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こどものためと思っていた行動が・・・そのこを危機に追い込んでしまうことがある?!

マインドセット第7章(P275~P276)に
(文章前後及び文章の一部を割愛させていただきます。)


子どもの興味や成長や学習意欲を損なうことなく、
正しい方向に「ベストを望む」ことがいかに大切なことなのかを・・
著者がコロンビア大学心理学部が課長時代のある学生の例を紹介している。

わが子の為と思ってとった行動が。
その子の危機に追い込んでしまうことがある。

この学生の親は・・・ハーバード大学を目指して子供を育ててきたという。
どうもご両親は硬直マインドセットであり、彼らの目標は
こどもをハーバード大学に合格させることだった。
それによって(おそらく自分たち夫婦の)価値と優秀さを証明することだった。

大学に入るのは、頭の良さを証明することであって、
子どもが何を学ぶのか、好きな学問を追求できるのかどうかといったことは、両親にはどうでもいいことであった。

ましてや
社会に貢献できるかどうかなど、まるで問題ではなかった。
重要なのは、ハーバード大学というレッテル(名称)だけ。

ところが
こどもが入学受験に落ちてしまった。
それをきっかけに抑うつに陥りそれからずっと抑うつに悩まされ続けるようになった。何とか懸命に勉強して「A+」をとったかと思うと、
まるで勉強が手につかなくなって「不可」
その繰り返しだった。援助しない限り卒業はできない、できなければ、
両親に顔向けできない。

結局、その子は何とか卒業することはできた。

こうしたレッテルの重みに押しつぶされてゆくのを見るのは本当に悲しい。


続く。

いかがでしたか???
さてこのようなケース(例)は実は普通にいっぱいありますよね。

世間体をきにしているってこと。

あなたのことを考えてのことよと言いながらも・・・
世間の声を気にして・・・

「あなたの子供さんすごいわね。○○大学(○○企業)なんて」
「育て方がよっぽどよかったのね」

この評価を得たいがために・・・・子供のころから・・・・
教育と称して‥‥圧力を与えて・・・本人たちの資質をコチコチにさせてしまう。こどもは親の顔色をうかがいながら・・・自分に自分で・・・
親の役に立つ子供であらねばと変な暗示を自分に与えてしまう。

そんなことを考えずとも・・・
自分の能力を引き出せる方法はほかにもいっぱいあるにもかかわらず・・・・

これは子供と親の関係だけの話ではないと私は考えています。
ちょっとしたことでもこのようなことは起こっています。



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