見出し画像

【読書】自分の心は自分で守る

図書館で見つけて手に取った本。

ここ数年、SNSとの付き合い方が少しは上手くなったと思っていた。
数年前までは、Twitter(いまだにXに違和感を感じている民)に張り付くツイ廃だった。
ある時を境に、アカウントを消した。
時折、愚痴を連発する知り合いの投稿でフィードが埋まったり、知りたくない情報を見るのに疲れた。
「見なければいいじゃん」と思うが、見ちゃうこともあるし、時間をSNSに吸い取られている自覚もあったので消した。だいぶスッキリした。
Threadsも一時期やってみたが、見たくない情報が目に入るのでやめた。
こう書いてみると「SNS向いてないよ、辞めなよ」と思う。
ただ、距離感をつかめば有益な情報を得れるし、最近はインスタで本アカウントをつくり、本好きの方の投稿を見るのが楽しい。
距離感をあたかも掴んだようなことを言っているが、この本を手に取り、借りて読んだということは、少なからずSNSにモヤモヤを感じているのだろう。

私がこの本を読んでいて「自分の心は自分で守ろう」と改めて感じた。
SNSにモヤモヤするタイプの中で「気にしすぎてしまう」「繊細」があると思う。
LINEの返事がそっけなかったりすると「え、私なんか気に障ること言ったかな」とか、「この人に絵文字をつける?つけないべき?」とか。
気にしない、むしろ何にも感じない人もいるし、感じる人もいる。
他にも「フォローを外されました。私なにか悪いことしたでしょうか」
というモヤモヤに対しては「自分側の原因だけを探さないでおきましょう」
「相手側の都合なのだから」
という風にあって、そうだよなぁ。と思った。
これってSNSだけじゃなくて他のことにも言えるよなあと思う。
「他責にせず自責で考えよう」ってどこかで言われ続けた気がするけど、度を過ぎると病む。

ほかに、仕事・職場のモヤモヤを一刀両断してて笑った。
「上司からメッセージで頻繁に飲み会の誘いが来て対応に困っています」というモヤモヤ

行かなくていい理由を自分の中で強化していきましょう。
そのためには、飲み会に参加するメリットに、自分なりに反論する方法がおすすめです。

本書より

なるほど…。どんな反論だろ。

上司との仲が深まり、仕事が円滑に進めやすくなる
飲み会に参加しないと深まらないような仲なら、別に深めなくていい。

本書より

いや、真理すぎる。
真理すぎて笑ってしまった。かっこいいよ……!
前職が「飲み会はなるべく参加しろ」という雰囲気でほんと憂鬱だった。
(そもそも飲み会でも仲は深まらなかった。)

あとあと、休みの日に急用じゃないのに連絡してくる上司とか~!全然休まらない~!そんな共感1000%のモヤモヤもあって首を上下に揺らしながら読んだ。

タメになる一方、思っている以上にこんなにも生活がSNSに侵略されているの…?と思った。そう思うようなモヤモヤも取り上げられていて。
それはさすがに悩んだことないなと思うような。
SNSはもはや生活の一部どころか大半かそれ以上か…
私よりも若い世代だとSNSに対する考え方とか、生活の中での在り方も違うよな~。


これからも自分にちょうどいい距離感で。
SNSという巨大な情報の渦。モヤモヤは自分で回避する。

note好きです(いきなり)
なんか穏やかというか平和な印象。
末永く続けていきたいと思う所存。







いいなと思ったら応援しよう!