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【会社員から小学校教員に転職して驚いたことランキング】

39歳で会社員から転職して小学校教員に正規採用された筆者ですが、やはりというか、予想はしていましたが、学校という文化、習慣、風習に驚いたことがあります。

あくまで、関東の地方都市での話なので全国的に共通するかは分かりませんが、やはり長年に渡り醸成された香ばしいかほりが民間出身者には堪らないのでございます♪

あらためて考えますと、小学校教員とは実に特殊な仕事です。

6歳から12歳までの全く発達段階の異なる子どもたちを集団生活の中で育んでいきます。

基本的に担任が全教科を教えて、児童と一日中過ごします。また、まだ母性が必要な年齢もあり、女性が多く男性は比較すると少ないです。

保護者との距離感も近く、対応に苦慮する場面もたくさんあります。

そんな中に異業種から飛び込んでどう感じたか?

今日はそのランキング・ベスト5を発表します。

あんまりマスコミが取り上げてない特殊な話もありますが全て事実ですヨ!

第5位 お菓子をやたら食う

職員室ではやたらめったらお菓子が配られること!

もちろん、児童のいない時間になりますが、チョコレートやらせんべいが当たり前のように配られます。

女性の多い職場なのもありますが、その頻度は凄いです。ほぼ毎日。

授業参観や校内研究があった日なんかはケーキやシュークリームが配られる時も!!

女性職員が集まって「次は何を食べたい」と話し合うところもしょっちゅう見ます。

コーヒーやお茶も充実していて、何よりも小学校教員はお茶のひとときを大切にします。

仕事中にお菓子食うの?
これが職員室文化?
まあびっくりしましたよ。

でも、学級経営や保護者対応で凄く神経をすり減らす仕事だからこそ、お茶を飲みながら、周りの先生に話を聞いてもらう、という時間が大切なのも徐々に理解できるようになりました。

で、そのお菓子やらお茶は税金から出ているのか?

答えはNOです。月に2〜3,000円ずつ徴収され、それを原資に当番が買い出しに行くのです。

それを毎日のように配られて机にお菓子の山が出来上がる構図です。

ただ、問題がないわけではありません。
そのおしゃべりタイムが明らかに退勤時間を遅れさせていますし、

その時間、ほとんどの人が仕事してませんし。

で、みんながみんなお菓子食べたいわけじゃないです。

一刻も早く帰って家のこと、家族のことをしなくちゃいけない人もいるのです。

で、「菓子は要らないです!お金払わなくて良いですか?」
とか言おうものなら大変なことになります。

毎月徴収されるお金は職場の慶弔金としても扱われ、また、退職する職員への金一封などに使われるため、払わないという選択肢は実質ないと言えるでしょう。

個人的にはそこから無くしたいです。ハイ。
お菓子は食べたい人が個人的に買うなりすれば良いし。

お菓子を食べながらダラダラ残業する。
お互い慰め合って何の進歩もなく、また同じミスを繰り返すという・・。(厳しく言うと)

長時間労働、ブラック化の温床がここにもありました、と思ってしまいます。

第4位 社会人的にヤベーやつが結構いる

「どこどこ小の誰先生がヤバいらしい」

こんな噂、話題に事欠かない職員室。

何がヤバいのか。

不祥事のニュースが途切れることなく量産される毎日ですから、アレですよ。

人としてヤバいって話です。

変人とか変わってる人が多いのは分かります。
面白い先生、ユニークな先生もたくさんいます。 

そもそも教員になろう、人に教える、なんて仕事に就くって凄いことですから。

でも、講師を経て採用されて分かったのは、社会人としてどうよ?な人もかなりいるんですよ。

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