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自分のの歴史とこれから

自分の歴史(振り返り)

 今日は、時間ができたので自分のことついて嘘偽りなく書いてみる。
すでに40歳を超えるおじさんであり現在もパッとしない人生をすごしたおじさんだ。結婚はしているが子供はおらず、将来も不安であり、なにかを始めては途中で挫折してしまうそんなかんじの日々を過ごしている。これまでを振り返りながら、今後のことをかんがえてみたい。

学生時代

 小中学生時代からみんなの前に出ることは苦手で、誰かの後ろで密やかに時間を過ごすことが好きだった。ずっと、たくさんの人とお話したりすることが苦手で、何か嫌なことや喧嘩をしてしまうとその人とはすぐに疎遠になることで自分の心を守っているような人間であった。学校へ行くのも辛かったが、その頃の時代は小中学生にとって学校に行くことがすべてで、不登校になる人はクラスに1人いないくらいであった。いまでは考えにくいかもしれない。公立の小中学校を卒業しその後公立の高校を出た私は一年浪人したがその後なんとか奇跡的に大学に入ることができた。

大学時代


 大学はごく平凡な4年大学(化学系の学部)を卒業した。大学時代もあまり趣味はなく、奨学金と授業料の優遇を受けていたこともあり真面目にだいがくの授業を受けていたし、それが責務だと信じて疑わなかった。大学入学時、そしてその後もしばらくは化学の研究で新しい物質を作ってそれが誰かの役に立つようなものを作り出したいと本気で思っていた。しかし、そんな漠然とした思いもつかの間、ちょうど大学の授業を受けてとあることに衝撃を受けた。

バイオサイエンスとの出会い


 本当に興味深いことであるが、世の物質や生命体は原子という小さな粒子が集まってできている。私達人間も例外ではなく、小さなどこにでもある物質からできており、それがたくさん集まって生命体を作っている。私達人間は多種多様でいろいろなひとがおり、周りの人が自分とは違って変わった人やすごい人に見えているかも知れない。頭のいい人、イケメン、垢抜けた人、色んな人が生活している。また、先天的に知的な障害を持つ人、脳梗塞で体の半身が付随の人、認知症で現状を話せない人それぞれ私達にとっては多種多様であるが、少し離れてみると例えば、犬や猫などからみれば人間というひとくくりの動物である。逆に私達は年老いた犬や、目の見えない猫なども分け隔てなく可愛いと思えるちからを持っている。
 話はそれてしまったが、多種多様な生命体も全ては原子によってできている。なんと不思議なことであろうと思ったのがバイオサイエンスに興味を持ったきっかけであった。そして更に衝撃を受けたのが人間をプログラムしているものは人間の細胞に入っている遺伝子であるということである。そして遺伝子を構成する文字はたった4文字(ATGC)でありそれがこの多種多様な生き物(人間だけでなく、世の中にいる生き物すべて)の設計図が作られているということであった。
 こんな話を聞いてワクワクしない人はいないと当時の私は思っており、まだこれから明かされる人間の遺伝子配列から人間のプログラムを知ることができると当時の私は心を躍らされたものであった。このような背景から、生命の神秘に関して興味を持つようになった。(大学院編へつづく)
 

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