2022年の函館旅行日記

今年も去年に引き続き8月2~4日、函館に遊びに行ってきました。
函館は3回目になるのですが毎回本当にご飯が美味しくて、満腹なのだけど食べ足りず満足できないまま次に託します。
旅行の目的は9割食べ歩き、1割は旅行は自分にとって非日常的で心が晴れるから。
(のわりにツイ廃なので旅先でも逐一スマホチェックをしてしまいます)

去年は地獄のような暑さで、北海道の為冷房設備も備わってない場合が多く、
市電は窓から受ける自然風のみ、街中のフリー足湯の湯は火傷しそうな熱さ、頼りはハンディ扇風機だけ…
そして何より検索しても出てこず未だによくわからないのですが汗のせいか革のサンダルの色がモロに足に転写してしまい、
1年経った今もそのまま残っていて戻らないという悲しい出来事もあり(ドクターマーチンのものなのでそんなに安い革じゃないと思うのですが何故(T_T))
それらを省みて事前に冷やしタオルなど多めに用意したのですが
旅行前函館にいる間中は曇りで23度前後らしかったので全て置いてきました、
のわりに荷物は多かったのですが…(あまりに寒かったため薄手のマウンテンパーカーを持って行ったのですがどえらい嵩張りました)
足に移った色、レーザーとかで消すしかないのかなあ。親曰く皮膚は5年で入れ替わるだそうですが。

今回は街中旅行客であふれ、しかもたまたま1日の花火大会が雨天中止で4日に振替になったらしく
初日が花火大会でした。
浴衣を着た町の人も沢山居て、関東の自宅だと立地も悪く花火は大好きですが現状暫く音をちょろっと聞いたな、くらいで
目で観れていなかったためこれは絶対観なきゃと思ってウキウキして夜を待ちました。
打ち上げ場所は緑の島という角ばった人工島。

今回の反省として下に履くものは1枚あれば十分なのと、雨予報がなければカッパは嵩張るから必要がないという事。

~1日目~
実家札幌から函館までバスで4~5時間ほど。
ゆらりゆられて車内でだらだら過ごし、スマホなどいじるとあっという間。

函館につきまず即大好きなカフェロマンティコロマンティカに向かい昼食を食べていなかったので今まではパフェしか頼んでこなかったのですが初めてランチを注文。
(15時までしかやってないそうです)
これがまた格別に美味しくすぐ目的を達成した気持ちになりました。
食の旅だからね。


トマトと生ハムの冷製パスタ、パフェ、サラダ、飲み物付き。1800円也。

食べ終えこちらも毎回おなじみ宿泊施設近くの湯倉神社へ。
おばちゃんにいきなり話しかけられ
「(虎の絵が入ったシャツを着ていたので)あらあら寅年なの!?私もよ~」
と言われる。
境内は風鈴で飾られ涼し気。御朱印を書いてもらいコンビニで飲み物など買い出し、ゲストハウスで荷物を置く。
本当は18時から営業開始の大好きな居酒屋へ行きたかったが19時半開始予定の花火大会の為かなり混雑すると
ゲストハウスの店長に聞き花火を見終えてから居酒屋へ向かうルートに変更。
(私がホテルよりゲストハウスに泊まるのは安いからもあるのですが地元人に色々店の情報などを訊けるからというのもあります)
居酒屋に電話をしたら22時までやっていますとのことなので一旦安心する。



普通に線路を走る謎のお祭り電車。お客は乗っていないようだけど乗れるのかな…?

18時の時点で電車は凄まじい人で関東の満員電車と変わらずちょっとコワイ。
各駅でまばらに浴衣の人々が下車し結構色々な所から観えるっぽかったのですが
私は確実であろう港がある赤レンガ倉庫前に向かいました。


港はラッキーピエロとスタバがあって
スタバでちんすこうフラペチーノを飲みぼんやり座って待つ。
関東ではコロナからすっかり見られなくなったスタバの
「容器に店員さんが絵やメッセージを書いてくれる」サービスを観光地だからなのかしてくれて
容器に「ハイサーイ!」と書かれていた。
ちんすこうフラペチーノの愛称はちんペチーノ。ツイッターでちんペチと呼ばれていた。
味はキャラメルフラペチーノに近い感じで若干のちんすこう感。美味しかった。

そうこうしているうちに仮打ち上げか「ドン」と1発だけ音が聞こえて
そわそわしてしまい港の開けた場所まで行く。
家族友人連れが多いけど都会ほどではなくいい感じの人数の中見やすい立地。

