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全事象の決め方で変わる!:オモワカ&マジさえ確率#2
確率シリーズ第2回目!!
オモワカ=面白いほどわかる
マジさえ=マジで冴えてる=本当にハッと目覚める
確率が面白いほどよくわかります
第2回から見てもOKですが、ぜひ第1回目からどうぞ!! →→1回目(確率の基本概念)
確率(第1講から第15講)のテキストをページの一番下に貼っていますのでご利用ください
全事象の決め方
『起こりうる場合』だけを考えて、『全事象』を考えることを忘れていませんか?!
全事象の決め方一つで問題の解きやすさがぐっと変わります。
問題1(1):普通に解いてみたら<並の凡人>
全事象:8人を横一列に並べる
起こりうる場合:左に子供を選んできて、あと残り7人を並べる
答え:3/8
問題1(1):全事象を変えてみた<優れた凡人>
左端だけを考える。
全事象:左端に来る人の場合
起こりうる場合:左端に子供が来る場合
簡単にできましたね!!
問題1(2):普通に解いてみたら<並の凡人>
全事象:8人を横一列に並べる。
起こりうる場合:左端と右端に来る大人を選び、並べる。さらに残りの6人を並べる
答え:5/14
問題1(2):全事象を変えてみた!<優れた凡人>
左端と右端だけ考える!!
全事象:左右に人を選びながら並べる。8×7通り
起こりうる場合:左右に来る大人を選びながら並べる。5×4通り
やはり!簡単ですよね!
問題2
0,1,2,3,4,5の6個の数字から、3個の数字を1つずつ取り出し、取り出した順に並べて数をつくる。このとき、3桁の数になる確率は□、3桁の偶数になる確率は□である。
問題2:3桁の数になる確率。<並の凡人>
1個ずつ3つ取るので、順序ありです。
全事象:6つの中から数字を一つずつ選んでいく場合。
起こりうる場合:左端は0以外で数字を一つずつ選んでいく場合。
答え:5/6
問題2:3桁の数になる確率。<優れた凡人>
左端だけに注目
全事象:左端の数は6通り
起こりうる場合:左端の数が0以外
ラクラク!!
問題2:3桁の偶数になる確率。<並の凡人>
一桁目が0か2or4かで場合分け
全事象:6つの数字を一つずつ選ぶ場合
起こりうる場合:右端が0の時+右端が2か4の時
答え:13/30
問題2:3桁の偶数になる確率。<優れた凡人>
左端と右端だけ考える。
右端0の場合。
右端に0が来る確率は1/6
左端はなんでもよい。
右端が2か4の場合。
右端に2か4が来る確率は2/6
次に左端に0以外が来る確率4/5
2/6×4/5
やはりラクラクです!
問題3
A,B,C,D,E,Fの6人が無作為に横一列に並ぶ。
(1)AがBの左側に並ぶ確率を求めよ。
(2)A,B,Cが左からこの順に並ぶ確率を求めよ。
問題3(1):並の凡人の解き方
この問題は順序指定です
全事象:6人が横一列に並ぶ場合
起こりうる場合:A,Bが入るところを二つ選んで並ばせる。さらに他の4人が並ぶ場合をかける
答え:1/2
問題3(1):優れた凡人の解き方
AとBの関係だけを考えると、
左にAで右にB:左にBで右にA =1:1で起こるので答えは1/2
問題3(2):並の凡人の解き方
全事象:6人が横一列に並ぶ場合
起こりうる場合:A,B,Cが入るところを3つ選んで並ばせる。さらに他の3人が並ぶ場合をかける
問題3(2):優れた凡人の解き方
A,B,Cにだけ焦点を当てる。
左にAがくる確率は1/3
その後真ん中にBが来る確率は1/2
AかつBなので=1/3×1/2=1/6
✌️✌️
問題4
WASEDAを横1列に並べるとき、Wが2個のAより左に並ぶ確率を求めよ。
問題4:並の凡人の解き方
Aを区別した上で
全事象:6枚を並べる場合
起こりうる場合:W,A,Aを並べる場所を選ぶ。そしてA1とA2を並べる。その後残り3枚を並べる
答え:1/3
問題4:優れた凡人の解き方
WとA1とA2のみに注目する
左にWがくる確率は1/3
A1とA2はどちらでも変わりない。よって答えは1/3
問題5
WASEDAを横一列に並べるとき、Wが2個のAより左に並び、同時にSがEより左に並ぶ確率を求めよ。
問題5:並の凡人の解き方
Aを区別した上で
全事象:6枚を並べる場合
起こりうる場合:W,A,Aを並べる場所を選ぶ。そしてA1とA2を並べる。その後SとEを2枚を並べる。
答え:1/6
問題5:優れた凡人の解き方
W,A,Aの関係は1/3
S,Eの関係は1/2
かつなので、1/3×1/2=1/6
問題6
問題6(1):並の凡人の解き方
全事象:10個から8個選んで並べる(順序あり)
起こりうる事象:赤を3個選び、白を5個選んで、並べる
答え:7/15
問題6(1):優れた凡人の解き方
確率の掛け算で挑む方法
問題6(2):並の凡人の解き方
全事象:4回、選んで並べる場合
起こりうる場合:3回、白を選び並べる。そして赤を選ぶ。
答え:1/8
問題6(2):優れた凡人の解き方
順に取らなくても同時にとっても大丈夫です。
その場合は、初めの3回と後の1回を別にして考えます。
問題6(3):優れた凡人の解き方
7回までを同時にとる。
その後赤を選ぶ確率を掛ける
答え:7/40
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確率のテキスト
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