メルメル

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メルメル

自分が書きたい物語を自由気ままに書いています!コメントでリクエストなども全然して頂いて大丈夫なので良かったらハートマーク付けて欲しいです!よろしくお願いします!

最近の記事

永久少年と妖怪姫 姫の危機と天界の青神編

昔、ある集落があった。その集落は天界にいる神に仕える不思議な力を持っていた。その中にある家族がいた。名は蒼那(あおな)という。この家族は異世界の妖怪の里を見守る神の一人、青神に仕える家系であった。毎日毎日信仰を続け、ひたすら仕えるのみ。そんなある日、家族は青神から一人の赤子を授けられた。 「これは私の子、今から十五年間お前らが家族となって育ててくれ、十五年後、またやって来る。それまでは仕えることはしなくて良い。」 と言い残し、青神はこの場を去った。家族はとても喜んだ。なぜなら

    • 永久少年と妖怪姫 穢れし森の人面樹編

      「ふう…着いたね、ここに広げようか。」 「「オッケー!」」 僕の名前はメル、異国の地、クントセイの里の森にピクニックに来ている不老不死の高校生。 「こうやって大量の紅葉見てると秋だって実感するよなぁ。」 「うむ、クントセイの紅葉はこの世界では最も綺麗だと言われているからな、妾もよくここへ来ていた。」 紅葉を見上げて景色に見とれているのが僕の親友、レン。そしてその隣にいるのがトヨ、先日起こった蝶妖怪誘拐事件の犯人だが、レンに本当の姿にしてもらったことで改心し、今は僕たちに付いて

      • 永久少年と妖怪姫 常世神の狂信洗脳編

        「すごい…ほんとに別の国に来たんだね…」 「これは驚いたぜ…」 「この国に来るの、何年ぶりかしら。」 「わーい!旅行だー!」 僕の名前はメル、親友のレン、サラ、テンキと妖怪が住む異世界で旅行中の不老不死の高校生。 何故旅行に来ているかというと、話は数時間前に遡り… 「はっ!ほっ!てやっ!」 「ふっ!ふっ!はぁっ!」 僕とレンがサラの家の庭で訓練をしていた。ここ最近はほぼ毎日やるようになってだんだんレンの動きが分かってきた頃だ。 「メルー!レンー!今日はその辺にしといたらどう

        • 永久少年と妖怪姫 妖怪市場の泥棒猫編

          僕の名前はメル、不老不死の力を持つ高校生。今は妖怪の里の市場に来てるんだ。 「はー…でっけぇなこりゃ…」 隣で市場の大きさに驚いてるのが友達のレン、表の顔は高校生だけど裏では名の知れた暗殺者。 「そうでしょ?ここでは妖怪の里で採れた物が全部集まってるのよ。」 市場の説明をしてくれるのはサラ、妖怪の里のお姫様だ。 「あたしも小さい頃よくここ来て色んな物食ったぜ!なあなあ!なんか買って帰ろうよ!」 元気にはしゃいでいるのはテンキ、妖怪天邪鬼の子供、サラの幼なじみであり、僕らの良い

        永久少年と妖怪姫 姫の危機と天界の青神編

          呪われた友を救い出せ 永久少年と妖怪姫〜サイドストーリー

          あたしはテンキ、妖怪の里に住む天邪鬼。昨日はメルがレンを助けたかっこいい話してくれたし、今日もレンがメルを助けた話してくれるんだって! 「…ねえ、ほんとにするの?この話されるのはちょっと気乗りがしないんだけど…」 「当たり前だろ、ほら、話を聞こうと待ってる人がいるんだぞ。」 「聞きたい聞きたい!」 「私も興味あるわ、昨日は楽しみすぎて夜もあまり眠れなかったし。」 「ええ…」 「じゃあ話すぞ、あれは俺がメルに助けられた後だったかな…」 俺はメルに無事幻夢から救い出され、感謝の

          呪われた友を救い出せ 永久少年と妖怪姫〜サイドストーリー

          友の幻夢からの脱出 永久少年と妖怪姫~サイドストーリー

          私はサラ、妖怪の里に住む妖怪よ。今日は私の家で人間界から来たメル、レン、そして私の親友のテンキの4人で話しているの。 「はは、本当にサラとテンキは親友だね。」 「そうだな、どこでも仲良しだしな。」 「まあね。」 「当たり前だ!」 「ところで、メルとレンも親友なんでしょ?なんかお互い助け合ったエピソードとか無いの?」 「聞きたい聞きたい!」 「…そうか、サラとテンキにはまだこの話はしてなかったっけ。」 「…ああ、そういうエピソードならあるぜ。お互いがお互いの為に死にかけてるエピ

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          永久少年と妖怪姫 妖怪大集合夏祭り編

          僕はメル、最近妖怪の里で戦闘ばっかしてる不老不死の高校生だ。人間界でも妖怪の里でも季節は夏になり、暑さが増してきている。今日は友達のレンを連れて、妖怪の里に来ていた。 「メル、なんでここに連れてきたんだ?」 「えーっと、実はさ、この妖怪の里で夏祭りをしようと思ってね。でも、妖怪達は夏祭りの事にあんまり詳しくないからレンにも来てもらって一緒に説明してもらおうっていうこと。」 「へー、夏祭りか。人間界のはたくさんいってつまらねえし、こっちでやってもいいかもな。」 「ということで、

