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旨い米が食いたいから炊飯器を選ぶ(雑記

<米米米>

炊き立ての米(ごはん)って旨いよね。
毎日パン食って飽きるけど、毎日米(ごはん)でも飽きないのはDNAの為す技か?

<美味しく食べるには>

・お米
・研ぎ方
・水
・炊き上げるための道具
ごはんに合うおかずについては今回除外としますが、お米を炊くために必要なものって大体こんな感じですよね。

<ただただ値段が高ければ旨くなるのか?>

高いお米は、肥育条件(産地)や品種(ブランド)、生産量など複数の要因(コスト)により販売価格も変化します。

①単品種で特定農家ごとに分けて売られている様なものは、ブランド化されておりプレミアムな価格で販売されている。

②一般的に〇〇産〇〇〇米など単一品種ではあるものの、産地単位で売られている。

③または目的別にブレンドして売られている。

などなど多岐にわたります。
特に我が家では、高額なお米は財政的に買えませんので、②が殆どです。

<お値打ちなお米でも十分美味しい>

あくまで持論ですが、お値打ちなお米でも炊くための道具次第で十分美味しく食べられると思っています。
という事で、我が家ではお米(ごはん)を美味しく食べるため私の独断と偏見で炊飯器だけ、こだわって選びました。

<炊飯器はピンからキリまで>

これまでの数年間、各家電メーカーの新製品発表会に行く機会が多く、毎年発売される数々の新製品を目にしておりました。

各メーカー少なくとも3~5つ程度の価格帯でラインナップ分けされます。
単純に松・竹・梅ですよね。(松が高く梅はお値打ち)

最高級機は10万円を越えます。
何が違うかはメーカーにより異なりますが、大体においてお釜の材質・厚さ・熱源などで差が付く事が多いと感じます。

炊飯器メーカーの新製品発表会では、自社を含め大体3社の高級炊飯器で炊き比べ・食べ比べをするのが通例となっています。
例えば、P社の新製品発表会なら他にZ社とT社、T社だったらH社とP社などなど組み合わせには事欠きませんが、大体P社はどこのメーカーでも比較対象とされてます。

ちなみに電気炊飯器を発売している大手国内メーカーは、
東芝
パナソニック
象印
タイガー魔法瓶
日立
三菱電機
シャープ
アイリスオーヤマ
などなど。

他にリンナイやパロマなどガス炊飯器があります。
※個人的にはガス炊飯器が好みだったりします

<選択ポイント(安くてもそれなりに美味しく)>

先述しましたが、毎年毎年、新製品発表会で各社の最新高級炊飯器で炊いた米(ごはん)の食べ比べをさせてもらった事で、何かを感じるようになってきたのです。
各メーカー展示会では3社の炊飯器で炊いたご飯の食べ比べを行うのですが、基本的に覆面調査として、A・B・Cの取り皿にラップで巻いてあるごはんを少しずつ食べ比べ、どれが一番おいしいと思うか、その3つの場所にシールを貼る方式で比較されるようになっています。(各メーカー大体同じ)

最初の方は「どれも美味しいな」程度の感覚しかなかったが、年月が経つうちに「私が美味しいと思うごはん」があることに気が付いた。

※これから書く内容はあくまで私が食べた感想なので異論あると思います
・パナソニック:ごく平均的な炊きあがり
・タイガー:若干やわらかく感じる炊きあがり
・象印:若干かために感じる炊きあがり

私が美味しいと感じる炊きあがりを実現してくれたのは「象印」でした。

特に「圧力IH」機能が搭載されているかどうかがカギとなります。

これは諸先輩方からの教えと実際に食べた経験からの話ですが、圧力IH機能が搭載された炊飯器で炊いたものと一般的なマイコン炊飯器で炊いたものととは違うんです。
特に炊き立てではなく、しばらく経ってからの方が差が分かります。

<重要な要素の一つである「火力」>

もちろん土鍋で炊くのもありですよ。
飯盒とかね。
要は炊き上げ時の火力が強く熱の伝わり方がよければ美味しくなる要素が大きくなります。

電気炊飯器の火力ってあまり強くないケースが多いんです。
近年は「省エネ路線からの脱却」をはかり「これでもか!というくらい電力を使って炊き上げる」路線にシフトした会社もありました。

だからこそ電気炊飯器でも「圧力IH」機能が付いているものを最低限として選択しました。

・圧力IH
・価格帯は4~5万円
(それより高くても良いですが10万円越もあるのでお財布と相談)

炊飯器は新米の出回るシーズンの前に切り替わることが多いので、夏~秋口頃に新製品が発売となります。

だから、買い替えるなら新製品が発表された直後に、現行品が処分価格になるタイミングがベスト。
それらの状況を見計らい、少し上のランクの炊飯器を狙いました。

機能やラインナップ等の詳細が知りたい方は、各炊飯器メーカーのHPをご参照ください。
私のつたない説明より詳しく書いてありますw

<食べ比べできる電気店ってあるかな?>

量販店で新型炊飯器の食べ比べのイベントやってるのを見た事が無いんだけど、田舎ではやってないだけで都市部ではやってるのかな?

少し大きめの近所の街の電気屋さんとかだったら、客寄せイベントでやってそうだけど・・・どうだろう。

炊くとなると中古になるから展示機としての再販売も難しいので、メーカーから展示機借りられるくらい、普段から売ってる店でないと厳しいかも。

ただ、このご時世、スーパーの試食もNGになってるからあと数年は炊き比べイベントの実現は厳しいだろう。

<精米機と水>

阪神大震災前の事。
親戚の家では、六甲山に汲みに行った水とガス炊飯器でご飯を炊いてましたが、これがめちゃくちゃ美味しかった記憶があります。

今ではその水源も枯れてしまった為、二度と食べる事が出来ないのが残念。
炊飯前に水にさらしておくことも重要ですから、「」も重要ですよね。

さらに、収穫してしばらくたったお米は「自家用精米機」を使って一皮むいてから炊くのもありですね。
家庭用精米機なら「サタケ」がオススメ。元々業務用精米機メーカーだし

<総論>

先述したポイント「圧力IH」「予算4~5万円」「象印」の3点を踏まえたうえで選んだ炊飯器は、我が家で大活躍してます。
それまで使っていた炊飯器は2~3万のマイコン炊飯器だったが、買い替えてから「なんでこんなに味が違うんだ?」ってくらい格段に味が良くなった。
炊きあがり後20時間程度経過しても美味しく感じてます。(個人の感想)

メーカーは好き嫌いあるから、自分の好みで選んでよいと思いますが、選ぶなら最低限圧力IH」搭載機をオススメします。

毎日使うものなら、多少の投資はしても損はないと思います。
(あくまで持論)


★タイトル部に使用した写真、どこの店のどのメニューかわかったらスゴイ
(現地のお店で食べる前に私自身で撮影しています)

今後も様々なコト・モノについて多角的に見ていきたいと思います。サポート頂けた場合、それらのネタの足しにさせていただきたいと思います。