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スイスに行ってきた(最終夜)2024.3
この前読んだ村上龍の本に影響されて、アラビアン・ロックを聞いてみたんですが、世界が広すぎました。
音楽はそれぞれ聞くに相応しい時期と場所があると信じていますが、一生理解できないかもしれない音楽があるというのもなんだかなあなんだかな。
という土曜日の午後です。
久しぶりに淹れた朝のコーヒーが美味しすぎたので今からまた淹れようと思います。BGMは何にしよう。
今回でこのスイス旅は最終日です。
天気の悪いヨーロッパも風情があって良いもんです。
チューリッヒの美術館に行きます。
Kunsthaus Zürichという名前で1910年に美術館として建てられたらしい、この辺りは何でもかんでも古いですな。
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というわけでベルン中央駅から電車に揺られ1時間、チューリッヒです。
スイス随一の都会で、国際的な金融都市、いろんな面で栄えているということですね。
駅はさすがの風情のあるレンガ造り、路面バス用の電線(?)が多すぎて邪魔ですな。
とりあえず駅前のマックで一息、人通りは激しめ。
ここから歩いて20分ぐらいなのでゆっくり行きます。
チューリッヒの街自体はそんなに大きくもないので色んなとこ見に行きやすいし、一日で結構満足できそうです。
駅を背に、左側にはリマト川という大きな川が流れてます。
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この川沿いに沿って進むと色んな建物が両側に聳えているので散歩コースに良さげな道。
そして美術館着きました。
なんだか美術館というと外観もすごそうですが、思ったより簡素。
本館と新館の2つに分かれていて新館のほうはモダ~ンな感じ。
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とりあえず新館の方から入り、受付でチケット購入。
パンフレットと一緒に入場シールみたいなのが付いてくるので、それを服の見える所に貼っとく形式です。
3階建てになってて、右と左でギャラリーが分かれており、それぞれテーマごとに見れる作りになってます。
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荷物置きのロッカーがあるのが助かりますな。
パンフレット見ても良く分からないので一番下の部屋から順に行ってみます。
中世の画家の風景がから、現代の抽象画まで、とんでもない数の絵がそれぞれふさわしい額とともに並んでます。
ピカソ、ゴッホ、ダリ、モネ、
名前にだけ触れてきた昔の方々の作品。
とりあえず気に入った絵画の写真多めでお送りします。
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‐自画像‐
結構普通のおじちゃんよね
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‐可愛いイレーヌ‐
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一目で誰のか分かるのはすごい
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色使いが違う
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‐睡蓮‐
6mある超巨大油絵
見る人の視界を覆いたかったらしい
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これとても好き
ずっと立って見てたので足が疲れました。
新館の方も行きましょう。
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こっちは比較的新しめの作品が多めみたいです。
そして建物自体、見にくる価値があります。
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最後に新館の入り口近くにある「地獄の門」、ロダンという彫刻家が一生かけて作った作品らしく、同じシリーズの7つが世界中の美術館に散らばってるらしい。
その一つが見れるのは結構なことなんじゃないか。
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中世の詩人の書いた、「神曲・地獄編」という作品をロダンが解釈して作り上げたらしいですが、要は小説を映画にするみたいなもんでしょうか、真ん中上あたりには有名な「考える人」が鎮座していたり、見てて楽しい。
ちょっとさっぱりしすぎな気もしますがチューリッヒ美術館はこれにて。
あとの予定は、チューリッヒ中央駅の裏から出るFlixBusに乗るだけなので街散策してきます。
街中にはいくつも観光地が隣り合っているので歩いてて飽きることはなさそうだし公園もあるんで疲れたらすぐさま休憩できる街です。
何年前か忘れましたが、スイスに行きたくてネットで調べてみたら、「人生に疲れていますか?」「ホットラインで悩みを相談できます」みたいな広告がいっぱい出てきてそれ以上調べたくなくなったのを思い出しました。
懐かしい。
昔行きたがっていた場所に、気づいたら辿り着いてます。
それは道を外れていないと言うことであり、頑張ったということですね。
さて、そろそろ帰る時間です。
また5時間のバス旅を経て、ハイデルベルクまで戻ります。
スイスの特徴はとにかく自然と経済でしょう。
世界一の山脈と世界一の金融を合わせ持ってる国です。
とんでもない人たちですね。
人々の雰囲気としては結構ゆっくりしてると思います。田舎に行けば走ってる人すら見かけないぐらいに。
書いてる現在はスイスから帰ってきて3週間後ぐらいですが、
良いところだったなーと実感してます。
そしていつかこういう山々を一路駆け抜けるトレッキング旅をしてみたいと改めて実感しました。草原は緑色で動物に会える季節が良いです。
いつかやります。
どうもここまで有難うございました。
スイスの4日間、気持ちの晴れ晴れする旅でした。
なんだか旅ブログにしては感情の表現が少ないような気がしてますが、まあそのうちもっと書き慣れてくるでしょう、こんなところで勘弁してください。
そんじゃ!