花火は感傷的なものだと思っているので
後ろの子供が汚いワードをガンガン叫ぶのを聞きちょっと台無しだと思う。
30分ほどスタートが遅れて次々打ちあがる、
ドラえもんっぽいもの、スマイルマークっぽいものも打ちあがる。

スマホ撮影。



花火ってなんか泣きそうになります。
一眼レフの花火モード、全然上手く撮れない。
スマホは失敗もあるけどたまに綺麗に撮れる。

一眼レフ撮影。


ぜんぶウニョウニョ。

少し早めに切り上げて20時半ころ切り上げる。
既に混雑しているけどまあまあ。市電から花火が見える。
浴衣の子供たちが金魚すくいの金魚を持って眺めてる、
多分めちゃくちゃでかくなるんじゃないかなあとか考えてチラチラ見てしまう。
21時半近く五稜郭前で降り急いで目当ての居酒屋はこやへ。

いつものさいころ丼。
ランチ以外で初めて来たけどやっぱめちゃくちゃに美味しかった。
お通しはマグロの竜田揚げ。
キンッキンに冷えたレモンサワー。全部で1800円也。

急いでゲストハウスに向かい22時着、仕事道具を持ってきたものの何も出来ずシャワーに入り、寝支度をして
ゲストハウスロビー前に泥酔した客がいてスタッフの人が困惑しているのを横目に、明日の予定を立てておやすみなさい。

~2日目~
5時起きした同室で眠っていたスタッフが何かしている音で目覚め、二度寝。
ダラダラと昨日ロマロマで買ったクッキーを食べ、
朝食兼昼食もまた11時から開くはこやのランチを食べようと思いそれまで
近場のフリー足湯に浸かりに行く。
10分だけぼんやり浸かる。ベンチの上を蟻が通っていく。近くをハスキー犬が散歩している。

ゲストハウスに戻り直ぐ用意し10時20分市電に乗る。
五稜郭前に着くも半についてしまい大分早いので
駅前の大きな無印で暇つぶし。
改めて面白いな~と思って奥のほうまで行くと店長の趣味なのか旅本、土偶本、フォント本、などちょっとマニアックな本を取り揃えた一角があって
眺めているだけで楽しかった。
自宅にもこんなスペースが欲しい。
はこやに向かおうと無印を出たと同時に御朱印帳をゲストハウスに忘れたことに気付き悩む。
10時45分はこや着、前はそれなりに並んでいたけど今日は誰もおらず、1番に入る。
でも10分もしたらすぐ店内は客で埋まった。

大とろとびっこ丼1000円也。
大将さんが昨日来たことを覚えていてくれて帰り際また函館来たらきまーすと言って店を出る。

ゲストハウスに戻り御朱印帳を持ってくる。
父から「楽しんできてよ~」とラインが来る。
父、「あらら…」とか「ホイサ」とかちょっとゆるい言葉が口癖なのでラインしてると和む。

旅行の時分刻みで予定を立てたい人間なので(一人の場合、瀬戸内の島々で船旅をしたときあまりにバスと船の本数が少なくて事前に調べる癖がついた)
30分遅れで青柳町は函館公園へ。
ここでの目的は最近2年ぶりくらいに再開したポケモンGOのポイント、ポケモンマンホール
通称「ポケふた」で大きな噴水を抜け、小さな遊園地を尻目に
目的地へ向かう。
小さな遊園地は動物園にあるような遊園地位の規模で日本最古の観覧車なるものがあった。
剝き出しだけどどの遊具も子供の背丈でも入れるようなもので高所恐怖症の私には丁度良いかもしれない。

マンホールはすぐ場所がわかって(というかポケモンGOを開くと表示された)
既に一人男性が写真を撮ったり眺めたりしていた。
あとからもう一人別の男性も来て、
ポケモンGOは3分間に1回同じポイントでアイテムが取れるので私含め3人近場でたむろしていた。
丁度7回分、21分居て駅前に戻る。
次の目的地は隣の駅で歩いていく。
体感10分かかったか程度で食べ歩き旅行だしキツキツなスケジュールでもないから良いかと思い歩く。

