プロが教えるチェンジアップの投げ方」【後編】
さて、今回は『チェンジアップ』の投げ方の【後編】となります。
前回は、『チェンジアップ』の投げ方の【前編】として、チェンジアップの軌道に始まり、基本的な投げ方のレクチャー、そして、岡本秀寛さん(元横東京ヤクルトスワローズ)の動画解説も入れながら説明して参りました。
そして、前編ではチェンジアップは、シュートの方向にスピンすることをお伝えしました。
また、チェンジアップを投げるポイントとして、少し内旋(うちネジリ)をピュッとする感覚で投げる事を挙げさせていただきました。
『チェンジアップ』の投げ方、【前編】はこちらから ↓ ↓ ↓
※【後編】では動画が合計8本あります。これらの動画でも説明をさせていただいております。充分、満足していただける内容となっております。
■ 握り方のコツ
チェンジアップの握り方には、サークルチェンジと人差し指と薬指でボールを挟む握り方が大きく分けてあります。
人差し指と薬指で挟むタイプの方が、抜ける感じはわかりやすい傾向があります。
この2つの投げ方共に、共通のことがあります。
手のひらのどこにボールを固定するかで抜けやすさが変わってきます。
下の写真のように素振りで「まめ」ができるところで固定すると抜けやすくなります。
腕の振りが速くて抜けすぎる選手は、もっと深く握ります。
(解説:西山 陽一郎)
■ もう一つのチェンジアップ
Meta Gate代表の小杉陽太は一般的なチェンジアップが上手くいかなかったので、北海道日本ハムファイターズの金子選手のチェンジアップを参考にするようになったようです。
どんなチェンジアップかというと、ストレートと同じ軌道・同じホップ率なのに球速だけが遅いチェンジアップです。
このチェンジアップを『遅いストレート』と命名し話をすすめていきます。
■ 遅いストレートの軌道
代表・小杉の遅いストレートの軌道を見てみましょう。
ストレートと合成しています。
遅いストレートと同じ軌道で球速のみが遅いのがわかります。
ラプソードで比較してみても、ストレート同じ変化で球速のみが遅いのがわかります。
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