もはや投資の本はこの一冊でいい【JUST KEEP BUYING】
こんにちは。
Me-Timeというひとり時間を紹介するメディアを運営しておりますりひとと申します。noteでは人生のテーマである「日本人のマネーリテラシーを上げる」を叶えるために、お金に関する話を書いていきたいと思います。
今回は「投資の本はこの一冊でいい。」というテーマで書いていきたいと思います。
最強の投資本
もう投資のことを知るならこの一冊でいいのではないかという本が出版されました。それは『JUST KEEP BUYING』です。JUST KEEP BUYINGとは、収益を生み出す資産を継続的に購入することを指します。ただひたすら買い続けることが大事。
この本を買った理由は、圧倒的に翻訳者買いでした(笑)
この本を訳されている児島修さんは、
など僕の琴線に触れる本を翻訳されている方で、最近は児島さんが翻訳していたら思考停止で買うくらいファンです。
そしてこの本も6月末に出版されて「児島さんの本だ！」ということで思考停止で購入すると、やっぱり大当たり。色々手を出すくらいなら「投資の本はこの一冊でいいんじゃない？」というクオリティーでした。
ただ継続して買うだけ
こちらの本のメッセージは至ってシンプル。
投資の最強哲学は「ただ継続して買うだけ」。
たったこれだけです。
投資をするとなるとこのように考える人が多い。
「安いときを狙って買わないといけない。」
「高いときに売ってしまいたい。」
投資こそ売買のタイミングが大事だと考える人は多いです。しかし、僕たちが投資の世界で行うのは至ってシンプル。
ただ継続して買うだけ。
それ以上でもそれ以下でもなく、これが一番の最強の投資哲学になる。この投資哲学は、著者が勝手に言っているだけではなく過去100年以上の金融データを使用した圧倒的エビデンスを基に書きあげているため、信ぴょう性も感じられる。訳者あとがきから引用すると、
「誰もが知りたいお金に関する根本的な疑問に、確かなデータに基づいた、思わず膝を打つような説得力のある答えを示している」
とあるように、データサイエンティストである著者が繰り出す根拠に基づいた主張は納得せざるを得ない。
では何を継続して買い続けるのかというところですが。。。
個別株は買うべきではない
継続して買い続けることが大事だというメッセージは、心にグサッと刺さったのですが、僕が一番印象的に残った点は、個別株を買うべきではないというポイントです。
これも最強の投資哲学だと言われているインデックス投資を20歳から行っているのですが、やはりあまり面白みを感じられず個別株に手を出したくなることがあります。
しかし、データで見ると個別株がインデックス投資に勝つことは難しい。たとえリターンが上回ったとしてもそれは運の要素が大きく自分の実力かどうかは分からないとのこと。
やはり個別銘柄に投資をするくらいならインデックス投資をJUST KEEP BUYINGしている方が、素人がプロに勝てる戦略だということです。この本を読んで、個別株に手を出すことはきっぱり辞めました。
著者も個別銘柄よりもインデックスファンドやETFを好んでいます。なぜなら、安価で分散投資が容易にできるからです。インデックスファンドやETFをJUST KEEP BUYINGすることが圧倒的に最強の投資哲学だということが改めて認識できました。
よくある投資本では？
インデックスファンドやETFをJUST KEEP BUYINGすることが圧倒的に最強の投資哲学だということは他の本でも何度もこすられている内容なので、別にこの本に限った話ではないと思われる方もいるかと思います。
データサイエンティストが100年以上のデータを用いているという長所はもちろんのことですが、この本の面白いところは「第一部：貯金力アップ編」「第二部：投資力アップ編」と貯金力を上げるところからデータを基に解説してくれているというところも挙げられます。
投資本というと投資に特化した本が多いですが、そもそも貯金すらできていないのに投資をやるというのは本末転倒だったりします。そんな方のためにまず貯金から始めようという投資への第一ステップを書いてくれているのです。さらに、
・いくら貯めればいいの？というお金の「貯め方」
・罪悪感のないお金の「使い方」
・リタイア時にどうするのか？というお金の「減らし方」
・結局は時間が大事だとい人生とお金の「考え方」
など最強の投資哲学だけではなく、ライフステージによって異なるお金の使い方を網羅してくれている一冊になっています。大げさな話この本があれば、投資に対する考え方はオッケーな気がします(笑)
もちろん、この一冊だけで終わらず色々なお金の本を読んでいただくことは大事ですが、インデックス投資に対してどこか迷いを感じていたり、コツコツ積み立てることに面白みがないと感じている方は、「あなたがやっていることは間違いないんだよ」と力強く背中を押してくれる一冊になりますので、ぜひ読んでみてください！
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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