見出し画像

Vol.3 ワーママが中学受験に挑戦した話(小5~学校見学あれこれ )

※これは私が現在中1の娘の中学受験で経験したことの振り返りです。話があちこちにそれるかもしれませんが・・・どうぞお付き合いくださいませ。(前回のお話はこちら

塾での小5は4年生の2月から!

小学校は4月からスタートですが、実は塾の「新5年生」は小学4年生の2月から始まっているのです。今までの4年生に比べてかなり授業時間が長くなります。
国語・算数は1科目につき約3時間。理科・社会でも1科目2時間ずつ。国・算の3時間は途中休憩をはさむので小さいお弁当を作って持たせてました。(お弁当を食べられる時間も20分ほどだったので、小さいおにぎり2個とおかずちょっと・・・くらいのボリュームです)
当時娘はピアノを習っていたので、それも含めた1週間はこんなスケジュールでした。
月:ピアノ 16:30~17:30
火:塾(国語)16:45~19:55※お弁当
水:なし
木:塾(算数)16:45~19:55※お弁当
金:なし
土:塾(理科&社会)14:30~16:35、16:45~18:50

(今見ても「すごいな・・・」と思うのですが、小6になると更にすごい・・・よく乗り切ったなと思います。)

学校見学始める

学校見学を始めたのは6月ごろからでした。塾などの模試を受けていると偏差値によってだいたいターゲットになりそうな学校を「安全校」「挑戦校」「中堅校」というレベル別にいくつかピックアップして教えてくれます。
それをベースにしつつ、娘と一緒に学校のホームページなどを見て「ここはどうかな?」と言いながら、実際に見学に行ってみる学校を決めていきました。
当時のカレンダーを見返してみると5年生の時の学校見学記録はこんなでした。
6月:3校(女子校2、共学1)
7~8月:1校(共学1)
9月:4校(女子校2、共学2)
10月:1校(女子校1)
夏が少ないのは学校側が夏休みだという事と、
9月が多いのは学園祭シーズンだからですね。

学校見学あれこれ

一口に「学校見学」と言ってもいろいろなパターンがあり、開催方式も学校によって様々です。一般的には以下4つくらいのパターンに分けられると思います。

① 説明会と校内見学
② 部活体験会
③ 授業体験会
④ その他イベント見学会

① 説明会と校内見学

これが最もベーシックかなと思います。前半は学校のホールなどに集まって校長先生や各教科の先生からのお話を聞きます。ここでは学校の教育方針、風土、授業の様子など様々なことが分かります。
その後は大体、少人数グループに分かれて校内を見学します。授業がある日は先生が引率して説明してくれるのですが、土曜日や試験休み期間などだと生徒さんが引率してくれるところもあります。
特に生徒さんが引率の場合は生徒ならではのお話もよくしてくれてとても楽しいし、子供も身近に感じるようです。(制服が何種類か組み合わせられるパターンだとこれが人気、とか、学食では大体みんなこれを食べる、とか・・・)

② 部活体験会

部活に興味がある子の場合はたいていこれに参加すると思います。うちの娘は特にスポーツなどしておらず、ピアノはやってるものの音楽部にも興味なし!という感じだったので5年生の時は特に参加しませんでした。
ですが学校によっては小学校にはない部活(例えば弓道部とか・・・)がすごく人気だったりして、部活体験はあっという間に埋まってしまったりするので、早めにリサーチしておくにこしたことは無いかなと思います。

③ 授業体験会

これは普通の授業体験だけでなく、その学校ならではの特色ある授業を体験できるケースもあり、気になる授業があればぜひお試ししてみると良いかと思います。
私と娘は気になる学校で、「PBL型授業」という学生が自ら問題を見つけ、解決する能力を育むことを目的とした学習方法を体験できる会を開催しており、試しに申し込んでみました。
もともと人前で発言するのが苦手な娘でしたが、先輩の生徒さんたちと一緒に話をすることですっかりこの授業が好きになり「楽しかった!」「行ってみて良かった!」となったのでこれもまた良い経験だったかなと思います。

④ その他イベント見学会

これはやはり「学園祭」が一番大きなイベントかなと思います。通常の学校見学を終えて2回目くらいに見に行けると尚良いです。
生徒さんの楽しそうな様子や先生との距離感なんかもとてもよく分かり「あ、ふだんはこんな感じで楽しくやってるんだな」というのが実際に子供を通わせた時のイメージにもつながります。
娘はこの学園祭の様子で「この学校はなんか派手な女子多くて嫌だな」「ここはみんな優しそうでいいな」とか色々考えていたようで、この後の志望校決めにはとても役立ったかなと思っています。

その他ミッション系スクールだとクリスマスシーズンにミサに参加できる、などもあったりして、これもまた良い機会かなと思います。

さいごに

当時は私も通信制大学に通っており(このあたりのお話はこちらで・・・)試験日程とあわせて学校見学の予定を組むのはとても大変だったのですが、
今でも「あちこち頑張って見ておいてよかったな」と思っています。

学校は本当に見てみないと分からないことが多いです。先生や生徒の立ち居振る舞い、服装の乱れ、校舎の清潔感、図書室の蔵書数や利用傾向、冷暖房などの空調設備、ICT教育の実情・・・単純なことかもしれませんが数え上げたらきりがないです。
それでも気になる学校は全て見ておくと、後から「ああすればよかった」「これ見ておけばよかった」という後悔が残らずに済みます。それが自分ではない、子供のことだからなおさらです。

さいごまで読んでいただきありがとうございました!
※(Vol.4)へ続く予定です。またお時間ある時に、お付き合いくださいませ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?