明治安田生命J3リーグ第29節ガイナーレ鳥取vsいわきFC〜個の成長がもたらすもの〜
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
今回は10月9日に行われたアウェー戦ガイナーレ鳥取とのマッチレビューをお届けします!
今回のマッチレビューは、
にスポットライトを当ててお送りしたいと思います。
いわきFCの「魂の息吹くフットボール」は様々なメディアやいわきFC自身の公式noteなどによって広く周知されるようになった。
しかし、どのような選手が、どのようなパフォーマンスを発揮し、チームの中でどんな役割を果たしているのか、その中身を知っている人は少ないのではないだろうか。
今回は2022シーズン新加入選手にターゲットを当てて試合を振り返りつつ選手の特徴を紹介していきたい
1 スターティングメンバー
https://soccer.yahoo.co.jp/jleague/category/j3/game/2022100910/summary?gk=68 より引用
真新しい変化は杉山のトップ起用である。
選手紹介1 「杉山伶央」
画像は上記より引用
前所属チーム
白百合SC-FC東京U-15むさし-FC東京U-18-作新学院大
杉山が1列降りて4−4−1−1のような形でボールを受けに降りたり、1.5列目からの相手DFラインへの裏抜けをするだけでなく、ボールを握らない非保持の時間帯でも1stプレスを猛スピードでかけたりするなど、守備時の貢献度も高かった。Jリーグの舞台でも通用する快速のスピードを武器に杉山選手ができるタスクを果たしていた。
課題を挙げるとすればボール保持の部分の関わり方であろう。今節でも、右サイドでの嵯峨選手、岩渕選手とのペアリングやコンビネーションには改善の余地がある。もちろん初スタメンであることは考慮しなければいけないが、岩渕選手が空けたスペースへの抜け出しが増えればより中央で構える有田選手へのパスコースを作れるはずだ。
ただし、この部分ができればもうJ3レベルの選手ではないので引き抜かれます笑
2 間受けから前進する鳥取
プレスをかけるいわきFC vs ボールを保持するチーム
という構図は今まで日常的に観てきた光景だが、鳥取の前進の仕方はシンプルかつ効果的なものだった。
ボール保持のポイントは2つ
鳥取はキーパーやアンカーの選手を使いながら常にいわきFCの奪いにくる選手よりもプラス1枚を意識し、まずは左右にボールを展開した。とりわけ回数が多いわけではなかったが、いわきは横へのスライドを強いられる回数が多かったと思われる。いわきの選手1人1人の横の距離が空くとどのようなことが起こるのか、
答えは簡単 「目指すべき相手ゴール方向へのパスコースが増える」ことである
鳥取は予めサイドに開き幅を使う選手、内側に入り相手DFの中間ポジションでボールを受ける選手と役割が決まっていた。
鳥取の攻撃はその間受けした選手が前を向いた瞬間のスピードアップが特徴的だ。一気にゴール前まで迫るシーンも多く、運良くラストパスが合わないシーンやオフサイドに救われたシーンが多かっただけでチャンスシーンの一歩手前までは運ばれていた。
この映像は鳥取側のハイライトだが、DAZNに加入している方は鳥取のチャンスシーンの手前20秒ほどを見てほしい。90分通じて鳥取がやろうとしたフットボールがチャンスとして見ることができる。
③本来の力を見せる。見せつける。
いわきFCはチャンスシーンを作られる機会が多かったのは事実だが、その中でもDFラインの要としてチームに途中加入した遠藤選手のパフォーマンスも向上を見せていた。
選手紹介2 「遠藤凌」
前所属
飯能ジュニアSSS-坂戸ディプロマッツFC-
浦和レッズユース-桐蔭横浜大-アルビレックス新潟
https://www.minyu-net.com/news/iwakifc/news/FM20221006-733131.php
上記より引用
デビュー戦のアウェー松本戦でのパフォーマンスからは想像がつかないほどいわきFCにフィットしてきた。
元々足元のフィード技術やカバーリングヘディングには定評がある選手だったが、クロスやラインブレイクのマークがつききれなかったり、背負う相手に対しての対応など、対人スキルの課題を少しずつ乗り越えている印象を持っている。
2点目の攻撃の始まりは遠藤選手が競り合いで勝ったところから始まる。
たかが競り合い一つ勝ったところと思っている人は考えを改めたほうがいいだろう。そんなシーンだった。
④ まとめ
後半に3点を奪ったいわきFCが危なげなく勝利を収め、3連勝を飾った。
有馬選手の離脱を感じさせないいわきFC。
特にこの後半戦になり、個人の成長がチームに大きな影響を与えるようになってきた。
ジョーカー的な存在になりつつある谷村選手。
スピードスターとして多くの起用オプションをもたらす杉山選手。
途中加入遠藤選手のフィットと対人技術の向上。
チームのスタイルがぶれない分、選手の成長がダイレクトにチームの影響や試合の勝ち負けにつながる選手の成長を身近に感じることができるのはサポーターにとっても楽しみが増えることにつながるだろう。
今後も天王山である、32節ホーム鹿児島戦までは一つも落とせない試合が続く。
最後にヒーローとなる選手を想像するだけでワクワクするのは筆者だけではないはず。
今後の期待をして試合を楽しみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます😊
また来週お会いしましょう👍👍👌
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