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NO.2 【美味しい空気を沢山吸おう。】

外の空気はおいしい。

メルボルンに着いた際に、窓の開かないホテルにぶち込まれた。コロナ対策のホテル隔離というやつだ。喘息持ちにとって、ここまで外の空気が吸えないことが苦痛とは思わなかった。日に日に、息苦しく、吸引器と気管支を広げる薬が手放せなかった。しかも意外にも部屋が小さかった。余談だが、毎日バナナばかり供給された、便の調子だけは絶好調だった・・・。

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実は外の空気はおいしい。初めて本当にうまいなって思えたのは、2週間ようやく耐えて、隔離ホテルを出た瞬間だった。特に、オーストラリアの空気はきれいだ。深呼吸したら、肺が蘇ったように感じた。

新鮮な空気はメンタルヘルスに欠かせない要素だ。Pokémon GOが流行ったときに、外に出て歩き回るこのアプリは人々を健康にすると話題になった。エクササイズとして走ったり、ウォーキングする人は沢山いる。外でやるから意味がある。

運動にあんまり興味がない私が思うのは、理由はなんだっていいし、5分間でもいいので、外の空気を吸う時間を作った方が良いということだ。

最近の日課で昼ごはんを食べ終わったら、20分ほどぶらぶら歩きながら気分転換している。空気は食べるイメージで、深呼吸した後に、午後の仕事に戻る。日本で苦しめられていた喘息も自然と改善した。忙しくて外に出る余裕がない時は、窓を開けている。換気も同じく重要だ。

しかしマスクをしていると、空気の味がわからない。ロックダウンのルールでエクササイズしている時以外はマスクをしなければならない。ぶらぶら歩くウォーキングがエクササイズなのか微妙なところだ。しかし、誰もいないところや、裏通り、公園の中ではたまにマスクを取って深呼吸している。

空気は美味しい。味がある。美味しい空気をたくさん吸おう。

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