那智参詣・不思議なこと

旅行については先の日記で書いたものである。

那智勝浦に赴き、寺社参詣してる時のことである。不思議だと思うことが起こった。

私は京都に住んでおり、大学時代のサークルは寺社巡りをするサークル、専攻は日本美術史であり寺社参詣する機会は多かった。社会人になってからも職場の目の前に大きなお社があるためこちらへ出てきてから5年間毎週どこかしら参拝しているようなものである。

神社では柏手を打つと思うが今回は少し様子が違った。私は柏手を打ったあと少し合掌のような形を取り下がる時にもう一礼している。これは正しいのかどうかは分からないが自分なりに感謝をお伝えしたり決意をお伝えする際に自然とこうなってしまう。

いつも通りに参拝しようと一礼し、柏手を打とうとしたその時にパンッと１回柏手のような音が鳴ったが私の周りには人払いが起きておりみんな社務所の方へ行っていて拝殿には誰もいない。気の所為かなと思いそのまま下がり、八咫烏のお社に移りそこでもお参り。そうするとまた同じように周りに誰もいないのに柏手のような音が聞こえた。確かに大きな音で自分の横か目の前で鳴っているような気がした。

自分が柏手を打ったものがどこかに反響しているのならわかるが打つ前に2回ではなく各１回大きな柏手が聞こえたのは今回が初めてである。

さらに参詣を終え、漁港の方へ下って財布からお金を出そうとした時、財布につけている母から出雲大社のお守りと貰った可愛いうさぎのローズクォーツの彫り物チャームが、お役御免というように切れてしまった。

何があったのかは分からないし何も恐怖を感じることは無いので良い変化をしていると思っているが、一度の参詣で不思議なことが立て続けに起こるとやはり何かあるな、神聖なお力が働いているなというようにしか思えないのでした。