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運動は週何回?→毎日やるものです

こんにちは。
パーソナルトレーナーのまさおです。


『運動習慣』という言葉のとおり、運動は習慣として毎日取り入れるべきです。


よく、週に何回行うと良いですか?と質問をいただきますが、基本的には毎日です。


理由を話します。



私たちの身体は基本的にはめんどくさがりです。 


できるだけエネルギーを使わずに最小限の動きで快楽を得るために、あの手この手で楽をすることで、生きることを最優先にしています。


これは食べ物が少なかった時代を生き延びるためには必要な部分でありますが、現代の日本を生きる私たちにとっては逆に寿命を縮める行為です。



私たちの身体を構成しているのは細胞ですが、細胞からは毎日たくさんのゴミが出ます。


これだけ添加物食品や大気汚染に触れる機会が多い現代ですから身体もせっせと毒を出してしまいたいのです。


しかし、毒を出すというのも身体にとってはエネルギーを使う仕事です。


だからせっせと毒を出してくれれば良いのですが本当に溜まってこないとなかなかゴミ出しもしてくれません。


本当に毒が溜まってから、何らかの不調、病いとなって身体はようやくゴミ出しを行うといったところでしょうか。


だから身体のゴミ出しを待っていたら、私たちの身体はすぐに毒がたまってしまうので身体の不調に悩まされてしまうわけです。


具体的な不調は、肩こり、首こり、頭痛、めまい、腰痛、倦怠感など、さまざまです。


もちろん放っておくと重症化しやがては大病へと斬新してしまいます。


しかし、ちょっとそっとの不調では多忙さに紛れて放置されるのが現実ではないでしょうか。


で、運動の話に戻りますが、運動というのは身体のゴミ出しを強制的に行わせる行為だと考えています。


なぜかというと、運動によって身体内部で引き起こされる事象が紛れもなく体内のゴミ出しを促進してくれているからです。


運動によって身体内部で起きている主なことは、



・酸素と二酸化炭素の交換(ガス交換)
・筋肉の伸び縮みによる血管のポンプ作用
・筋温の上昇による熱の発生


です。


どれもゴミ出しを行うためには必要な要因ですが、とくに血管のポンプ作用というのはゴミ出しに大きく関与していると考えられます。

血管は動脈と静脈という主要なものから、細胞の隅々まで行き渡る毛細血管とがありますが、


これらの血管を通して、細胞の出したゴミは排泄されるのです。



また、血管そのものは筋肉でできており、さらに周りを覆う筋肉が動くことで効果的に血液の運搬が行われます。


ということは、身体を動かさないと血液の運搬力はどうしても低下してしまうということです。


ましてや、二足歩行をしている我々人間は重力の影響を頭から足にかけて受け続けます。


そうすると、足から戻ってくる血液というのは筋肉のポンプが働いてくれないとうまく移動できないわけです。


だから、筋肉を動かさないとゴミ出しがうまく行えません。


ということはですよ!


筋肉を動かす、つまり意図的に身体を動かさないとゴミは溜まっていく一方なわけなので、こまめに排泄をしておかないと細胞のはたらきにも影響がでてしまいます。


だから週何回、運動を行えばよいですか?


こういった質問は


『私の身体のゴミ出しは週何回おこなえば良いですか?』


と言っているのと同じです。


いや、皆さん毎日シャワー浴びますよね?


細胞も不潔な状態では元気がなくなります。
元気のない細胞では新陳代謝は良くなりません。


だから運動は基本的に毎日行うものという認識から、健康的な身体は作られます。


食べ物をすごく気にするのに、運動しない人は、
身体をゴミ屋敷にしているのと同じなので運動もちゃんとしてあげないといけません。


運動は毎日しましょう!

といっても追い込む必要は全くありませんので、ストイックな生活とは違うのでそこのところはまた別の記事でお伝えします。


本日もありがとうございました!!










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