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ひらめきがおこる時間。

 最近、また読書欲が再燃し、毎日のように本を読んでいる。
キンドルの本と、古本屋さんでちょっぴり安く手に入れたビジネス本と…目につくものを片っ端から読んでいる感じ。
キンドルだと本当にサクサク読めて、一日で一冊読み終わってしまうこともあるから、自分でもびっくりする。
毎日が刺激でいっぱいだ。


朝の通勤時間の読書がお気に入り。
前は急行に乗っていたけど、最近各停電車に変えた。時間はかかるけど、ゆったりした電車のおかげで、朝、家でゆっくり時間が取れない時でも読書タイムが楽しめる。


いろんなビジネス本を読んでいると、たまに、あ!あの本でも同じこと言ってたな…という内容に出会うことがある。

もう知ってるわ〜せっかく読んだのにもったいない〜と考えるべきか、
やっぱりそうなんだ!と証拠を一つ重ねて、説得力を感じるべきか。

悩ましいところではあるけれど。


点と点が結びついていく感じはけっこう好きだ。真理が見えてくる感じがする。



最近読んだ3冊の本があって、全部全く違う内容の本なのだけど、
ひらめきが起こる時間に関して、3冊とも似たようなことを言っていて、面白かったのでまとめてみようと思う。


この間の記事で、朝散歩をがんばりたいなーと書いたけれど、やりたいなぁ、と思う理由には、そういう散歩の時間に、おもしろいことを思いつくことがよくあるからだ。
脳が活性化して、新しいことを思いつきやすい。

意図的にそういう時間を持つのもいいなぁ、と考えていた。

だけど、ひらめきが起こる時間というのは、散歩以外にも、どうも他にもいくつかあるらしい。



4B  アウトプット大全 樺沢紫苑

4B。
そうそう、付き合ってはいけない男の職業4選。
バンドマン、美容師、バーテンダー、舞台役者……



じゃなくて……!笑

ひらめきが起こりやすい時間4選で4B。
Bus、Bath、Bed、Barですね。

なぜか4Bで検索すると、上の4つの方が先に出てきます……。
初めて知ったよ笑

字面で想像がつく通り、乗り物の中や移動中、お風呂やトイレ、寝室、お酒を楽しんでいる時、などが当てはまるらしい。


このアウトプット大全という本は、いろんなアウトプット術のテクニックがたくさん載っている本です。
ビジネス本好きの中でも、人気な一冊なのではないかと思います。

学んだことをどう日常に生かしてゆくか、定着させるか、実行に移すか、ということを軸に、いろんな研究や根拠に基づいて、分野ごとにワザをたくさん紹介してくれています。


 この4Bもその中の一つ。
脳科学的観点から証明された事実らしいです。
実はひらめいた!と思っている時の脳と、何も考えていない時の脳の状態は、同じなのだそう。

アイデアを考えるときは、たくさん知恵を絞って頭を働かせて、いい考えを捻り出すことが必要な気がするけれど。
実は最高のひらめきは、ぼーっとしている時や、リラックスしているときに起こることが多い。

歴史的発見も、そういう状態で起こっていることがほとんどで、無関係ではない!とも書いてありました。

ニュートンのリンゴから万有引力をひらめいたのとかもそうなのかな。



三上 ゼロ秒思考 赤羽雄二

 今度は、ノート術の本の中で見つけました。

三上とは馬上、枕上、厠上のことを指します。

この三つは物事を考えるときに最適な環境らしいです。漢字の通り、移動中、寝室、トイレ。

調べてみると、中国の古典に由来しているようです。
古くからある考え方なのでしょうか。

4Bを東洋風にうまく置き換えているというか。
ちゃんと共通項があって、読んだときはびっくりしました。
というかきっと4Bの方が後ですよね。
最近になっって科学的根拠がついたんだろうなと思います。

昔の人はやっぱりすごいですね。

東洋でも、西洋でも内容は変わらず。
みんな同じ人間だよなーって、思う。




Joy at Work  近藤真理恵 スコット・ソネイション

 初めて読んだこんまり先生の本。
ときめく片付け術で有名ですが、これは職場の片付けに特化した内容。
海外の経営学院教授との共著です。ソネイションさんはこの本で初めて知りました。


 先の2冊みたいに何かきまったフレーズが書かれているわけではないけれど、通じる内容が書かれていたので紹介します。
これはこんまり先生ではなく、ソネイション氏の章で出てくる内容です。

 仕事の片付け術の中では、スケジュールに余白を作ることも大切。
時間をいっぱいいっぱいに詰め込むのではなく、生産性を高めるために、休憩時間を適度に入れることを推奨しています。
仕事ができる人ほど、休息を大切にすると言いますよね。
その文脈の中で出てきました。


散歩したりぼうっとしたり、頭を使わない活動をしている時、じつは私たちは無意識に深いところで考えています。
このタイプの思考は、自分をあれこれ評価する日常的な意識から解放されているため、とりわけ創造性が高いのです。
新たな問題解決法を思いついたり、画期的な新案を生み出したりする可能性があります。


ここでやっと散歩が出てきた笑

あらゆる邪魔から解放されたぼーっとしている時間だからこそ、よいひらめきがやってくる!というところにとても納得。
オフィス環境の片付けも、思考の中の余白も同じなんだなと思います。




Noteのネタだったり、仕事の企画だったり。
創造性やひらめきを求めて、何かいいこと思いつかないかな!と思う瞬間はたくさんあるような気がする。


生活に少しでもこういう時間を取り入れて、ライフスタイルを改善していこう。

誰かの参考になったら嬉しいです。

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