谷地頭について函館八幡宮へ向かう。




けんけんぱ、小さな図書館にノスタルジーを感じつつ、
ここも函館に来る度毎度訪れているが長い階段は何度見ても上りたくないなあと思ってしまう…。
ここにも水汲み場で風鈴が鳴っており紫陽花が浮かんでいて綺麗。
植林されたばかりっぽい育ち途中の樹が2本並んでてなんだか可愛かった。


御朱印は普通のもの、お稲荷さんのもの、限定の2枚分虎柄。
普通のもの、お稲荷さんのものを書いてもらったが札幌に帰ってから虎のものも書いてもらったらよかったかなあと
少し思った。
ここは他と違ってお代がお気持ちなので、1枚500円ずつ計1000円渡す。
コロナ前は1枚300円の所が多かったのだけど、最近はどこも500円になった。
魔よけの小さいカラスシールを配ってますとかいてあったので実家の家族分頂く。

駅前に戻り函館に来て初めての立待岬(タチマチミサキ)へ向かう。
ちょっとわかりづらくグーグルマップを見ながら進む。約1.5kmほど15分くらいかかった。
行きは上り坂ばかり。
途中海が見えるこじんまりとした墓地があって海が好きならいいかもなあと思ったりする。
私の地元札幌某区にも空が広い凄く広い墓地、霊園があってお墓ではあるのだけど一目見てなんだかきれいだなあという感想。





立待岬につくと日差しが強く潮風が涼しい。
車やバイクがぽつぽつ入ってきて、遠くにいた二人が空に向かってスマホを向けていたので
一緒になって見上げると長~い飛行機雲が通っていた。
先の方へ進むと津軽海峡がうっすら見えて、函館の町と、崖と、写真を撮ってまたちんたら駅へ戻る。
そしてまた大町はロマロマへ。足はふらふら。



レモンパフェとパッションジンジャーエールを頼む。
レモンパフェは美味しいけど前もちょっと飽きたやつだ、謎アイスと謎フレークが入ってる。
満腹になり店を出る。クッキー購入。

船魂神社へ行きたかったが諦める。

十字街赤レンガ倉庫近くスタバで18時30分からのナイトクルーズを待つ。
昨日電話で問い合わせた時は18時に来て5人で決行と言われた。
花火大会の日は貸し切りだったらしい。
時間になってクルーズの前に行くも誰も居なくちらっと出てきたおじさんが遠くで私の顔を見るなり
腕でおおきく×印を作った。

またしぶしぶスタバへ戻り2杯目注文。
19時半からバーを予約しているのでその時に備える(2週間前位に予約しました)
ベイサイドエリアのスタバは海を一望できるテラス席があり
冬は寒そうだけど夏はいいなと思った。
ただ鳥に食べ物を狙われますと注意書きの看板が立てられていた。
江の島でも鳶に注意の看板をよく見るけどよく目ざとく狙ってくるなあ。食べ物、光もしないのに…。


時刻がせまり宝来町へ、
駅前広い道路の真ん中に超巨大な像が立っており(高田屋嘉兵衛の銅像)少し不思議な感じ。ライトアップされてる。

坂の上を登っていき「バーひしい」へ。
ここ、前回函館に来た時から行きたかったので嬉しい。
外観からオシャレすぎて気づけず通り過ぎてしまう。
入るとまたオシャレ、全席予約の札がついている。
スイカのウォッカ、チーズピザを頼む。
酒の方がピザよりお高い。
パフェもあってそれはインスタで予約して下さいとのことだったがたまたま残っていて
ギリギリまで考えたがロマロマでたべたレモンパフェでお腹がいっぱいだったので断念。また次の機会に。
(インスタ、日記と連載の宣伝でアカウントは作ったもののリンクの貼り方もストーリーも良くわかっていないし使いこなす気もあまりない)
予算は多めに、このお店はかなりオススメ。

ぶれてますね

帰りの電車をタッチの差で逃し次は30分後、明かりが全然なくて真っ暗なかなか始発まで2駅歩く。
胃の調子が悪いしスマホの充電も切れそう。
冷えたお茶を買い飲むと少し回復。茶は良い。

帰りの電車に揺られているときフリマサイトに出品してた中学生の頃大好きだったCDが売れた。
広い海を見ていると評価とかどうでもいいんじゃないだろうかって気持ちになってくる。どうでもよくはないけど。

~3日目~

今日は今回一番の目的だった「ティーショップ夕日」に行くこと。
バスとゲストハウスを予約した次の日営業日を見たら1,2日目が定休日だと知り愕然とし日をずらすか検討したけど
何とかなるだろうと思いそのまま決行した。

