サッカー未経験の中学1年生を劇的に鍛えてきた7つの育成方法【試合編】
35件ものいいねを頂いたのでnoteで解説いたします
※最後に大事な告知があるのでお見逃しなく
でもその前に、
って方もいると思うので、簡単に自己紹介をしようかなと。
(もう知ってるよ〜って人は飛ばしてチョンマゲ)
ある下町の中体連でサッカーを指導しているめしたべおと言います
めしたべおが指導するチームの特徴はこんな感じ
上を見ての通り、
経験者や能力があるものはみな、クラブチームや他の部活に吸い取られてしまうのです
なので、
一般的に「能力が低い」とか「試合には絶対勝てない」と言われるような選手を鍛えて戦える集団を目指しております
そんなチーム状況の中、
去年はありがたいことに大会ベスト8に進出することができましたし、
中には近畿大会に出てるようなチームや、県のトレセンがいるようなチームを倒したりと、結果もちょこっと出ている感じ
あとはオンラインで選手や指導者のサポートをしてるんですけど、
あるパパさんコーチは一度も達成できなかった大会ベスト4を見事達成したり、
その息子さんは100人以上の応募があった市のトレセンに初合格しちゃいました。驚き桃の木でございます
ある小学6年生は早生まれでずっとベンチの状態から、今じゃ全試合スタメンでフル出場
サイドハーフで出ればアシストやゴールを量産しちゃうんで、「君は守備を鍛えなさい」とコーチに言われ、ディフェンスにコンバート
ディフェンスで出場しても点を取ったり、失点を防いで招待大会で優勝に貢献しちゃうほど大活躍
ついには、
4ヶ月サポートをしただけでベンチレベルから市のトレセンに初挑戦で1発合格を達成しちゃいました
ってな感じで、ちょこっとサッカーの育成の部分で語れるかなと思うんで書いていきます
1.パス禁止のドリブルゲームを短期間やる
名前の通り、パスを禁止にしてドリブルだけで試合をさせます
と普通は思いますよね??
はい、その通りです、、、笑
海外でこんなことしてたらコーチ廃業ですし、
お団子サッカーのオンパレードでエライこっちゃになることも多々あります
でもそんな無茶苦茶になるゲームをさせる理由が3つあるんです
それがこの3つ↓
理由1 選手1人1人に責任感や度胸を持たせる
先ほども書きましたが、
サッカー初心者や運動能力が低い選手がめしたべおのチームには多い
そんな選手はサッカー経験者や、足が速い選手、パワーがある選手に頼り切ってしまう
あとは日本人って自己主張することがすごい苦手
試合中も誰かの指示を待っちゃうことがすごく多いんですよ
だから、適当にパスを出したり逃げたプレーを選択してしまう
そこで、
パスを禁止にすることで自分でどうにかしようとするメンタルや、
ドリブルで自ら挑んでいくチャレンジ精神が磨かれるんです
だって、パスできないから自分でやるしかない
誰も助けてくれないから自分で戦うしかない
そんな主体性やメンタルを育むために、パス禁止のドリブルゲームを僕は大事にしているんです
たべおのチームにはサッカーを全くやってこなかった女子選手もチラホラいるんですけど、
今じゃ普通に男子に混ざってスタメンでバリバリ活躍してます
それも、ドリブルゲームで培った「なにくそ根性」の賜物でしょう
理由2 「守備の予測」を鍛える
はい、全くもってその通りです、、、笑
特にドリブルゲームをやりたての1、2週間は点をボコボコ入れられます
なんせ、
相手はボールを奪ってすぐ蹴ってくるし、
サイドチェンジをして素早く広い方向へ攻めようとするから
でも1ヶ月もすれば失点することはほとんどなくなるし、
無失点で抑えることが当たり前になっていきます
なぜ失点しなくなるのか?
それは、
ドリブルゲームをやればやるほど、選手たちは気付くんですよ
そうやって、
ドリブルをしながら「守備」のことを考える習慣が身につく
そんな守備の予測が磨かれて、気づけば攻撃から守備への切り替えが鬼のように上がる
これがまさに「切り替え0秒」ってやつです
もちろん、普通にやっても守備は磨かれないんですけど、
あることを意識させれば守備のレベルを大幅にアップさせることができるんですよ
まあ、それは後ほど紹介します
理由3 相手と相手の間をドリブルで突破する
理由は簡単で、
まさにこれでしょう
多くの指導者は1対1を戦わせようとするんですけど、
そもそも1対1を制するのって至難の技です
だって、
1対1を挑まれた相手は「絶対に負けないぞっ!」って気合が入るわけでしょ?
