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メキシコ体験記4|買い物ができない!?

メキシコに来たばかりの頃、スーパーで椎茸を見つけ、メキシコにもあるんだ、と嬉しい気持ちでカートに。しかし、いざレジに行くと、バーコードが登録されていないという理由で、買えませんでした。

当時、椎茸を食べたい気持ちが高まったいた私は、少し落ち込みました。 椎茸に限らず、バーコードが登録されてないから買えない、ということがたまにあるのです。また、お釣りがないから会計できないと言われることは、よくあります。しかもチェーン店のコンビニやカフェでも起こることなのです。

店員さんは決して意地悪な感じではなく、接客態度も悪くなく、笑顔も素敵。ただ、売る気が強くないのか、できないことに対しては"できない よ"と、さらっと言います。またお釣りを取りに行く、商品を探しに行くなど、何をするにもゆっくりしています。一言で言うと、接客がとてもユルっとしているのです。でも、そこに対して怒るお客さんもいません。そして、このユルさ、悪いことばかりではなく良いこともあります。

ある日、チェーン店のカフェで、レジが壊れているからと、なんとタダでコーヒーを頂きました。 また別の時に、お店で雑貨を買おうとした際、私のスペイン語力不足で価格の下二桁が聞き取れ ず、何回か聞き直したら、400ペソでいいよと、 下二桁を切り捨ててくれたこともあります。

メキシコに来て、始めはこのユルっとした接客に戸惑いましたが、今では、常に細かいお金を持ち、また欲しいものが買えないこともあるという心構えを持ち、買い物に行くので、ストレスはほぼ無くなりました。 またラッキーなこともあると知れた今は、メキシコの接客のユルさを楽しめている気もします。

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