上野 真弓

上野 真弓

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「北斎折り紙で江戸の数遊び」Scratch編

今回は、自宅でも簡単に江戸の数遊びを楽しめるようにScratchのテンプレートを使ったプログラミングの手法を書きますね。 Step1 Scratch「北斎折り紙で江戸の数遊びテンプレート」を共有する。     https://scratch.mit.edu/projects/1061271860     または、Scratchの検索画面で検索してみてくださいね。 Step2 「スプライトを描く」から、黒、白、黄、赤の4つのボタンを     作成する。 Step3 「変数

    • 「北斎折り紙を折って江戸の数遊びをしよう!」講座内容

      江戸時代に流行した数学遊戯を学び、実演する楽しい体験講座です。北斎折り紙を使って、相手の好きな日にちを当ててみせる驚きの手法が分かりますよ。さあ、折り紙を折ったり、紙そろばんをはじいたり、鉛筆で書いたりして、手と頭を使ってマスターしましょう。年齢は問いません。面白そうだなと思った人なら誰でもチャレンジしてみてくださいね。 〇準備するもの  紙ターボそろばん・北斎折り紙・ワークシート 〇所要時間  1時間半 〇目的  江戸時代に流行った数学遊戯の習得・実演 タイムスケジュー

      • 番町皿屋敷マジックをAIにかけると・・・

        前回投稿の子ども向け脚本「番町皿屋敷マジック」をAIを使って要約してもらいました。 すると、自分でも思いもよらない展開になっていて超ビックリです。 私って、こんな情報化社会に向けた教育の提言ができたんだっけ? 確かに、このメソッドは、日本に情報教育が本格導入された2020年、 ある大学の先生の一言から始まりました。 「大学生に情報の基礎である二進法を教えるけど、ちっとも理解しない。」 二進法?だったら昔流行った目付字遊びを子どもの頃からやればいいのになぁと感じ、目付字メ

        • 番町皿屋敷マジック脚本

          登場人物 お菊 通行人1(キャリアウーマン風女性) 通行人2(若い外国人観光客) 通行人3(小学5年生男子) ナレーター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ナレーター: 昔々、江戸の番町にあるお屋敷に、お菊という優しい侍女がいました。お菊は主人の青山播磨にとても大切にされていました。しかし、ある日の事、お菊は青山播磨が大切にしていた10枚揃いのお皿を一枚割ってしまいました。怒った播磨の妻は、お菊にひどい折檻をしました。その夜、お

          北斎さらやしき目付字

          1ま~い、2ま~い、3ま~い、・・・ 8ま~い、9ま~い、 ギャー、1まい足りない!!! あら、みなさま、こんにちは。 わたしは女中のお菊と申します。 わたしは、ご主人様の大切な10枚そろいのお皿を 1まい、割ってしまったのでございます。 そのおとがめで井戸に放り込まれてしまいました。 それからというもの、わたしは、すすりなくような声で 夜な夜な、1ま~い、2ま~い、とお皿を数えたので ございます。その声を聞いた人々は、みなおそれおののいて 一目散に逃げかえるのでございます

          北斎さらやしき目付字

          目付字(めつけじ)物語

           今からさかのぼること550年前、時代は室町時代でございます。 公家、三条西実隆(さんじょうにしさねたか)(1455年~1537年没)の20歳の時の日記に初めて目付字という文字が出てまいります。 なんと実隆は目付字を御所で販売していたようです。 そもそも目付字とは何か? それでは図をご覧ください。 「いろはにほへとちりぬるおわか・・・」ここに31文字がございます。 その中から相手に好きな文字をひとつ心に念じてもらい、それを当てて見せるというお遊びでございます。 それでは、

          目付字(めつけじ)物語