そんな準備万端で気合が入った相手と戦うなんて、しんどいだけですよ
でも2人を相手だと話は変わってきます
「こいつ1人やから2人いれば奪えるやろ」って守備の緩みが生まれるし、
「おい、このドリブラーどっちがマークする??」って守備の迷いが生まれたりする
こう考えると、1対2の方が突破しやすいしドリブルも成功しやすい
だから僕は相手と相手の間、つまりギャップへプレーすることにこだわらせるんです
またギャップの話も詳しくしマッスル北村
ってことでドリブルゲームの話は長くなりました
特に、
少年団や小さなクラブチームの方は真似してみると良いのではないでしょうか?
2.バックパスとスイッチを解放する
ドリブルゲームを繰り返していくと、相手に突っ込んで奪われたり、パワーやスピードで相手に負けることが増えてきます
特に、うちの選手は体も豆のように小さいし、足も亀のように遅い
だから、パワーやスピードに頼っても一向に相手を突破できないんですよ
じゃあ、パワーやスピードがない選手はどうすればいいのか?
それは、
これにつきます
って人に簡単に解説すると、
「相手にパワーやスピードを出させてその逆を取る行為」
これを駆け引きとたべおは定義しています
駆け引きの詳しい説明は以下の2つのnoteで詳しく解説してるんで、ぜひ一度覗いてみてくださいな
バックパスを解放することで、相手はパスが出る方向へパワーやスピードがかかる
すると、
ドリブルする選手はバックパスを囮に使うことで、パワーやスピードを使うことなく突破することができるのです
もしくは、
ドリブルする選手がグイグイ突破を狙おうとすると、相手はそれを止めようとパワーが強くなります
あとはそれに引っかかった瞬間にヒールや後ろの選手にポンっとスイッチをすれば、あら不思議
パワーやスピードを使わなくても、相手を簡単に抜くことができちゃうんです
相手にパワーやスピードを出させて逆を取るプレーを、バックパスやスイッチの解放で狙っていくわけですね
うーわ、これ結構ネタバレです、、、笑
ぜひ真似してみてくださいな
3.横パスだけOKにする
これもバックパスとスイッチと同じ理由で、
でも横パスって少し危険で、
パスカットされると、相手は勢いを持って攻撃できちゃうんですよ
バックパスを取られてもまだ後ろの選手が守備できますけど、
横パスを取られたら、パスの出し手と受け手が一気に置き去りにされちゃうんですよ
だから横パスは取扱注意
そのため、バックパスやスイッチなどよりも優先順位を後にして教えることにしてます
4&5.相手のギャップと外を意識する
ドリブルゲームの紹介でちらっと言いましたが、
相手と相手の間のプレーをすることで、マークの迷いや守備の緩みを誘発できる
そして突破できれば、一気に2人を置き去りにすることができる
だから僕はギャップへのプレーすることを常に意識させています
そして、
相手のギャップを突き続ければ、相手はギャップを狙わせまいと閉じようとする
じゃあどうなるか?
相手と相手の間が閉じて、その外側が空くわけです
そうやって、相手に閉じたり開けさせる駆け引きを試合を通して狙わせています
またギャップについて海よりも深く解説してる記事はこちらのnoteです。ぜひ一度覗いてみてくださいな
6.時々パワーとスピードを解放する
ここまで紹介した内容を意識して試合をすると、相手のスピードやパワーを利用する駆け引きがめっちゃ磨かれます
こう言ったことを相手コーチや見てる保護者から言われることも増えてくるはず
すると、
プレー中に徐々に相手の足が止まったり、あえてパワーやスピードをつかわずブロックを作ろうとしてくるんですよ
そんなパワーやスピードを温存する相手に大事なのは、
こちらが意図的にパワーやスピードを解放し、相手を引きずり出すことが必要になります
押してダメなら引いてみろじゃないですけど、
引いてダメなら押してみろって感じですかね(???)
7番の「切り替え0秒の徹底」はドリブルゲームのところでも説明したので割愛
4300文字と少し長くなったんで、この辺にしておこうと思います
最後に告知です
って方に、
note購入者の方には今だけ限定で7つの有料教材を無料でお渡ししております
このプレゼントの中には、
このnoteで紹介したドリブルゲームやギャップへのプレーについて徹底解説した教材も全部無料で受け取れます
ぜひこの機会にたべおのnoteを手に取ってみてくださいな
たべおの有料noteたち↓
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?