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やられる魔法少女(小説)

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魔法少女がやられます。ソフトリョナ、ヒロピン。
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#やられ

vs女幹部3

「さあ、早く仲間になりなさい。これ以上情けない姿の魔法少女なんて、誰も見たくないでしょう?」
「ああっ!ぐう…っ」

頭をぐりぐりと踏み続けられ、リリーは屈辱的だった。
全く相手にならない。相手が強すぎる、そして自分が弱すぎる。今まで順調に悪を倒して来たのに。

「それか、もっと楽しませてくれるわけ?」
(こんなところで…終わりたくない…!)

レイの足がどけられたのを確認すると、リリーはゆ

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vs女幹部2

レイの鞭が迫る。
リリーはとっさに身を翻した。が、避けきれず、右肩を掠めた。

「くっ…!」

思っていた以上の鋭い痛みに、顔を顰める。しかし休む暇なく、また鞭が振るわれた。
しかし今度は、直接痛めつけるためではない。生きているようにぬるぬると動く鞭の動きに、リリーは翻弄された。
そして、片方の足首に鞭が絡みつくのを許してしまったのだ。

(しまった!)
「ふふ、つーかまえた」

レイのにやり笑い

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vs女幹部1

「今日は満月。儀式には最適ね」

ところどころ壊れた天井の隙間から、月明かりが差し込む。薄暗く、埃っぽい空間。
港近くの廃倉庫。元々、貿易関係の荷物置き場として使われていたらしい。木箱や鉄筋が、無造作に置いてけぼりのままだ。

そんな廃墟に似合わない、美女が1人。
ブロンズのウェーブががった髪に、青い瞳。薔薇のような真っ赤な唇。そして、体にぴったりと吸い付くような、黒光りのスーツ。大きな胸が収まり

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