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需要と供給

閲覧いただきありがとうございます。METAFOOTBALLコーチ部門担当です。アナリスト部門担当SOUとそれぞれのスポーツ現場で活動しつつ、METAFOOTBALLを2020年4月から並行して運営しております。約1年ぶりの今回のnoteはサッカーコーチをしていて最近コーチをしていてふんわり心配になっていることについて書いていこうと思います。どうかお付き合いいただければと思います。

サッカーW杯もメッシが神の子から神になって終わり、スポーツのニュースはサッカー、野球問わず移籍の話で盛り上がっていますが、これはJリーグのコーチ界隈も同じです。
(以前書いた現クラブへの移籍のお話についてのnoteはこちら)

ありがたいことに現在のクラブからも契約のお話をいただき、複数の他Jクラブ(トップや下部組織)や地域リーグのクラブからも連絡をいただき本当にどうやって感謝を伝えればよいかわからなくなってしまいます。

そういった連絡をいただく中で共通して良く耳にするフレーズがありました。「若いゴールキーパー(以下GK)コーチを探しているんだけど、、」
(コーチ、GKコーチとしての歩みをnoteに書いたのがこちら
私はそこに該当するので連絡をいただきお話させていただくのですが、ふと思ってしまったことがあります。

「若くなかったらおれのところには連絡こないの?」

業界的には若い=安いです。
では今後安くなくなってしまったら連絡はなくなってしまうのだろうか?
私自身の価値ってそこしかないのだろうか?
こんなことを思ってしまい、久しぶりにこの図を思い出しました。


ベネッセ教育情報サイト https://benesse.jp/teikitest/chu/social/social/c00109.htmlより引用

「供給量(売ろうとする商品の量)よりも需要量(買おうとする商品の量)が少ないと,商品が売れ残るので市場価格は下がります。 需要量(買おうとする商品の量)よりも供給量(売ろうとする商品の量)が少ないと,商品が足りなくなるので市場価格は上がります。」(ベネッセ教育情報サイトより引用)

まさしくこれが起こっていて、
私は客観的にみて、下記図の緑丸のところに位置しているのだろうと思います。人数が多くないのは事実です。

ベネッセ教育情報サイト https://benesse.jp/teikitest/chu/social/social/c00109.htmlより引用、改変

では私自身が努力して掴み取ったものではない年齢に頼り、そこから外れれば淘汰されていってしまうのだろうかと不安にもなりました。もちろんお話してくださっている人は悪気があって言っているわけではないのは重々承知しています。しかし私の指導や価値に対してお話をいただいている訳ではないと感じてしまったのです。
ましてやGKコーチは比較的早いタイミングで人件費削減の対象になりうるポジションなので、人生100年時代とも言われる昨今、40代で仕事がなくなるかもと考えたらかなり厳しいポジションだと思わざるを得ない役職です。

しかしこれはスポーツ選手や一般企業の転職活動をしていても同じようなことが起きていると思います。社会からの需要が少なくなっているときに自分だけができる個性を見つけ、求めていただける存在になれるように来年もシーズンを頑張っていこうと思います。

最後になりますが、そんな供給量が少ないうちに実績や個性を身につけるため某Jクラブトップチームに移籍することを決意しました。私自身新しい年代への指導やリーグに挑戦し、厳しい戦いが続いていくと思いますが、引き続きMETAFOOTBALLの活動から皆様へ有益な情報を共有していき、交流していければと思うので来年もよろしくお願いいたします。

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