイクロプラスチックゴミを回収しつつ、ビーチコーミング活動をしました。
子ども達は徐々に波打ち際まで移動してきました。波打ち際には変わった形の流木や大きな貝殻も落ちていて、子ども達は興味津々です。ただそれ以上に波打ち際での度胸試しで盛り上がっていました。
午後からはネイチャークラフトや貞山堀での釣り活動をしました。つくったゴム紐をつけたY字の枝で羽を飛ばす「Y字クルクルロケット」が大人気で、完成すると早速飛ばして遊びました。
その頃、釣りコーナーでは子ども達が魚との真剣勝負の真っ最中です。針を投げ込む場所を変えつつ大物を狙います。釣れると子ども達から歓声が上がります。大物ゲットとはなりませんでしたが、釣れてしまえば関係ないですね♪
活動の最後に釣った魚の魚拓づくりに挑戦。ボーイスカウトでは魚拓づくりをすると、バッジがもらえるそうです。これからもまた保育活動を頑張りつつ、楽しい活動していきましょう!
本日のようにクロマツの植樹から同地に関わってくれている団体や企業が、これからも海岸防災林の保育活動を支えてくれることで、災害に強い海岸防災林が出来上がると思います。
今後も引き続き、海岸防災林の保育活動を楽しく続けていってほしいです。
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