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MESON SPATIAL MAGAZINE

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MESONのメンバーがARやVRなどのSpatial Computingに関する記事を書くマガジン
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記事一覧

MESONで5つのAIサービスを全社導入 | AIと共創できるXRクリエイター集団を目指して

MESONは、福利厚生の一環として5つのAIサービスを全社導入しました! AI技術やAIサービスの興隆はとても激しいため、今後選定するAIサービスは市場の変化に伴ってアップデートされる可能性があります。 本記事ではツイッターの投稿では載せ切ることができなかった、今回AIサービスの全社導入に至った背景や想いを記したいと思います。 AIサービスの全社導入の背景皆さんもご存知の通り、AI技術のめざましい進化によって、我々がいる市場環境は今まで以上に激しく変化し、いまやAIがど

【イベント紹介】 体験拡張プロデューサー対談 『フィジカルとデジタルが交わる体験デザインのこれから』

フィジカルとデジタルが交わる体験デザイン このテーマに興味のある方、特にこのテーマに関する体験作りに携わるプロデューサー・ディレクターの方に向けたオンラインイベントを開催します! ARクリエイティブスタジオMESONが主催するオンラインイベント『MESON WAVE LIVE』第2回は『体験拡張プロデューサー対談』と題して、業界を率いるプロデューサーの方々に登壇していただき、それぞれが考える「体験拡張のプロデュース方法」についてお話しいただきます。 今回のテーマは『フ

MESONのCTOに就任したので、今まであまり話したことないことを色々語ってみようと思います

この度、MESONのCTOに就任したえど(@edo_m18)こと比留間です。久々のnote更新がまさかのCTO就任の記事になるとは思っていませんでした。 ▼ CTO就任についてプレスリリースも公開されています! 突然ですが、自分には昔から決めていた事がありました。それは「CTOにならない」ということでした。 自分がジョインしているXR企業「MESON」のエンジニア社員第一号として声をかけてもらったこともあり、ありがたいことに入社当初からCTOのオファーをいただいていまし

入社エントリ ~ 「MESONファン」がMESONに入社して半年が経ちました ~

こんにちは! MESONでエンジニアしているAND(アンディ)です。 2022年7月にMESONへ入社してから半年が経ったので、今までの振り返りや感じたことなど、いろいろと書いてみようと思います。 MESONとの出会いなど、数年前の出来事から振り返っていることもあり、少々長くなっていますが、気軽に読んでいただければ幸いです! また、MESONの中の人についても知ってもらえればと思います! 自己紹介・経歴まず、私の大枠の経歴を紹介します。 大学は情報系の学科に所属して

【対談】日本の売上は海外比10倍 ー 戦略家Nreal社ジョシュア氏に聞く「Nreal Air」と開発コミュニティで描く未来

3月に発売された新型ARグラス「Nreal Air」。今回、本社NrealよりVice PresidentのJoshua Yeo氏を招き、弊社MESON COOの小林 佑樹とNreal Airに関しての対談を実施しました。 ※太文字はモデレーター。Joshua Yeo氏は以下ジョシュア、発言箇所では「J」表記。小林 佑樹の発言箇所では「K」表記。 — 「Nreal Air」の発売後の反響を教えてください最初に、Nreal Air発売おめでとうございます。売れ行きや反響はど

XR技術は現代都市をどのように変え、何を解決するのか?

XR技術を都市に積極的に取り入れた時、肥大化しきった現代都市はどのように変わるポテンシャルを持っているのでしょうか?そしてその実装には、果たしてどのような社会的な意味があるのでしょうか? 本論考では、4つの考察観点からXR技術の都市反映によってこれから可能になること、そして社会的に解決するであろうことをMESONディレクターの筆者が考察として記載します。 1.100万通りのイメージを包括する都市へ まず初めに、XRと都市の連携によって、都市が本来保有していた「100万通

Notionデータベースを活用した組織課題解決とミーティング運営方法

※ 長くなりすぎたので、本編を即座に知りたい人は「アジェンダ作成プロセス」を見てみてください。 MESONはXRアプリケーションの企画・開発を行っているスタートアップで、社内の全てのドキュメントをNotion上で管理しており、戦略、組織、採用、広報、社内のミーティング等に至るまでNotionを活用し倒している組織です。 MESONでは組織づくり、カルチャーづくりに社員数が3~4名のときからとっても大事にしており、その組織づくりをしながら同時にNotionで効果的、効率的に

【テンプレート無料配布】Notionを活用したチームタスクマネジメント術を全公開!