          永久少年と妖怪姫 妖怪大集合夏祭り編

          永久少年と妖怪姫 玉兎との激戰編

          僕はメル、最近新しい仲間が増えて嬉しい不老不死の高校生だ。この前、サラの幼なじみのテンキが新しく友達になった。テンキは姫のサラとは少し違って、すごいボーイッシュな女の子。口調も男の子っぽくて目もキリッとしてるんだ。だけど、女の子っぽい面も多いけどね。そんな2人はいつも僕の事で喧嘩している。なんか、「メルの彼女はわたしだ!」ってずっと言い争ってるんだよね…僕はそんな事決めたことは無いんだけど…でも僕が口挟んでも聞かないんだよね…まあ、内容はともかく、喧嘩するほど仲がいいって言う

          永久少年と妖怪姫 玉兎との激戰編

          永久少年と妖怪姫 天邪鬼の叛逆編

          幼き名もない少女は周りの妖怪から虐げられてきた。殴られ、蹴られ、石なんかも投げられた。 そんな日が毎日続いたため、いつしか少女は心を閉ざし、他の妖怪への復讐を誓い、憎悪の炎を連ねていった。 僕はメル、最近妖怪の里で戦闘することが多くなってきた、不老不死の高校生だ。 つい先日、外れにある古屋敷の大蛇と地底間欠泉の怨霊を倒したんだけど… その時から、なんかサラが難しい顔をしてるんだよね。でも、本人は気づかずにやってるみたいだし、わざわざ教えるのもどうかと思うから、しばらく何も言

          永久少年と妖怪姫 天邪鬼の叛逆編

          永久少年と妖怪姫 地底の大怨霊編

          僕はメル、最近妖怪と暮らすのが楽しくなってきた不老不死の高校生。いやー、慣れって恐ろしいよね。最初は見ただけでビビってたのに…今は普通に仲良く話してるんだもの。まあ、そんなことはいいとして… 今日はサラがこの妖怪の里の変わったところを紹介してくれるという。 「この妖怪の里にはあまり妖怪が近づかない、怪しげな場所がいっぱいあるのよね。」 以前にそう言われた僕は、逆に興味が湧いてきた。 「妖怪があまり近づかない…ってことはあまり手入れがされてないところってことだよね?」 「ええ、

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          終わらない悪夢と終わらせる光

          眠る時にしか見れないもの、それは、夢。 いい夢を見る時もあれば悪夢を見る時もある。 でも、それがもし寝る度に悪夢しか見なかったら?その悪夢が現実のような悪夢だったら? これはそんな永遠の悪夢に抗う、1人の少年の物語。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 何回こんな目に遭わなくちゃいけないんだ。 怪物と死にかけになって戦ったり、自分が牢獄に囚われていたり、目の前で次々と人が死んでいったり。人々はこれを悪夢と呼ぶのだろう。しかし、僕が見る悪夢は少し特殊だ。5感がある、痛みもある、考えること

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          希望の暗殺者と呪われし人々 少年暗殺者と天を駆ける宝船~外伝

          俺はレン、表の顔は高校生、裏の顔は社会を生き抜く暗殺者だ。普段は高校生活を送りながら、人から依頼を受けた時はそっちを優先する形にしている。やりすぎで、バレたら厄介だしな。 まあ、俺が殺すのは一般の市民とかじゃない。 欲と金にまみれた汚い外道だけだ。そいつらだけは何があっても生かしちゃおけねえ。 さて、今日は土日を利用して田舎の街、怪異町に来ている。たまにはこういう所でのんびりするのもいいリフレッシュになるんだよ。暗殺ばっかしてても世界が血に染まるだけだ。そんなことはしたくねぇ

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          永久少年と妖怪姫 失われし月と太陽編

          僕はメル、不老不死の高校生。僕はひょんな事から今は妖怪の里にいる。詳しくは前までのやつを見て欲しいんだけど…って、僕誰に喋りかけてるんだろ?まあ、いいや。それで、僕は今妖怪の里の姫であるサラと話してるんだ。 「ところで、メルはなんでそんなに剣術を極めているの?誰かに教えてもらったの?」 「いや、独学だよ。ていうか、前に僕の友達のレンが来たでしょ?レンは人間界では一流の暗殺者なんだ。僕も最初出会った時は殺されかけたよ。思えば、そのタイミングだったね、不死に気づいたのは。んで、そ

          永久少年と妖怪姫 失われし月と太陽編

          少年暗殺者と天を駆ける宝船 永久少年と妖怪姫~外伝

          俺は、レン。何の変哲もない高校生だ。裏では殺し屋として名を馳せている。ん?殺し屋は変哲ありまくりだって?裏だからいいんだよ、気にすんな。さて、俺は今、友達を尾行している。そいつの名はメル。同級生で不老不死の力を持つやつだ。不老不死なんて聞いた時は驚いたが、まあ、普通に接しているうちにだんだん仲良くなって数少ない親友になった。そんなそいつの様子が最近おかしいんだよ。学校が終わったと思ったら、猛スピードでどこかに消えてるんだ。だから、俺は何をしてるか気になったんだよ。尾行を続けて

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          永久少年と妖怪姫 妖怪山の火炎竜編

          僕はメル、不老不死の力を持つ、いたって普通の高校生だ。え?不老不死は普通じゃないだろって?ま、まあ、いいじゃん…。さて、僕は今、妖怪の里でサラと元気に暮らしている、他の妖怪とも打ち解け、楽しい生活をしてるんだ。だけど、そんな生活にも一つ、気がかりなことがあってね… 「ねえ、サラ。気になることがあるんだけど」 「なに?」そう問うサラに僕は持っている水竜刀を磨きながら言った。 「前に、妖狐が里を燃やした事件あったでしょ?その時に、その狐が引っかかる事を言ってたんだよね。」そう言い

          永久少年と妖怪姫 妖怪山の火炎竜編

          永久少年と妖怪姫 Phantom Princess

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