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4年ぶりに学ぶ手話、あの空間の記憶。

大学2年生の頃、
福祉系の学部で手話サークルに入っている友達に
手話講座に誘われました。

規定の人数が揃わないと
開講できないということで
「興味ない?あったら来て!おねがーい!」
という感じで連絡をもらい、
「興味ある!勉強してみたい!行くー!」
と、二つ返事で参加を決めたわたし。

そうして
1週間に1度、全10回ほどの手話講座を
受けました。

手話に関して
なーんにも知らない状態で
深く考えずに返事をして参加しましたが、
凄く楽しくて
刺激的な学びの時間でした。

講座中は声でのお話はしてはいけないので、
手話を知らない・読み取れないわたしたちは
先生(ろうの方)に聞きたいことを
ジェスチャーや大きな口の動きで必死に伝えます。

先生も手話を使いながら
その意味を伝えて教えようと
あらゆる工夫をしてくれます。

どうしても伝わらない時や
ジェスチャーが難しい時は筆談を使いますが、
「分からない」とか「伝わってない」を
先生もみんなも楽しんでいて。

難しいなあ〜と思いながらも
それぞれが笑顔で伝える努力を続ける、
あの空間と空気がとても素敵だったなと
思います。

こんなコミュニケーションを通して、
簡単な自己紹介から
日常生活のよくある会話の手話を
聾の先生が丁寧に教えてくださり、
短い間だったけれど
楽しく魅力的な学びの時間を過ごしました。


あれから4年ほど。

たまたま
耳の聞こえないパパのいる
ほっこり家族のYouTubeに出会い、

「あ〜!
手話、せっかく教わったのに忘れちゃってるなあ」

ということに気づき、
また4年ぶりに勉強し始めました。

ここ半年は
手話が登場するドラマも
連続してやっているようですね。
観れてないけど、、、。

未だマスクが当たり前の世の中で
疎かにしがちな、
相手をよく見るコミュニケーション。

手話を学ぶ過程で、
あらためて
その大事さを教えてもらっている気がします。



今日も読んでいただき
ありがとうございました。

ヘッダーには
あたたかな手のイラストお借りしました。

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