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次世代出版ソリューション研究会

こちらは、橘川の過去のアーカイブをまとめていましたが2024年5月16日に変更して、これからの出版業界を考えるマガジンにします。よろしくお願いします。
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2024年5月の記事一覧

我が家の食卓 おにぎりランチとシェア書店会議

今朝は、ラジオ体操やってから、武蔵小山のジョナサンに行ってモーニング。駅から結構遠いんで、歩くのも運動。 ランチ、おにぎり。シャケと明太子。中身ぎっしり。コンビニのおにぎりは身が少ないので、家のおにぎりは満足感高い。 午後から、事務所で作業して、夜は青山のビットメディアで、シェア書店のイベント。ビルの前で地蔵くんに会って、お茶。 イベントは、塾生の鈴木くんのシェア書店調査の中間報告、地蔵くんの新開発ソリューションのデモと解説、橘川の講演と、我ながら満足した内容^_^。

『イコール』創刊1号にご協力いただいた皆様への手紙

(1)『イコール』とは何か? 参加型メディア一筋の橘川幸夫が最後の雑誌として『イコール』を立ち上げました。いつものように時代の変換期のエネルギーを感じて、直感的に走って創刊しました。そして、いつものように、創刊してから『イコール』の意味を考えています。  ChatGPTの登場は、具体的な機能としてというより、時代の大きな変節点になるだろうという直感がありました。それは近代が蒸気タービンという装置を開発して肉体労働から人類を解放しようとしたように、ChatGPTは精神労働から

『イコール』から、教育関係者の皆様へのご提案。

『イコール』は、さまざまな時代のシーンの中で、個人やグループとして未来を模索している人たちを紹介していきます。『イコール』を「時代の教科書」として授業で使ってみませんか。 使い方は、以下です。 1.『イコール』を生徒たちに配布して、読んでもらう。 2.その中で1本だけ、自分が関心を持った内容を選んでもらい、一人3分で感想を語ってもらう。 これだけです。生徒にとっては、時代全体の空気をつかめるヒントになるだろうし、その中から、一つだけ選ぶという選択の力を身につけ、内容を把

シェア書店・シェア図書館研究会の中間報告会を行います。

日時・2024年5月30日  会場・ビットメディア会議室  東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル 16F ▼詳細は以下。 主催・『イコール』編集部 担当・深呼吸学部・調査研究部 第一部 シェア書店・シェア図書館の研究会より中間報告 深呼吸学部・調査研究部では、本を媒介に人が繋がる場としてのシェア書店・シェア図書館に注目し、調査研究を始めました。全国の店舗運営者へのアンケートやインタビューを通して、地域ごとの店舗分布、運営方法、活動を通して生まれた価値や、運営

編集長日記 紙のメディアについて

編集長日記 紙のメディアの特性について  イコールは紙のメディアである。なぜネットメディアではなく、紙にしたのか、と言うことは、私が、紙のメディアを作り続けながら考えなければならない課題である。  Googleマップが出来て、知らない地域に行った時に迷うことがなくなり、ものすごく助かっている。これがなかった時代は、よく地方の町に行って、勘で歩いて迷宮にはいりこんで、焦りながら走り回ったことが何度もあった。自分の位置と目的地が俯瞰して確認出来るのはたすかる。  しかし、シ

ほんまる戦記 最初の一カ月

ほんまるがオープンしたのは、4月27日。搬入したのは20日。ほんまるには、棚主用の管理システムがある。passageの方が洗練されているが、システムがあれば、近隣のシェア書店でなくても出店できる。 だいたい一カ月経った。ほんまるはメディアの露出がすごかったから、初月は売り上げ期待したが、まあ、こんなところか。 深呼吸書店は、基本、自前で作った本を販売しています。

出版業界におけるシェア書店と中小出版社の可能性

(1)書店の崩壊の最大の影響は中小出版社。 全国的に書店の減少については、ご承知と思う。撤退の理由は他の小売業と同じように、社会の流通構造の変化がある。大規模経営の大型店舗が全国展開したり、Amazonなどの電子コマースの普及である。Amazonなどオンラインショップは、書店だけでなく文房具屋も駆逐した。後継者の問題もあるだろう。老舗の書店でも、後継者にとっては、衰退する書店を引き受けるのは未来の展望が見えないだろう。繁華街の自社ビルを持っているなら、書店を廃業して賃貸マンシ

『イコール』販売部(『イコール』を販売してくれる個人・お店さんを募集しています)

『イコール』では、全国各地のブックカフェやシェア書店の棚主さん向けに 卸販売をやっています。サークル、学校などの関係者も歓迎。 特にシェア書店の棚主さんも歓迎します。 『イコール』創刊1号を5冊5000円で卸します。 定価が1冊1500円なので、1冊1000円で卸しますので 1冊500円の手数料になります。 送料はこちらで負担します。 手渡しの流通を育てていきたいと思っています。 ご検討、よろしくおねがいします。 BOOTHの深呼吸百貨店でお申し込みください。

3000円書籍倶楽部・取引所(準備室)

シェア書店の棚主で、自分が発行権利を有している3000円の著作を持っている人同士が物々交換で、本を交換して、それぞれの棚で販売します。 交換は、相互の了解がなければ成立しません。初回は、3冊ずつの交換になります。 ▼登録希望の方は、以下の条件が必要です。 *定価が3000円以上の本 *自分でシェア書店の棚主になっている方 *AmazoもしくはBOOTHなどで公開販売している本。 1.深呼吸書店神保町「Passage3号店」「ほんまる神保町店」「仙川センイチブック」「京都こも

今、必要なのは整備されたシステムではなく、その対極にある混沌。イコールを創刊しました。

深呼吸する言葉 混沌

3000円書籍出版倶楽部論(3)

「初版100部で100部発行の書籍」実施、提案しているが、販売方法については、シェア書店の相互活用を追求する。 システムはこうである。 1.個人・小規模出版社が3000円書籍を発行する。 2.当初は、橘川が発行した3000円書籍と3冊交換する。物物交換である。送料は相互負担。 3.それぞれがシェア書店の棚を借りて、棚主となって、自分の3000円書籍を販売する。 4.物物交換した本は、各自の所有物になるので、販売方法は自由であり、定価設定も自由である。文学フリマで売っ

3000円書籍出版倶楽部論(2)

『イコール』創刊号は今月発売だが、同時に書籍新刊を2冊出す。 一冊は、2020年に行った「AIのべりすと文学賞」の入選作をまとめたものだ。もう一冊は橘川幸夫と真崎守で作った絵本「なぞのヘソ島」の復刻本だ。 その他にも何冊か同時進行しているので大変だ(笑) それで、上記の2冊は、出版業界としては独自だと思う試みを開始する。 通常の書籍は、取次配本を行うので、例えば初版3000部だとしたら、トーハン1300部、日販1300部を委託配本して、残りの400部を注文用に出版社倉庫に

『イコール』創刊1号・目次

『イコール』創刊1号Amazonで。予約受付中です。

ほんまるの深呼吸書店、開店3日目で黒字になりそう(笑)

神保町の「ほんまる」が4月27日にオープンしたが、開店3日めで黒字になりそう(笑)。 家賃は、9350円の一番高い棚だが、3日で4冊売れて総売上が9518円。手数料が5%とやすいので、こちらの売上は9043円。 深呼吸書店は、基本的にオリジナル出版物なので、うまく進めば、利益出そう。あとのコストは搬入費。 『イコール』の創刊号も完成したら、並べてよう。