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目指すは、デジタル化とはんこ文化の両立!はんこ議連会長兼IT大臣(78)の本音。

世界中の国や地域が新型コロナウイルス感染の拡大に追われる中、台湾のコロナ対策でIT大臣のオードリー・タンが脚光を浴びている。

現在38歳、米シリコンバレーで企業した経験を持つ「天才プログラマー」とも称される彼が、使い捨ての医療用マスクを家庭で消毒し、再利用する方法を動画で公開。ネットユーザーの間ですごく役立つ情報だ!と話題になっている。

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そして一昨日、我々日本のIT大臣も記者会見での発言で脚光を浴びている。

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IT・科学技術担当相であり「日本の印章制度・文化を守る議員連盟」(はんこ議連)の会長でもある78歳の中堅議員(人生100年時代基準)竹本直一氏が、記者の「日本のはんこ文化が在宅勤務の妨げになっている」という指摘について

「役所との関係でそういう問題は起きない」「しょせんは民、民の話だ」

と一蹴。ネットユーザーの間でシステムエラー大臣!または、ポンコツ大臣!と話題になっている。


デジタル化とはんこ文化の両立を目指す、竹本氏は、厳しい局面を迎えている。

以前、会見ではんこ文化とデジタル化推進との利害対立について問われ、「印鑑を業としている人たちにとって死活問題。理屈では分かるけど、即デジタル化できない分野がかなりある」と印鑑業界との癒着を隠すことなく、威風堂々と忖度発言をかました竹本氏。

そんな、竹本氏がIT大臣として何より優先しなければならないのは、はんこ文化の存続なのである。

例えるならば、レジ袋の文化を守る会の会長が、環境大臣を勤めるようなもの。この対局にある2つの役職を兼任するのは、至難の技。

「No moreはんこー」の声に負けず、この国に多数生息するはんこ押しを生業にしている人たちの雇用を守らなければならない。

己の地位を守り、懐を肥やすため。

そんな竹本氏は、IT大臣として、はんこ業界の反対を押し切り2019年5月に行政手続きを原則デジタル化する「デジタルファースト法」を成立させ

「印鑑証明が必要な行政手続きを100種類程度」

に減らした輝かしい実績があり、これ以上、はんこ界のメンツをつぶすわけにはいかないのだ。

さらに、政府が民間企業に出勤者「最低7割減」と求める中、はんこ文化がネックとなり、決済印を押すため、もらうための、はんこリレーをしに出勤せざるおえない人が後を絶たず、不満が続出している。

連日ツイッターでは、

「自分の出勤日はまさにはんこリレーのためにあるようなもの」
「なんで、はんこリレーをするため、満員電車に乗らなきゃいけないの?」
「この社会は、命の安全よりもはんこ優先!」

はんこ文化への皮肉を交えて、被害者ずらでツイートをするサラリーマンがが増えている。

そんなツイートを見て、(ツイッターの存在知らないか.....)

竹本氏は思っているにちがいない。

恩知らずめ


筆者めしだは、竹本氏に深く同情する。
想像してみてほしい
78歳になって、IT大臣をやらされるのだ。

罰ゲームでしかない。


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