最近は個人利用にとどまらず、スタートアップやプロジェクトチームがドキュメント管理やタスク管理をNotionに集約して、活用している事例が増えてきています。 弊社はXRアプリケーションの企画・開発を行っているスタートアップですが、弊社でも全てのドキュメントをNotion上で管理しており、Notionを開かない日はないほどNotionを使い倒しています。 今回このnoteではそんなNotionを活用して弊社で実践しているプロジェクトのタスクマネジメントの方法を公開しています!

スタートアップ経営者の器と能力を高めるためのNotion活用法

スタートアップの成長の天井を決めるのは良くも悪くも経営者の器と能力です。 そのため、スタートアップ経営者はそれを磨くためのある種のアスリートさが求められます。 そして、優秀なアスリートは自身の器と能力を磨くための「戦略と仕組み」を持っています。 この記事では、自分が普段行っている自己開発のルーティーンのうち、Notionを活用しているものを切り出して紹介しようと思います。 (なぜわざわざNotion活用に絞っているかというと、Notionテーマで優秀なPMやBizDev

本来のメタバースの定義、構築の道筋、それが作るこれからの世界について

テックの領域において最近最もホットなキーワードの一つが「メタバース」だ。 コロナ下でのFortniteなどでのイベントの成功や、FacebookのMetaへの社名変更、Web3の盛り上がりなどが相まって、新しいインターネットプラットフォームとしての「メタバース」への期待感が募っている。 しかし、これほど話題になっているのにも関わらず、その定義や意義はハッキリしていない。 この記事では2020年のWIRED CONFERENCEで「メタバース」をテーマに登壇した内容をもと

0→1フェーズで最も重要なサービスコンセプトのつくり方 | 実プロジェクトの事例付き

サービスを0→1でつくる上でまず必要になるのが、サービスのコンセプトづくりです。 MESONはXR Creative Companyとして自社事業や様々な企業との共同プロジェクトを通じてXRサービスを作ってきた会社なのですが、その中でサービスのコンセプトづくり、すなわちコンセプトメイキングのプロセスにもある種の型があることに気付きました。 このnoteでは社内向けドキュメントである「MESON流サービスコンセプトのつくり方」の内容を一部NDAでシェアできない資料を除いて全

UXの5レイヤーの「Structureレイヤー」はなぜ重要なのか? | IAやUserFlow設計に強くなるための参考リンク集付き

サービスを新しく作ったり、UXデザインを行っていく上で恐らく最も利用されているであろうフレームワークが「ギャレットのUX5段階モデル」です。 以下のように下から上へ建物の土台から組み立てていくように抽象・基盤的な内容からプロダクトの設計をしていくフレームワークです。 ※ ギャレットのUX5段階モデルについては以下のMediumのシリーズ記事、もしくは原著を参照。 このフレームワーク自体は知っていたり、すでに利用している人は多いと思いますが、その中でも真ん中のStruct

メタバースやWeb3とは結局なにか? | 「メタバース」「Web3」「XR」の正体と関係性

「メタバース」や「Web3」は結局なんなのか説明して欲しいと言われたら、あなたはなんと答えますか? それらの言葉を聞かない日がないくらい注目を集めていますが、意外と上記の質問にスパッと答えるのは難しいですよね。 さらに、「関連技術であるXR技術を含めた3つの技術の関係性はどうなっているか?」という問いに答えられる人もまだ少ない状況だと思っています。 私たちMESONは、XRを軸にしながらメタバースやWeb3などの関連領域も含めて事業を行う企業なので、上記の問いの言語化は

経営におけるNLP実践講座 【1on1 編】

皆さんはNLPという言葉をご存知でしょうか? NLP = Neuro Linguistic Programingの略で、心理療法の分野から発展したコミュニケーション手法です。 最近自分は経営者としてコミュニケーション能力をもっと身につけるためにNLPを学び始めました。 「コミュニケーション能力」というと、「人とうまく喋れる方法」くらいの認識に捉えられがちですが、自分の認識としてはもっと広く、会社のメンバーや自分が会社を通して自分のなりたい理想的な状態に達成できるように、