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見返り美男

最近精神的疲労が多かったため物理的疲労を与えようとお稲荷さんに登ってきた。本当はカフェに行こうとしたのだけど、閉まってたからその足で登った。お稲荷さんは本格的な登山と言うよりか観光の延長で登れるし、参道があるからヒールでも問題ない。

山に登るのはなぜか聞かれた時にそこに山があるからという定番の受け答えがあるけど、私は自分に合った負荷をかけられるから登っている。誰かと登る時はそういったものは考えないが1人で登る時は耐えられる範囲での負荷がどのくらいなのかを試すために歩いているし頭がきゅっとなる感覚も嫌いじゃない。

今日はカフェで読書とオンデマンドの授業を見ようとしていたのでそれらを鞄につめたまま、登った。リュックやワンショルじゃないことも負荷になっただろう。足元はヒールだし。

あんまり人がいなくて良さそうな写真が撮れた。千本鳥居よりここの方が吸い込まれる感があるのは気のせいだろうか。色んなルートで歩いていないと気づかない場所だと思う。以前行った時はここを駆け上がって練習してるスポーツマンがいたなぁ。あの人どこいったんだろう。いつもなら遠慮して撮らないのだけどこんなに空いているなら和装してもらった美男を画面におさめたい。見返り美男。そういえば埼玉でやってる美男におわす展行きたい。

なんで美男なのか。こいつ男好きなのか?って思ったでしょう。私の考える美しさに必要な色味、つまり鳥居の朱に映えるのは女の子の着る柄ものじゃなくて落ち着いた色味だからです。

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