イカの姿煮と、せん妄の繋がり

めしやまつもとの、主人公おばあちゃんは

今思えば力尽きるまで、ご飯のこと考えていたに違いな

い。いや考えていた。

いつもの時間にお見舞いにいき「おばあちゃん来た

よ」と話しかけると、せん妄状態でも「イカーイカー」

「銀座」

と言っていたのを思い出す。きっとおばあちゃんは

「イカの姿煮」を食べたかったのかな?孫なりに

そう思った。

確かにおばあちゃん、イカの姿煮よく

作ってくれたなー。良いイカを選んできては、しょうが

醤油、出汁などで作ってくれた、「イカの姿煮」も

めっちゃ美味かった。

近場のスーパーではなく、銀座までイカを選びにいって

くれたのだと思うと、どんなに美味しい「イカの姿煮」

だっただろう。食べてみたかったなぁー

せん妄でも、頭は「食事」の事だらけ。

やっぱり凄かったと実感する巨匠

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