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贅沢の仕方

久しぶりの、何にもない休みが昼から取れた。

とりあえず、ランチ何しよう。

子どもと行けないところ、家族で行けないところ。

焼肉と鰻と、悩みに悩んで鰻に決定!

私は、鰻が大好物で、スーパーで売ってる鰻なら1人で1匹ペロリといける。

さすがに高くて半額じゃないと買わないし、怒られるから家族で分けるけど。

そんな鰻好きな私、今回は思いきって、鰻屋さんのお弁当をテイクアウトすることにした。

ランクでお値段違うけど、こんな1人の時間なんて、年に1回あるかだし、いつも私がんばってるし、

奮発した!ほぼ1匹分入ってるのを購入!

こんなの、家族にバレたら「ずるい!」を100万回くらい叫ばれそうだ。1人分でもビビるのに、4人分は宝くじ当たってからじゃないと無理だわ。だからこそ、1人の時にこっそり食べるのだ。

ついでにケーキも購入。コンビニじゃなくて、ケーキ屋さんの。

もうフルセット。
家なのでノンアルビールもつけて、いざ実食。
好きなアーティストのオンラインコンサートを観ながら食べるランチ。もうねぇ、こんなに幸せで良いのかと、思った。

で、食べ進めていくうちに…
く、苦しい。
スーパーの鰻なら1匹いけるけど、
食べなれない、上等な、肉厚の、脂ののった鰻は、食べ終えた時には、もう、動けなくなった。
飲み物さえ入らない。苦しいが過ぎる…。
胃が重い。

しかし、あと、ケーキも残ってる!子どもらが帰ってくるまでに食べなきゃ「ずるい!」の100万回コールが待っている。

気合いをいれてケーキに手をつけたものの…
1/3でギブアップ。ちょっとお腹痛い。
結局、残りは兄さんへ。幸い、ちびたはいなかったので、100万回コールはなかったけど。

経年劣化した体は、私が思い描いてたほどの贅沢を受け付けてくれなくなっていた。せつない。
慣れない贅沢をしたからか、家族に黙って贅沢しようとした罰か…。

今度は、身の丈にあった贅沢をしよう!
ちゃんと経年劣化分も試算しなくては。

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