6時40分起床、さっさと用意して8時半に出る。
函館駅でロッカーを探す。JR内にもバス乗り場にも大量にありすぐ見つかる。
早い時間だからかもしれないけど便利。

そのまま終点どつく前駅に到着。
函館旅行1回目に御朱印を書いてもらった厳島神社が駅前にあるので覗くも誰も居ない。

だらだら1km~坂道をのぼって歩いて目的地は「ティーショップ夕日」に到着、営業時間になっても
誰も来ないし開きもしないので階段を上りドアの前に行きよくみてみると
ちいさく「臨時休業」の張り紙。
肩を落とし道を戻る。
外人墓地もちょっと期待したけど入れないようになっているというか、墓地だから写真に収めるものでもないし、ちょっとだけ眺めて去る。
海もあまり見えない。
帰りもう一度厳島神社に行くとチャイムがあり押すと
おじさんがでてきて御朱印を書いてくれる。
とろろこんぶもくれる。
最初に行ったときこのおじさんはめちゃくちゃ喋って、ずーっと喋って、とにかく喋ってたのだけど
今回は何も言わなかった。その時もとろろこんぶはくれた。函館の名物だが期限がわからないと言っていた。



日が沈むのを見ながらお茶が飲めるカフェ。
夕焼けの頃閉店らしい。

そのまま歩き1駅先のロマロマへ。
本当好きである…。今回は初ランチを頼んだけどそれが美味しかったので別メニューも食べたくなった。
ピタパン、キッシュ、ケーキのセットを頼み
大分優柔不断、迷いに迷ってピタパンはごぼうとチキン、チリビーンズとチーズ、ケーキはシトロンにする。


ランチを頼むとお通しがクッキー!

めちゃうまーい。
ピタパンにはタバスコをかけて食べる。ケーキはおしゃれ。
おしゃれなケーキに散らされたチョコの粉末とかシロップ、どう避けたらいいのかわからない。
十二分に満たされまだ時間がありそうだったので
もう1駅歩いて船魂神社へ。

ここも初回目ぶりで若干忘れてたのだけど函館有数の坂坂に隣接するような、枝分かれしたような小脇に入った道にあるこれまた急斜面の坂を
行った先にある小さな船魂神社。
坂道にダメージを受けた脚があきらかにパンパンになっている。
力強い御朱印を書いてもらう。
初回も思ったけどここの御朱印はかっこいい。
(帰ってお父さんに見せた際もお父さん曰く「いいな~」だそうでした)


坂道の近く元町公園ではお祭りをしている、ちらっと見るが時間が不安だったのですぐ電車にのり函館駅前へ。
12時半くらい。

こちらも今回目当てだった初、有名なハセガワストアの焼き鳥弁当を帰りのバスで食べようと場所だけ確認しJR2階タリーズへ。
グレープフルーツジュースを飲む。
件数が多い近場にあるなどの理由で仕事をする時大体スタバに行くけどタリーズやプロントのジュースはたまに飲むとめちゃくちゃ美味しく感じる。
ドトールはあまり行ったことがない、プロントの夏場に出るスイカジュースを夏実家から自宅に戻る際見送りに来てくれた親と一緒に飲んだりする。
1時40分頃タリーズを出てコンビニでお茶を買いハセガワストアで焼き鳥弁当を買う。
ハセストグッズなるものが並んでいて定規を使い道がないなあと思いながら買う。
お~いお茶にお茶犬のミニバッグがついていて可愛い。去年もお茶犬のペットボトルカバーだった。去年から復活したのね。

バス待合室ロッカーからキャリーバッグを取り出し帰りのバスを待つ。30分ぼーっとスマホをいじり
14時48分のバスで帰る。

焼き鳥弁当が横になってて少し液漏れしている、
私はウェットティッシュの鬼みたいなところがあるので(カバンに要らないだろうってくらい入ってる)こういう時便利だなあと思いながら拭いてから食べる。
美味しかった。
ちょっと冷めていたけど。
新幹線でお酒飲みながら食べたら最高かも。

肩こりと足の痛みがやばい中だらだら帰路につく。
行きは12人、帰りは14人同乗していた。初回のコロナ前よりは大分減った(2回目は客が私含め5人以下だった)

19時半すぎ親が車で迎えに来てくれる。ふにゃふにゃしながら眠る。

食べ歩きツアー、また来年も行けたら行きたいです。ごちそうさま。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?