見出し画像

Vol.2 ワーママが中学受験に挑戦した話(小4~「受験する!」と言い出すまで)

※これは私が現在中1の娘の中学受験で経験したことの振り返りです。話があちこちにそれるかもしれませんが・・・どうぞお付き合いくださいませ。(前回のお話はこちら

小学4年生、自立し始める

コロナにより学級閉鎖が続いた前期でしたが、後期になると少しずつ学校に登校できるようになり、お友達との交流も復活してきました。(それまではとにかく遊ばせるのにも気を使い、家にはなるべく呼ばない、外で遊ぶ時も広い公園で少人数で・・・などだったので、みんなでワイワイ話せる学校はとても楽しかったようです)
そんなとき、突然娘が
「うち、中学受験するわ」
と言い出しました。

親、慌てる

え?え?と思いつつ、平静を装いながら「そうなんだー」と返しましたが、内心は頭の中がぐるぐるでした。
私の乏しい中学受験に対する知識では、
「子どもと一緒に少しずつ中学受験を考えましょう」
「子どもが自分から希望するのがベスト」

と聞いていたような気がするものの、実際にはまだまだ先だと思っていたのです。
加えてうちの娘はどちらかというと自己主張があまり強くなく、自分から何かをしたいということはあまりないタイプなので、なおさら驚きました。
「なんで?どうしてそう思ったの?」と聞きたい気持ちを抑えつつ、娘の次の言葉を待ちましたが、
その日はそれ以上特に何もなく、「おなか空いたー」とか違う話になって終わってしまったような気がします。。

随分後になって娘に「あの時どうしてそう思ったの?」と聞いたのですが、娘も正直あまり覚えておらず「うーん・・・なんか『かっこいい』とか思ったんじゃない?」とのことでした(適当だな・・・)。

親、ゆるく準備を始める

という訳で、少しずつですがまずは情報収集を始めました。
私が具体的にやったことは大きく分けて3つです。

① ママ友に聞く
(何よりもこれ!めちゃくちゃ参考になりました・・・!)
近所なので立ち話レベルでさらっと聞きやすく、地元近辺の情報について詳しい人は本当に詳しい!更に言うと同じワーママだったりして日中の時間がうまく取れない中でどんな風に情報収集してるか、やりくりしてるかがわかって「真のお役立ち情報はこれ!」と言っても過言ではないレベルです。
夏季講習の予定の組み方は?学校見学どのくらい行く?どんなところを見ている?いつ行ってる?時間帯は?塾や学校の先生とはどのくらい連携してる?数え上げたらきりがないくらい・・・本当にお世話になりました。

② 「中学受験案内」を買う
これも本当にお世話になりました・・・
首都圏版 中学受験案内」声の教育社
特に志望校をピックアップする時には本当に役立ちました。
学校の教育方針、授業の概要から部活・学校行事、お昼は給食かお弁当か、携帯電話はどうしてるか?災害時の対策はどうなっているか?参考偏差値や卒業後の進路など、知りたいことがほぼ網羅的に書かれてます。
子供の視点でいくと学校の制服はとても大事なので、パッと見でセーラー服かブレザーかなどが分かって「ここ見てみたい!」と希望がきけるのも嬉しい所でした。

③ 合同説明会に行ってみる
小4くらいだと志望校なんてまだまだ・・・な感じで、親も子もそれほど「こういう学校がいい!」という確固たる意志がある訳ではないと思います。
そういうときに便利なのが合同説明会です。
私立中学が複数校集まって開催するので、直接学校にいかなくてもある程度の雰囲気が味わえます。
特に学校によっては在校生が参加してるので、詳しい話を聞けたり、その学校の生徒さんの立ち居振る舞いなども参考にすることができます。
当時参加した娘は素敵な中学生のお姉さんたちとお話することができて、すっかり憧れてしまっていました。

ちょうどこの頃、塾でも中学受験に関するガイダンスが開催されました。小5になる前にある程度意志を確認しておく、学校見学を少しずつ始める、遅くても小5の夏休みくらいまでに行きたいところは直接見に行く(小6になると行く暇がなくなるので)など、受験するとなった場合のある程度のスケジュール感を教えてくれます。これも私にとっては本当にありがたく、今後の心構えが少しずつ出来上がっていくのを実感しました。

※(Vol.3)へ続く予定です。またお時間ある時に、お付き合いくださいませ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?