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フリーランス労務になりました。#1~2021年の振り返りと収入2.5倍になった要因~

こんにちは初めまして。フリーランス労務と申します。
名前の通り、個人事業主として独立し、企業の人事労務案件のお仕事を請け負う働き方をしています。

今日この新年から、そんなフリーランスとして紆余曲折あったことを記録していこうと思います。

思い立ったのは、独立して1年が経とうとしている点と、これまでを振り返り、新たな気持ちで1年を頑張っていこうと思った点からです。

ちなみに、ここ2ヶ月はようやく収入が安定し、今月はなんと会社員時代の2.5倍ほどになりました!!やったね!
その要因も、これからフリーランスを検討している方の参考になるかもなので今後書いていきたいと思いますが、最初なので、まずはフリーランスとしてどうやって食べていけるようになったか、振り返りがてら書いていきたいと思います。


フリーランスを始めたワケ

その前にまず、私がなぜフリーランスという働き方を選んだか、という話からしていこうと思います。
ただ、ぶっちゃけあまり自慢できるものではありません。

多様な働き方を経験したかった、時間とお金を自由に使える状態にすることで、社労士の勉強時間を作りたかったという、正当な理由もあるにはあります。

ですが、どちらかというと会社に属する働き方が、自分の性格では難しかったから、という点が大きいです。
俗に言う、HSS型HSP持ちの私は、仕事以外のことで気を揉む生活が合いませんでした。
他の人と同じように振る舞おうと奮闘したこともありましたが、身体に異常が出るようになり、周りに迷惑をかけてしまったことがさらにストレスとなったため、自分で合う環境を作っていこうと思い立ちました。

HSS型HSPについても、また別で詳しく話そうと思いますが、このタイプは、行動や変化を好むくせに、人の反応や感情の変化に敏感で傷つきやすいという矛盾を抱えており、
周りにも理解されづらい、例えるなら好き避けする拗らせ女のような脳みそをしています。

また、病気でなく先天性の脳のつくり・性質のため、対策として治療したり、意識的に気にしないようにするということができず、
仕事の成果のみに集中できる環境にする、というのが1番可能性が高く手っ取り早い方法だとわかりました。そして、まさに成果で報酬をいただく、フリーランスという働き方で実現できる環境でした。

強くやりたいと思うことや、誇れるような大義名分がない分、動機が不純だと思う方もいそうなスタートでしたが、思い切ってやってみて、私も今の環境がとても適しており、楽しく仕事ができています。同じ診断がされた方にもぜひオススメしたい働き方です。


フリーランスで何をしているのか

現在、私は個人事業主として人事・労務の仕事や人材紹介業をやっています。
「フリーランスで労務って聞いたことない。何するの?」「人事労務ってフリーランスでできるの?」という声をよくいただくのですが、働き方が違うだけで、仕事内容は同職種の方と同じことをしています。
例えば人事であれば、面接代行や採用オペレーション、労務であれば、社会保険などの手続きや年末調整の代行などです。
これを会社に属さずに個人で企業からの仕事を請け負ってやっています。
なので、今は人事や労務はもちろん、他の職種も、今はフリーランスでもできるものが多いです。
(経理、マーケなんかの案件もよく見ます。)


私が収益を得るまでにやったこと(前半)

ここからは、今に至るまでのフリーランス活動を振り返っていきます。
今でこそ収入が昔より上がりましたが、そこに行きつくまでが本当に大変でした。
まさにここが、フリーランスのデメリットで難点なのですが、仕事をいただくのが本当に難しく、仕事がもらえないと収入はゼロです。
(本当に仕事をいただく大変さなめてました。)

そこで私が取ったのは、出社を要請する案件や、安い単価の仕事の量をこなすという戦法でした。理由は、あまりやりたがる人がいなくて案件を獲得しやすいからです笑
週6日、1日中がむしゃらに働いていた気がします…。
人材紹介業ではとにかく決まることを重視し、たくさんの候補者と面談をし、フィーが低くても決まりそうな仕事を沢山紹介して進めましたし、
人事労務の仕事は、単価が低いオペレーション業務や、社内サーバーでしか使えない勤怠システムを使用する会社の労務をこなしていました。


おかげで何とか仕事は得られていましたが、今思うと、取引先の言いなりで安請負いしていたと、とても反省です…。そもそも本当は、出社を強要するものや時間単位で報酬を支払い、そのために労働時間を管理することは、雇用に該当するため「名ばかり業務委託」であり、違法です。にもかかわらず、仕事をもらえるだけありがたいと、目をつむって受けていました。

このやり方でしばらく続けていたものの、当然このがむしゃらな働き方が長く続くわけもなく…。これだけ働いても、時間もお金も余裕がないという本末転倒な状態が続くことになってしまいました。また、身体が強い方ではないので扁桃炎を発症して仕事ができなくなったり、7月には、とうとうコロナにも感染してしまいました。

フリーランスは守ってくれるものがないので、有休もないですし、自分が体調不良で稼働できないと収入がありません。コロナになったときは本当に絶望でした…。
そのため、これを機に、仕事の取りに行き方を改めることにしました。


私が収益を得るまでにやったこと(後半)

これまでの反省も踏まえて、コロナになった後は、以下の点を見直しました。

①差別化できる自分の強みで貢献できる仕事を選ぶようにした
 →安請負いをするのではなく、自分の強みをわかりやすく明示し、
    そこで貢献できる仕事の依頼を受けることにしました。
    おかげで、効率的に稼げる高単価の仕事を得られるようになりました。
②交渉をするようにした
 →できることできないことを明確に提示し、飲んでもらえない案件は
       譲歩せず思い切って受けないという選択をとることにしました。
③人材紹介業のコツをつかみ効率化した
 →これは量をこなしたことでできるようになったことなので、
    時間が解決してくれたところですが、時間をかけていた点を見直し、
    効率的に売上が出せるようになりました。

おかげで、高額の案件を受けられるようになり、人材紹介の収入もようやく安定してきてきました。1月からはもう1件案件の依頼をいただき、会社員時代の3倍の収益になる見込みです。
不安定だから、大体貯金にまわさないとですが…。ただ、ここまでどんな状況でも一緒にいてくれたり、助けてくれた人たちのお陰でやってこれたので、その方たちには何かの形でお礼をしたいなとは考えています。
働き方自体は、全部自己責任で、自分で何でもやらないといけないものだけれど、結局人の支えがなければできないというのも、また気づいたところです。

改めて振り返ってみて、最終的には、本来やりたかった働き方もでき、仕事も楽しく、経済的にも恵まれ、と一気にいいこと尽くしになったなぁと思いました。
本当に前半は大変で、コロナになったときはもう4ぬしかないかな…というところまで思い詰めていましたが、一気に幸せ回収できて、2021年は総評して良い1年でした笑


今回は初回ということで、自己紹介も兼ねて振り返りましたが、今年の目標の1つで、「フリーランスにまつわる記事を書く」というものがあるので、引き続き不定期で書いていきます。これからフリーランスを始めたい方の、役に立てるものが書ければと思っています。

そして2022年は、このほかに以下の目標も掲げました!

①社労士を受ける②アルトサックスを始める

この活動状況も含め、フリーランスのライフスタイルもお届けできればと思っています。

読んでいただきありがとうございました。

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