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いま私たちに必要なのは、変化に適応する力

開業届を出した日が創業記念日だとしたら、開業してから丸4年。
今日から5年目に突入です。本当にあっという間です。

4年前の今頃、外に出たらみんながマスクをしている4年後なんて、
当然ながら全く想像してなかったですが、

個人事業主は、3年で6割以上が廃業する…などと言われている中で、
何とかやって来れています。ありがとうございます。

丸4年経って…というより、
この仕事をしていると定期的に訪れることなんですが、

ここ2~3か月のコロナ禍が、
自分の生き方・働き方を見直す、とても良いきっかけになっています。

もうあの頃には戻れない。全く新しい生活がやってきた!

今週の緊急事態宣言の解除は、
日々の生活が、コロナ前の状態に戻るきっかけになったのではなく、

「今までの生活とはまったく違う、新しい生活がやってきた!」

という側面の方が圧倒的に大きい気がしていて。

カップルや夫婦が復縁しようと思っても、

「私は、あなたが思っているような、あの頃の私じゃないの!」

「私たちの関係はもう変わってしまったのよ…」

みたいな感じです。知らんけど。

(私は幸か不幸かこういう経験がないので、昔の月9とか大映ドラマ風に脳内妄想。)

自粛生活で日々の行動を変えざるをえない状況になったことで、
自分の生き方や働き方を見つめなおす人も多かったんじゃないでしょうか。

変化に適応できる人は最強!

ここ2~3ヵ月、自分の生活を振り返ったり、SNSなどを見ていると、
いつの時代でも、一番強いのは「変化に適応できる人」だなぁと。


人間は変化を恐れる生き物だと言われています。
私も結構ビビりなので、それも真理です、きっと。

でも、コロナ禍によって起きた以下のような変化って、

・毎日自炊するようになったら、レパートリーが増えて嬉しい!
・あれ?モノをそんなに買わなくても生活が何とかなってる?
・通勤しなくても仕事が回ってる!
・マスク作りが楽しい!

「火事場の馬鹿力」じゃないけど、
人間の適応力のすごさを見せつけられた出来事だなぁと思うのです。

さぁ、この局面をどう切り抜けようか…と、皆で知恵をしぼりつつ、
変化を面白がって受け入れている人が、意外と多かったような気がします。


有事に備えて、武器は複数持

ほとんどの人の日常生活に大きな変化が訪れたように、
私の生活にも、もちろん変化がありました。

書道教室は、4月5月完全休業でした(6月から再開します!!)

レッスンができないのはとても残念だったのですが、

「アレがダメならコレをすりゃあいいじゃん!」

という気持ちを持っていたので、
落ち込むことなく、元気に毎日過ごしていました。

この期間中に、

・レッスン新メニューの作成(添削・オンライン)
・オンライン写経会を通じたコミュニティづくり
・小学1年生向けの漢字の書き方動画制作

緊急性は高くないけど、ずっとやろうと思っていた大事なことがいくつかできました。


とは言え、経済的な落ち込みは大きいので、
以前やっていた事務代行の副業を復活させるなどして、
変化を柔軟に受け入れて過ごしています。

本当は、本業一本に絞るのが美しい働き方かもしれませんが、
世の中というのは、いつ何が起こるか分からないもの。

私の場合は、

・自分が欲しい技術や知識が得られる
・本業に還元できることや役立つことをする

という、じぶんルールを決めて仕事を選んでいますが、
有事に備えて、武器をいくつか持っておくことは大事です。


世の中の変化を柔軟かつ謙虚に受け入れよう!

コロナに関しても、秋から冬に第2波?という話もあるし、
地震もあるかもしれないし、経済状況の更なる混乱もあるだろうし…
世の中の変化は、これからどんどん加速していきそうです。

特に、働き方や消費のあり方は、今が大きな転換期。
これから、時間とお金の使い方がガラリと変わっていくでしょう。

生活が元に戻らないとなったら、従来のやり方を変えるのは当然のこと。

人が住まない家は朽ち、流れない川の水は澱むように、
変わらずにその場に居続けることは、良いこととは言えません。

日々を快適に過ごすために、世の中の変化を柔軟かつ謙虚に受け入れて、
環境への適応力をつけることが大事になっていくと思います。

でも、これ、自戒を込めて書きますが、勘違いしちゃいけないのは、

環境への適応=自分を殺して他人に合わせることではないということ。

イヤなことを仕方なくやっていても、そのイヤイヤは当然長続きしません。

仮に続いたとしても、心身を病んでしまう。

環境への適応は、あくまでも自分の気持ちに従って前向きに。

困難な状況だったとしても、「○○さんが言ったから」とか、人のせいにせず、「自分がどうしたいか」を常に考えて行動することが大切です。


習い事や余暇の過ごし方の変化に伴い、書道のあり方も変わっていくはず。

私も、人々の心を満たすために書道を通じて貢献できることは何か?ということを軸に、リアルでの価値を上げるレッスン作り、オンラインレッスンの可能性を模索していきます。

あとは「人に会えない状況でも生き抜く術を身につける」ことかしら。
…でも哀しいかな、元々お一人様力が高いから、全然平気かもしれないw


レッスンのご案内

6月から教室でのレッスンを再開しますが、
オンライン・郵送の添削レッスンなども行っています。

⓵ オンラインレッスン「30分で必ず美文字に!ペン字・筆ペンレッスン」
② ペン字・筆ペン 添削レッスン
③ 合格するまで受け放題!ひらがな特訓プログラム

字を書く普段の生活では使わないものになっていますが、
字をキレイに書くことは、緊急性は低いけど大事なもの。
有事への備えとしても、ぜひレッスンをご活用ください。

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